ペースメーカー

ペースメーカー

ペースメーカー

ペースメーカーは洞不全症候群や房室ブロックなど、脈が遅くなる徐脈という状態で、自分だけでは十分な脈拍数が保てない人に埋め込まれるものです。
よく、疑問に思われていることをお聞きするのが、「私の不整脈は将来ペースメーカーを入れることになるのでしょうか?」という質問です。

一般的な不整脈全ての患者さんに適応があるわけではありませんのでご安心ください。
当院にも多くのペースメーカー留置後の方が来院されています。
ペースメーカー留置後は、電池の消耗やリードの断線などが起きていないかなどの定期的なチェックが必要となります。もちろん当院ではペースメーカーチェックという形でペースメーカーが正常に働いているかを定期的に検査することをおこなっています。

ペースメーカーを留置されている人のためにペースメーカーに影響を及ぼす、または影響を及ぼす可能性のあるものをお伝えします。
低周波治療器、高周波治療器、発電設備、高電圧設備、レーダーのアンテナ、電磁調理器、IH炊飯器、体脂肪計、強力な磁場を発生する場所
携帯電話はペースメーカーから15センチ離して使えば安全と言われています。

医療機器でもペースメーカーに影響を及ぼすものがあります。MRI検査はその代表です。(今はMRI対応可能のペースメーカーを使われています)。一方で心電図やレントゲン、エコー検査などは全く問題ありません。