こんにちは。船橋市の内科、循環器内科、心臓内科、糖尿病内科のすぎおかクリニック院長、杉岡です。
最近、動悸や胸痛の症状で来院される方が増えています。
狭心症などの虚血性心疾患や、不整脈などによる症状でいらっしゃる方も勿論いますが、
中には心臓の病気が全く見当たらない人も多く見かけます。
心臓様症状と不安ストレス
そういった人の中の多くは、何かしらの不安を抱えて病院にいらっしゃっています。
例えば、家庭環境の不安、職場の人間関係の不安、新型コロナウイルスに伴う社会変化に対する不安、
外出を控えるなど生活リズムが狂ったことによる不安、などなど。
ストレスは自律神経を緊張させ、動悸などの胸部不快を引き起こすことがよくあります。
不安に関わる胸部症状の場合、多くが運動など何か気が紛れることをしているときは症状がなく、一人でぼーっと座っているときなど安静時に出現するケースが良く見られます。
しかも、その症状は何時間または一日中と長く続くことがあります。
自分で感じる胸部症状がストレスなどによるものなのか?それとも不整脈などの心臓発作によるものなのか?自分では解決は難しいと思います。
心配であれば、一度循環器専門医の診察を受けることをおすすめします。
当院は心臓血管病などの循環器疾患や高血圧、糖尿病などの生活習慣病に力を入れています。
動脈硬化を予防したい方、または心臓病を発症したあとの再発予防のかたなどが船橋市、鎌ケ谷市、習志野市,、市川市、千葉市を始め多くの方に来院頂いています。
在籍医師は、院長はじめ全員が循環器専門医資格を有しております。
医師、専門スキルを持った看護師(糖尿病療養指導士、抗加齢学会指導士、心臓リハビリテーション指導士)、専門エコー技師、経験豊富な医療事務の全員で、チームで患者さんを診療させていただいております。
どうぞ安心してご来院ください
タグ:不整脈 | 動悸 | 狭心症 | 胸痛
糖尿病薬のGLP-1を使ったダイエットの危険
2020年10月6日
こんにちは。船橋市の内科、循環器内科、心臓内科、糖尿病内科のすぎおかクリニック院長、杉岡です。
昨今、有る糖尿病薬が痩せ薬としてインターネットなどで広告としてうたわれているケースが増えているようです。
その薬は、GLP-1受容体作動薬という注射剤です。
海外で使われ始めていますが、日本では勿論保険適応外です。
GLP-1受容体作動薬の製造販売元4社は文書で適正使用を呼び掛け、同様に日本糖尿病学会からも見解・警告が出ています。
日本では、現時点で2型糖尿病のみ を効能・効果としており、それ以外の目的で使用された場合の安全性および有効性については確認されていないのです。
ということは思わぬ健康被害が出る可能性も否定できないわけですね。
手軽にダイエットとは考えず、地道に頑張りましょう~
当院は心臓血管病などの循環器疾患や高血圧、糖尿病などの生活習慣病に力を入れています。
動脈硬化を予防したい方、または心臓病を発症したあとの再発予防のかたなどが船橋市、鎌ケ谷市、習志野市,、市川市、千葉市を始め多くの方に来院頂いています。
在籍医師は、院長はじめ全員が循環器専門医資格を有しております。
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タグ:生活習慣病 | 糖尿病 | 薬
こんにちは。船橋市の内科、循環器内科、心臓内科、糖尿病内科のすぎおかクリニック院長、杉岡です。
今日は、「生活習慣病」の話です。
夫婦は、同じような食習慣、同じ要な運動習慣を取ることが多い、と考えられます。
そこで、夫が高血圧だったらその妻は高血圧になりやすいのか?
妻が糖尿病だったら夫は糖尿病になりやすいのか?
そんな研究報告がなされました。
生活習慣病の夫婦の一致
研究の結果、夫が高血圧だと妻が高血圧になるリスクは1.79倍。
夫が糖尿病だと妻が糖尿病になるリスクは1.45倍。
夫が脂質異常症だと妻が脂質異常症になるリスクは2.58倍、と生活習慣病のリスクが高いことが判明しました。
逆に妻が高血圧だと夫が高血圧になるリスクは1.82倍。
妻が糖尿病だと夫が糖尿病になるリスクは1.44倍。
妻が脂質異常症だと夫が脂質異常症になるリスクは2.49倍、と同様に生活習慣病のリスクが高かったのです。
生活習慣病改善のためには、夫婦で食事習慣や運動習慣を一緒に取り組む、という姿勢が大事なのかもしれません。
生活習慣病は高率に動脈硬化を引き起こし、狭心症や脳卒中などの心臓血管病を罹患しやすくなります。
まだ大丈夫、と決して思わないでくださいね。
当院は心臓血管病などの循環器疾患や高血圧、糖尿病などの生活習慣病に力を入れています。
動脈硬化を予防したい方、または心臓病を発症したあとの再発予防のかたなどが船橋市、鎌ケ谷市、習志野市,、市川市、千葉市を始め多くの方に来院頂いています。
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タグ:動脈硬化 | 生活習慣病 | 糖尿病 | 脂質異常症 | 高血圧
こんにちは。船橋市の内科、循環器内科、心臓内科、糖尿病内科のすぎおかクリニック院長、杉岡です。
今日は、肥満に関するお話です。
最近、若い人での肥満者をよく見かけますよね。
血液検査などでは特に異常もないし、体調もよいことから肥満を改善せずに生活し続けるとどんなことが起こりうるのでしょうか?
肥満の人が早期に減量することによって、早期死亡のリスクが大幅に減少することが判明した研究報告がなされました。
肥満と早期減量
アメリカの研究 です。対象患者約2万人をおそよ10年追跡調査しています。
その結果、BMI30以上の肥満の人、そしてBMI25以上の過体重の人が中年期までに普通体重に減量できれば、早期死亡率が12.45減少することが判明しました。
この研究は、特に肥満者の多いアメリカからの報告ですので、日本人にどこまで当てはまるかは不明ですが、少なくとも若いうちから肥満状態を続けていると、中年期以降に大きな病気にかかりやすい、そのためには中年になってから体重コントロールを始めても、もはやリスクを減らすには間に合わない可能性も有るということです。
みなさんも、肥満を甘く見ないでくださいね
当院は心臓血管病などの循環器疾患や高血圧、糖尿病などの生活習慣病に力を入れています。
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どうぞ安心してご来院ください
タグ:生活習慣病 | 肥満 | 論文
こんにちは。船橋市の内科、循環器内科、心臓内科、糖尿病内科のすぎおかクリニック院長、杉岡です。
今日は、お薬の話です。
薬
お薬には良い面と悪い面があります。人によってもすぐに薬に頼る人もいれば、絶対薬は飲まないと決めている人もいます。
そのために我々医療者は、常にそれぞれの薬のメリットとデメリットをしっかり把握し、個人個人にあった薬を使っていく必要があります。
言い換えると、その人にとって薬を使ったほうがメリットが高いのか、デメリットが高いのか?を考えるということです。
心不全の薬
今日は、特に心不全について話をしたいと思います。心筋梗塞や拡張型心筋症、重度の弁膜症などが原因で心機能が相当低下してしまう人がいます。そのために心臓を的確に機能させるための薬の投与が必要になります。
これらのかたには明らかに薬のメリットが高くなります。
しかしながら、重症心不全の方に対しては薬を使っても心不全を繰り返してしまう、入退院を繰り返してしまう人がいます。安定した日常生活を送れなくなってしまう。そういった人たちに使える薬に難渋することがあります。
そんな中、心不全の方に対する今までと全く違う作用の薬が使えるようになりました。
ARNIと呼ばれるこの新しい薬を使ったことで、心臓血管死や心不全の入院が20%ほど低下したという報告も出ています。(PARADIGM-HF試験)
「Angiotensin-neprilysin inhibition versus enalapril in heart failure」
今後、このような効果の高い薬を、効果が望まれる患者さんに使用することで、より多くのかたにお役立ていただければと思います。
当院は心臓血管病などの循環器疾患や高血圧、糖尿病などの生活習慣病に力を入れています。
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タグ:心不全 | 心筋梗塞 | 心臓血管病 | 狭心症
マスクで手指経由の感染を防ぐ
2020年9月15日
こんにちは。船橋市の内科、循環器内科、心臓内科、糖尿病内科のすぎおかクリニック院長、杉岡です。
ウイルス感染は、手指についたウイルスを顔に持っていくことで、粘膜を介して感染してしまう、とよく言われています。
つまり、顔を触る行為が新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大に影響を及ぼしている可能性があるということです。
マスクの効用に、そもそも手指で顔に触れてしまう行為をへらす効果があるのではないか?という研究 がイランでなされました。
「Face touching in the time of COVID-19 in Shiraz, Iran」
約1000人を対象に観察したところ、
92%は1時間に1回は顔に触れていた。
1時間あたりの平均接触回数はなんと約10回。
マスクをしないことで、マスクをしているグループと比べると、顔への接触頻度は1.5倍高いことが判明しました。
マスクにこんな効用もあったんですね。
当院は心臓血管病などの循環器疾患や高血圧、糖尿病などの生活習慣病に力を入れています。
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タグ:新形コロナウイルス | 論文
コレステロール低下薬とCOVID-19
2020年9月9日
こんにちは。船橋市の内科、循環器内科、心臓内科、糖尿病内科のすぎおかクリニック院長、杉岡です。
コレステロール低下薬としてよくつかわれている「スタチン製剤」が、新型コロナウイルスに対してどんな影響を及ぼすのでしょうか?
コレステロール低下薬とコロナウイルス
最近、このスタチン製剤が新型コロナウイルスの重症化を予防するかもしれない、という報告 がありました。
「Meta-analysis of Effect of Statins in Patients with COVID-19」
8,990例のCOVID-19患者を対象とした4つの研究を後ろ向きに解析しています。
その結果、スタチン非使用者と比較して、スタチン使用者では死亡または重症化のリスクが30%も大幅に減少したという結果が得られたのです。
この研究から言えること
スタチンに関するCOVID-19への影響に関しては、未だ確立していないというところです。
炎症反応の進行や肺損傷に対し保護的な役割を果たすというものと、逆に重症化やサイトカインストームに影響を及ぼすもの、という話も出ています。
今後のさらなる研究結果がまたれるところです。
スタチン製剤を服用されている方は、やみくもに情報に流されず、一喜一憂せず、基礎疾患へのケアを最優先してください。
慌ててスタチン製剤を中止することで、狭心症や心筋梗塞などの心臓血管病のリスクが跳ね上がる人がいますので。
当院は心臓血管病などの循環器疾患や高血圧、糖尿病などの生活習慣病に力を入れています。
動脈硬化を予防したい方、または心臓病を発症したあとの再発予防のかたなどが船橋市、鎌ケ谷市、習志野市,、市川市、千葉市を始め多くの方に来院頂いています。
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医師、専門スキルを持った看護師(糖尿病療養指導士、抗加齢学会指導士、心臓リハビリテーション指導士)、専門エコー技師、経験豊富な医療事務の全員で、チームで患者さんを診療させていただいております。
どうぞ安心してご来院ください
タグ:心筋梗塞 | 心臓血管病 | 新型コロナウイルス | 狭心症 | 生活習慣病 | 脂質異常症
こんにちは。船橋市の内科、循環器内科、心臓内科、糖尿病内科のすぎおかクリニック院長、杉岡です。
一般的に、加齢とともに血糖値があがってしまうために、狭心症や心筋梗塞などの循環器疾患リスクが加齢により増えてしまうと言われています。
でも年をとったから循環器疾患になってしまっても仕方ない、とあきらめるのはもったいないです。
加齢と血糖と心臓病
加齢とともに空腹時血糖値が大きく上昇するグループでは循環器病累積発症率が高い一方で、中年時に血糖値が高くてもその後適切にコントロールできたグループでは発症率が低くなった、という研究結果が国立循環器病センターから報告 されました。
「Longitudinal Trajectories of Fasting Plasma Glucose and Risks of Cardiovascular Diseases in Middle Age to Elderly People Within the General Japanese Population: The Suita Study」
この研究では3つのグループに分けて研究が行われました。
(1)中年期の血糖値は高いがその後適切にコントロールされた群、
(2)中年期から血糖値が緩やかに上昇する群、
(3)中年期から老年期に血糖値が急上昇する群
この3つのグループでの循環器病累積発症率は、(1)のグループが最も低く、順に(2)、(3)と上昇シていました。
何歳になっても、空腹時血糖値をしっかりコントロールすることで、循環器疾患の抑制はいくらでもできる、ということですね。
もう年だから好きなもの食べてやる、甘いものどんどん食べるぞ、という考えは間違っていますよ。
当院は心臓血管病などの循環器疾患や高血圧、糖尿病などの生活習慣病に力を入れています。
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タグ:心筋梗塞 | 心臓病 | 狭心症 | 糖尿病
こんにちは。船橋市の内科、循環器内科、心臓内科、糖尿病内科のすぎおかクリニック院長、杉岡です。
今日は、むくみ(下腿浮腫)についてのお話です。
むくみの種類と鑑別診断
むくみを訴えて多くの患者さんが当院にも来院されます。
むくみはあらゆる原因で発症します。
例えば、肝臓や腎臓の内臓障害によるもの。
心臓の機能が低下して、心不全を起こすともちろんむくみが生じやすくなります。
下肢に血栓が生じて血管がつまってしまう深部静脈血栓症でもむくみが出現します。
それ以外に、タンパク質不足などの低栄養、貧血、甲状腺機能異常でもむくみは出現しますし、
運動不足や長時間の立位・座位でも生じます。
そして、このむくみ、薬の副作用によって生じることがあります。
薬の副作用でむくむ
一番典型的にむくみの副作用をおこしやすい薬が降圧剤です。
一般的に降圧剤は、手足の血管を拡張させることで血圧を低下させます。
そのさいに、下肢の血管も拡張するので、むくみが生じやすくなるのです。
代表的な降圧剤であるカルシウム拮抗剤というタイプの薬で時折むくみを見かけます。
ただ、これを聞いてすぐに降圧剤を中止するのは危険です。
というのも、薬を中止した途端に血圧が急上昇するケースが多いからです。
薬には副作用が出ることもありますが、薬によって生じるメリットもたくさんあるのです。
もし、むくみが出現したときに薬の副作用が心配な場合は、是非かかりつけの医師に相談するか、循環器の専門医に相談することをおすすめいたします。
当院は心臓血管病などの循環器疾患や高血圧、糖尿病などの生活習慣病に力を入れています。
動脈硬化を予防したい方、または心臓病を発症したあとの再発予防のかたなどが船橋市、鎌ケ谷市、習志野市,、市川市、千葉市を始め多くの方に来院頂いています。
在籍医師は、院長はじめ全員が循環器専門医資格を有しております。
医師、専門スキルを持った看護師(糖尿病療養指導士、抗加齢学会指導士、心臓リハビリテーション指導士)、専門エコー技師、経験豊富な医療事務の全員で、チームで患者さんを診療させていただいております。
どうぞ安心してご来院ください
タグ:むくみ | 心不全 | 心臓血管病 | 深部静脈血栓症 | 薬 | 高血圧
肥満はCOVID-19を重症化させる
2020年8月31日
こんにちは。船橋市の内科、循環器内科、心臓内科、糖尿病内科のすぎおかクリニック院長、杉岡です。
今日は、肥満と新型コロナウイルスとの関係についてです。
以前から、重度の肥満(BMI40以上)では新型コロナウイルスが重症化しやすい、という方向はでていたものの、重度ではない肥満が新型コロナウイルスで重症化させるかどうか、はっきりとしていませんでした。
肥満とコロナウイルス
イタリアの研究チームから、BMI30~34.9の肥満でも、新型コロナウイルスに罹患すると重症化の恐れがあることが報告 されました。
「How important is obesity as a risk factor for respiratory failure, intensive care admission and death in hospitalised COVID-19 patients? Results from a single Italian centre」
その結果、BMI30以上の人の半数以上が呼吸不全をおこし、約3割の方が1ヶ月以内に亡くなられていました。
BMI30~34.9のかたで、呼吸不全のリスクは2.3倍、ICUへの入室リスクは4.96倍でした。
この研究からいえること
肥満は一種の慢性炎症状態と考えられ、免疫能自体が低下している可能性が指摘されています。
しかも、肥満のかたは、比較的高率に高血圧や糖尿病などの生活習慣病を(コロナウイルス増悪因子)を合併していることもあり、肥満の方は慎重に体重を落としていく必要が改めて大切であると考えられます。
高血圧、脂質異常症、糖尿病などの生活習慣病は、新型コロナウイルスの重症化の懸念だけでなく、動脈硬化に伴う狭心症などの心臓病リスクも高めてしまいます。
ぜひとも、自分の生活習慣、ライフスタイル飲み直しをしてみてくださいね。
当院は心臓血管病などの循環器疾患や高血圧、糖尿病などの生活習慣病に力を入れています。
動脈硬化を予防したい方、または心臓病を発症したあとの再発予防のかたなどが船橋市、鎌ケ谷市、習志野市,、市川市、千葉市を始め多くの方に来院頂いています。
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タグ:動脈硬化 | 新型コロナウイルス | 生活習慣病 | 糖尿病 | 肥満 | 高血圧