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糖尿病の人はインフルエンザで入院する危険性が高まる

こんにちは。すぎおかクリニック院長、杉岡です。

今日は、『糖尿病とインフルエンザ入院の関係』についての話です。

糖尿病とインフルエンザの重症化

糖尿病になると、免疫機能の低下や感染からの防御機能が低下することが心配されます。もちろんインフルエンザにかかったときに重症化しないか、も心配です。

今回、2009年にインフルエンザがパンデミックを起こしたときに、インフルエンザによる入院が糖尿の有無でどう変わるのか?という研究報告がノルウェーからなされました。

『Higher frequency of hospitalization but lower relative mortality for pandemic influenza in people with type 2 diabetes』

ノルウェー国民の299万2,228人の医療情報データを追跡分析を行いました。

その結果、非糖尿病のインフルエンザで入院した割合に対して、糖尿病患者さんにインフルエンザ入院は約2.46倍と増加が見られたというのです。

また、糖尿病患者さんの中で予防接種を受けていた場合、予防接種を受けていなかったグループの入院率よりも78%も低下していました。

非糖尿病患者さんの中でも、予防接種を受けたことで入院の割合は59%低下していました。

インフルエンザの予防接種が、いざインフルエンザにかかったときでも重症化を防ぐのだ、という一つのエビデンスが出たわけですね。

 

 

当院は循環器疾患や糖尿病などの生活習慣病に力を入れています。

動脈硬化を予防したい方、または心臓病を発症したあとの再発予防のかたなどが船橋市、鎌ケ谷市、習志野市,、市川市、千葉市を始め多くの方に来院頂いています。

<院長プロフィール>

地元船橋の大穴北小学校第一回卒業生です

大穴中学校、県立千葉高校卒業

平成3年千葉大学医学部卒業

平成6年より2年間船橋市立医療センター勤務

平成8年 倉敷中央病院で循環器の専門トレーニング

平成9年より平成26年3月まで船橋市立医療センター心血管センター循環器内科副部長として勤務

平成26年5月すぎおかクリニック開院

<取得資格>

医学博士、日本内科学会認定医、日本循環器学会専門医、日本心血管インターベンション治療学会専門医、抗加齢医学会専門医、日本医師会認定健康スポーツ医など

 

 

 

インフルエンザワクチンは喘息を悪化させるのか?

こんにちは。すぎおかクリニック院長、杉岡です。

今日のテーマは、『インフルエンザワクチンは喘息を悪化させるのか?』です。

インフルエンザワクチン

今年(2019年)は例年よりインフルエンザの流行が早くなっています。インフルエンザの重症化や合併症を防ぐためにワクチン接種が推奨されています。

しかしながら、インフルエンザワクチンの摂取が気管支喘息を悪化させるのではないか?という懸念が残ります。

今回、NEJM誌(ニューイングランドジャーナルオブメディスン)に、喘息患者さんがインフルエンザワクチンを接種して、喘息発作が悪化するかどうかという研究発表が投稿されました。

インフルエンザワクチンと喘息

『The Safety of Inactivated Influenza Vaccine in Adults and Children with Asthma』

『喘息の成人および小児における不活化インフルエンザワクチンの安全性』

対象と方法:喘息患者2032名で、プラセボ対照群との間で接種後2週間以内での喘息発作の増悪の有無を比較検討しました。

結果:喘息増悪の頻度は,インフルエンザワクチンの接種後とプラセボ接種後の 2 群間において同程度でした(28.8% Vs 27.7%)。

インフルエンザは、高齢者や小児、また喘息などの呼吸器系の基礎疾患を抱えている人は合併症を起こしやすく、重症化しやすいとも言われています。

みなさんも、インフルエンザにかからないように今一度、手洗いやうがいの励行に努めましょう。

 

 

当院は心臓血管病などの循環器疾患や糖尿病などの生活習慣病に力を入れています。

もちろん気管支喘息などの呼吸器疾患の方も診させて頂いています。

動脈硬化を予防したい方、または心臓病を発症したあとの再発予防のかたなどが船橋市、鎌ケ谷市、習志野市,、市川市、千葉市を始め多くの方に来院頂いています。

<院長プロフィール>

地元船橋の大穴北小学校第一回卒業生です

大穴中学校、県立千葉高校卒業

平成3年千葉大学医学部卒業

平成6年より2年間船橋市立医療センター勤務

平成8年 倉敷中央病院で循環器の専門トレーニング

平成9年より平成26年3月まで船橋市立医療センター心血管センター循環器内科副部長として勤務

平成26年5月すぎおかクリニック開院

<取得資格>

医学博士、日本内科学会認定医、日本循環器学会専門医、日本心血管インターベンション治療学会専門医、抗加齢医学会専門医、日本医師会認定健康スポーツ医など

 

 

 

インフルエンザの流行期に突入

こんにちは。すぎおかクリニック院長、杉岡です。

11/15日、厚生労働省が全国的なインフルエンザの流行シーズンに入ったと発表しました。

昨年より4週間早いシーズン入りとなっています。

うがい手洗いの徹底など、今一度みなさんも注意を注いでくださいね。

当院では11/19日時点でワクチン在庫が確保できています。

少量ですが、チメロサールフリーワクチンもご用意できています。

インフルエンザが船橋でも流行しています。

こんにちは。すぎおかクリニック院長、杉岡です。

全国的にインフルエンザのシーズンに入ってきましたが、早くも船橋市でも流行してきています。

先日の発表では、船橋市内の幼稚園でインフルエンザ蔓延による学級閉鎖がでています。

インフルエンザの予防接種を早めに受けることを心がけ、今一度手洗いやうがい、十分な睡眠などに気をつけましょう。

タバコを吸うと、インフルエンザにかかりやすい

こんにちは。すぎおかクリニック院長、杉岡です。

今年は例年より、インフルエンザの流行がものすごく早くなっています。

ちゃんと、インフルエンザ対策はしていますか?

今日のテーマは『喫煙とインフルエンザ発症の危険性』についてです。

喫煙とインフルエンザ

The Journal of infection誌に発表された報告があります。

9つの研究から約40000人の方を対象に、喫煙とインフルエンザ発症のリスクを検討しています。

その中の6つの研究から得られた結果は、喫煙者は非喫煙者と比べてインフルエンザの発症リスクが34%高かったと言うものでした。

そして、残りの3つの研究から得られた結果は、喫煙者のインフルエンザ発症リスクが非喫煙者と比較して5.69倍も高かったのです。

タバコの怖さ

タバコの怖さは本当にたくさんあります。肺がんを始めとするがんのリスクが高くなったり、肺気腫などの慢性呼吸器疾患を引き起こす。動脈硬化も増悪させ、心筋梗塞や脳卒中にもかかりやすくなります。

今回、インフルエンザにもかかりやすくなっていたことが判明したことで、ますます禁煙の必要性が出てきたと言えると思います。

タバコをなかなかやめられないかたへは、禁煙外来という方法もあります。当院でも、タバコをやめられない方のために禁煙外来を実施しています。

禁煙したいかたは是非ご相談にいらしてくださいね。

<院長プロフィール>

地元船橋の大穴北小学校第一回卒業生です

大穴中学校、県立千葉高校卒業

平成3年千葉大学医学部卒業

平成6年より2年間船橋市立医療センター勤務

平成8年 倉敷中央病院で循環器の専門トレーニング

平成9年より平成26年3月まで船橋市立医療センター心血管センター循環器内科副部長として勤務

平成26年5月すぎおかクリニック開院

<取得資格>

医学博士、日本内科学会認定医、日本循環器学会専門医、日本心血管インターベンション治療学会専門医、抗加齢医学会専門医、日本医師会認定健康スポーツ医など

 

インフルエンザワクチン入荷しています

10/1日(火曜日)からインフルエンザワクチン接種を開始しています。

料金は4500円(税込み)となります。

ご予約は不要ですので、直接ご来院ください。

また、当院には、チメロサールフリーのインフルエンザワクチンもご用意しています。

在庫に限りがありますので、お早めのご来院をお勧めします。よろしくお願いいたします。

当院では、船橋市のお住いの方だけでなく、鎌ケ谷市や習志野市、市川市など近隣にお住まいの方も多くの方がワクチン接種にいらしています。

インフルエンザ警報が発令されています

こんにちは。船橋市の内科、循環器内科、心臓内科、糖尿病内科のすぎおかクリニックです。

インフルエンザA型が船橋市でも大流行していますね。

千葉県では1/9にインフルエンザ注意報が発令されていましたが、国の定める警報基準値を超えたため、

1/16日にインフルエンザ警報が発令されています。

東京都でも、12/17日にインフルエンザ警報が発令されましたね。

まだまだ、インフルエンザの勢いは止まりそうになく、感染拡大が懸念されるところです。

咳エチケットとしてのマスク着用や、こまめなうがい、手洗いなど、自分でできる基本的な予防をくれぐれも怠らないようにお気を付けくださいね

 

 

インフルエンザの予防に効くかも?!

こんにちは。すぎおかクリニック院長、杉岡です。

今、爆発的にインフルエンザが流行していますが、皆さんは大丈夫ですか?

そこで、今日のテーマは、『インフルエンザの予防』です。

基本的な予防方法

まずは、基本的なインフルエンザの予防のおさらいです。

1 人ごみ、繁華街へ出かけることを控える

2 手洗い、うがい

3 喉の乾燥を防ぐ、頻回に水分を摂る

4 十分な栄養と休息をとる

これらは、基本的なインフルエンザ予防、風邪予防と言われています。

最近は、緑茶のカテキンが殺菌効果が高いということで話題になっていますよね。

しかし、緑茶を上回る殺菌効果があるかも、と期待されている飲み物があります。

インフルエンザを予防する飲み物 紅茶

それが、紅茶です。

一部の実験によると、紅茶に含まれるポリフェノールが非常に殺菌効果が高く、

しかも、紅茶の飲用頻度が多いほど、殺菌効果がたかかったというのです。

インフルエンザ菌は、口腔内に長くとどまることで発症しやすくなります。

そこで、頻回に紅茶を口にすることで、インフルエンザの菌を胃に流し込み、殺菌。

紅茶ポリフェノールと胃酸による殺菌。

インフルエンザ予防に、毎日の紅茶生活始めてみませんか?

<院長プロフィール>

地元船橋の大穴北小学校第一回卒業生です

大穴中学校、県立千葉高校卒業

平成3年千葉大学医学部卒業

平成6年より2年間船橋市立医療センター勤務

平成8年 倉敷中央病院で循環器の専門トレーニング

平成9年より平成26年3月まで船橋市立医療センター心血管センター循環器内科副部長として勤務

平成26年5月すぎおかクリニック開院

<取得資格>

医学博士、日本内科学会認定医、日本循環器学会専門医、日本心血管インターベンション治療学会専門医、抗加齢医学会専門医、日本医師会認定健康スポーツ医など