院長ブログ

患者さんの声を頂きました

こんにちは。船橋市の内科、循環器内科、心臓内科、糖尿病内科のすぎおかクリニック院長、杉岡です。

先日、院内でおこなったアンケートの結果がインターネットで公開されています。

https://caloo.jp/hospitals/detail/4120000747/postcards

とてもうれしい声をたくさんいただきました。

下記はその一例です。

『受付、看護師さんの対応は最高。先生は間違いなくトップクラス。こちらで治らないなら、どこでもアウト。年寄りですから寿命と思います。』

皆様からのお褒めの声が、何よりも私たちの最高の喜びです。

この声に甘えないよう、スタッフ一同気を引き締めて引き続き船橋市地域の皆様に貢献して参ります。

今後ともよろしくお願いいたします。

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心電図検査で異常があるといわれたら

こんにちは~ 船橋市の内科、循環器内科、心臓内科、糖尿病内科のすぎおかクリニック院長、杉岡です。

今日のテーマは、『心電図検査で異常があるといわれたら』 です。

心電図異常の種類

心電図の異常にはいろいろな種類があります。もちろん、細かい病名まで上げればきりがありませんが、心電図検査でわかる異常は大きく2つあると思います。

一つは脈、リズムの異常。いわゆる不整脈です。たとえば、期外収縮、心房細動、などがその一例に当たります。

二つ目は血流の異常です。これは心臓に栄養を送る血管(冠動脈)が動脈硬化などがもとで狭くなったり詰まったりしている状況で、狭心症や心筋梗塞がそれにあたります。

でも心配することはありません。心電図の異常があるからすぐに心臓に異常があるというわけではありません。心電図が異常でも心臓はなんでもない人はたくさんいらっしゃいます。

では、心電図異常が見つかった場合、どんな検査をすればよいのでしょうか?

心電図異常が見つかった場合の検査

一つ目は不整脈が見つかった場合です。この場合、まずはホルター心電図(24時間心電図)を受けることをお勧めします。ホルター心電図とは、まさに24時間心電図を装着したまま日常生活を送ってもらうというものです。

最近のホルター心電図機械は相当小さく、ものによっては入浴が可能となっており、日常生活にはなんらさしつかえありません。ただ、大事なことは、その検査結果をどう読み取るか?です。不整脈が少し出ているからといってやみくもに投薬を受ける必要はありません。たいていの不整脈は投薬なしで済むものなのですから。もし、あなたが不整脈の薬を飲んでいるならば、本当にその薬が必要なのか、一度循環器専門医をもつクリニックへの受診が必要です。

二つ目は、狭心症などが疑われた場合です。この場合、必要な検査が運動負荷心電図です。狭心症は、心臓に流れる血液が足りていない状態、ですから運動をすることで心臓に栄養が十分行き渡っているかが判別できるのです。

それに加えて心臓超音波(心臓エコー)検査も必要です。

心電図異常をほおっておくと、心筋梗塞などの重大な病気を見過ごしてしまうこともあります。たとえ、なんの症状もなくても一度心電図異常を指摘されたら循環器専門医のいる循環器内科クリニック、心臓内科クリニックへ相談されてください。

 

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糖尿病の治療目標

こんにちは! 船橋市の内科、循環器内科、心臓内科、糖尿病内科のすぎおかクリニック院長、杉岡です。

今日のテーマは『糖尿病の治療目標』についてです。

糖尿病をどこまで頑張るか?

糖尿病の治療の経過をみるうえで、HBA1c(ヘモグロビンエーワンシー)という指標が一般的に使われています。HBA1cとは過去1か月から2か月の糖の平均値を表します。

ですから、病院にかかる際に数字を下げようとおもって前日に甘いものを控えておこう、という方がよくいますが、残念ながらこれは無意味なのです・・・

そして、糖尿病のHBA1cの目標値は下記の図のようになっています。

つまり、どこを目標に置くかにおいて目標値が変わってくるということです。そしてこれは年齢でも変わってくると思います。

(日本糖尿病学会より)

 

 

糖尿病合併症予防という観点から

糖尿病にかかると、実に様々な合併症を併発します。

糖尿病性の動脈硬化から心筋梗塞や脳卒中、閉塞性動脈硬化症を起こす場合。

糖尿病性神経障害で下肢のしびれがとれない場合。

糖尿病性腎症で腎臓の機能が低下してしまい、将来透析を余儀なくされる場合。

糖尿病性網膜症で網膜の血管が出血などしてしまい、最悪の場合失明する場合。

これらは、糖尿病の合併症としては一部です。しかも、これらの合併症は何の症状もないまま、ひたひたと忍び寄ってきます。症状が出た時には合併症が相当進んでいる場合も少なくありません。

そういう意味ではまずHBA1cの目標値を7.0%にしておく必要があります。

そして、その目標が達成できたら、糖尿病の正常化を目指していきましょう。

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糖尿病予備軍

こんにちは! 船橋市の内科、循環器内科、心臓内科、糖尿病内科のすぎおかクリニック院長、杉岡です。

今日のテーマは糖尿病です。その中でも、『糖尿病予備軍』についてお話させていただきます。

糖尿病予備軍とはどんな状態なの?

糖尿の程度は大きく3つに分かれています。一つは完全に正常で、全く糖尿の気がない状態。一つはまさに糖尿病と言われる状態。そしてもう一つが血糖が正常ではないけど、まだ糖尿病と言うほどでもない状態。

この状態を糖尿病予備軍、または境界型糖尿病を呼びます。

そしてこの3つのグループは正確に血糖値などで分類分けされています。

あなたは正常か?糖尿病か?境界型か?

まず空腹時の血糖値で分類する方法があります。空腹時の血糖値が110~125mg/dlだったら・・・、あなたは境界型糖尿病の可能性があります。

同様にヘモグロビンエーワンシー(HBA1c)という指標があります。これは過去1~2か月の血糖の平均を表しています。この数字が6.0%~6.4%だと糖尿病の疑いが否定できない、ということになります。

糖尿病予備軍の方への検査

75gOGTT検査という検査が推奨されます。これは、医療用のサイダーを飲んでいただき、その前後で血糖を計測することで、隠れた糖尿病を見つけ出すというものです。

血糖値が境界型の方は、正常な人に比べ、なんと6~20倍も多く糖尿病を発症すると言われており、将来糖尿病を発症する確率が高い状態なのです。

もし、健診などで糖尿病予備軍と言われていたら、是非75gOGTT検査を受けることをお勧めします。

当院でも、この75gOGTTは検査可能ですので御心配な方は是非一度ご来院くださいね。

 

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虚血性変化

こんにちは~~!! 船橋市の内科、循環器内科、心臓内科、糖尿病内科のすぎおかクリニック院長、杉岡です。

今日のテーマは『虚血』です。

虚血って何?

虚血という言葉はあまり聞きなれない言葉かもしれません。ただ、健康診断などでよく心電図検査のあとに「虚血性異常あり」と診断される方がいます。または、「ST変化あり」などで表現されることもあります。

そもそも、虚血とはどんな意味でしょうか?

簡単に言うと、虚血とは、血液の循環が足りなくなっている状態です。たとえば、心臓に栄養を送る血管である冠動脈が狭くなれば、虚血性心疾患、狭心症、心筋梗塞とよばれます。

脳の血管に虚血がおきれば脳虚血、一時的に脳に虚血がおきれば『一過性脳虚血発作』と言われます。

腸の血管に虚血がおきれば、腹痛などが出現し、「虚血性腸炎」とよばれます。

足の血管に虚血がおきれば、「閉塞性動脈硬化症」などと呼ばれます。

つまり、全身のどの動脈でも狭窄や閉塞をおこせば、その部位は「虚血性変化」をおこすというわけです。

心臓の虚血性変化

心臓の虚血性変化のことを「虚血性心疾患」と呼びます。心臓に虚血性変化が起きると、胸痛や息切、胸部不快、胸部違和感、背部痛、肩の痛み、人によっては歯が痛む人も。

そして困ったことに虚血になっても痛みを全く感じない人もいてその発見、検出は意外と厄介です。

虚血性変化を検出、見つけ出す場合は積極的な検査が必要です。

まずは運動負荷心電図。普通の心電図では異常がなくてもひとたび運動負荷をかけて心電図をとってみると、隠れた虚血性心疾患の人を見つけ出すことも可能です。

虚血性心疾患をほおっておくと

心臓の血管が狭くなり、詰まってくると心筋梗塞をおこします。心筋梗塞は突然発症し、あっというまに命を奪っていく恐ろしい病気です。

ですから、虚血性心疾患が強く疑われる場合は、上記の写真のように、冠動脈造影検査を行う必要があります。この写真でも、お分かりのように一か所狭窄がみられますよね。ここを見つけ出すことがとても重要です。

虚血性心疾患を見逃さないために

生活習慣病や動脈硬化、高血圧、糖尿病、心筋梗塞の家族歴などあるかたは、まずは運動負荷心電図を受けてください。

循環器専門医のいるクリニック、病院であれば検査可能なはずです。

もちろん、当院でもほぼ毎日この検査を施行し、多くの皆様の心筋梗塞の予防に一役買っています。

すぎおかクリニックはスタッフ一同で船橋市、習志野、鎌ヶ谷、市川市などにお住いの皆様の健康に少しでも貢献できるよう、安心して皆様をお迎えできるよう、日々頑張っています!

今後ともよろしくお願いいたします!

 

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狭心症と心筋梗塞

こんにちは~。船橋市の内科、循環器内科、心臓内科、糖尿病内科のすぎおかクリニック院長、杉岡です。

今日は、みなさんがよく耳にする言葉、狭心症と心筋梗塞の違いについてお話ししますね。

狭心症って何?心筋梗塞って何? 何が違うの? そんな話をしていきましょう。

狭心症と心筋梗塞の共通点

この病気はどちらも心臓に栄養を送る血管(冠動脈)の病気ということで一致します。心臓には、その周りに冠動脈と呼ばれる血管があり、心臓が正常に動くように栄養を与えています。

しかし、年齢に伴う動脈硬化だったり、ストレス過剰に伴う冠動脈の痙攣(攣縮)が原因で冠動脈が狭くなったり、詰まってきたりするのです。

そうすると、心臓の筋肉には十分な栄養が行き渡らなくなり、何かの拍子に胸が痛い、苦しい、と言った症状が出ることになります。

狭心症と心筋梗塞の違いとは?

この二つの病気の根本的な原因はほぼ同じです。簡単にいえば、冠動脈がどの程度まで狭くなってしまったか?心臓の筋肉がどの程度ダメージを受けたか、で狭心症か心筋梗塞かが決まってきます。

狭心症は、冠動脈が狭くなって来たり、閉塞を起こしていても、心臓の筋肉にはダメージを受けていない状態を指します。

一方、心筋梗塞は冠動脈が詰まってしまったせいで、心臓の筋肉絵の栄養が完全に遮断された結果、心臓の筋肉(心筋)が壊死してしまう状態を指します。

ですから、壊死の大きさによっては心臓の機能が非常に低下したり、場合によっては命に関わる事態となります。

狭心症と心筋梗塞の対処法

どちらの病気も心臓の血管(冠動脈)に問題があるわけです。ですからこの冠動脈を治療し、広げ、再度心筋への血流を回復させてやることがなによりも大事になります。

治療法としては、薬物用法、ステント留置方法、状況がシビアであればバイパス手術が選択されることもあります。

狭心症と心筋梗塞の予防法

これは、日常の生活習慣をいかにあらためるか、にかかってきます。塩分の取りすぎによる血圧上昇、糖分とりすぎによる糖尿、カロリー過多や運動不足に伴う肥満、メタボ。睡眠不足、食事の偏り、ストレスなども病気の原因になりますので、普段の生活を是非一度振り返ってみてくださいね。

すぎおかクリニックでは、船橋市をはじめ、市川市、鎌ヶ谷市、習志野市、などの船橋近隣にお住いの方の狭心症、心筋梗塞の患者さんを多数拝見しております。

狭心症、心筋梗塞は普段の管理、再発予防、定期的な検査がとても重要です。

なにか気になることがあれば、いつでもご相談くださいね。

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ペースメーカー外来

こんにちは。船橋市の内科、循環器内科、心臓内科、糖尿病内科のすぎおかクリニック院長、杉岡です。

今日はペースメーカーについてお話ししますね。

 

当院ではペースメーカー外来を行っています。ペースメーカーには多くの会社があるので、会社によっては予約なしで即日チェックすることができます。当院ではメドトロニック社製のペースメーカーはその場でペースメーカーチェックを行えます。(一部対応していない機種もありますのでご相談ください)。http://www.medtronic.com/jp-ja/index.html

 

違う会社の場合は、ペースメーカーチェックの日を設けていますので、その日に合わせて来院頂いております。

ペースメーカーって何?

ペースメーカーは、脈が遅くなる徐脈という状態で、自分だけでは十分な脈拍数が保てない人に埋め込まれるものです。

その大きさは数センチほどのもので、10年前とは比べ物にならないほどコンパクトになってきています
よく、疑問に思われていることをお聞きするのが、「私の不整脈は将来ペースメーカーを入れることになるのでしょうか?」という質問です。
一般的な不整脈全ての患者さんに適応があるわけではありませんのでご安心ください。

ペースメーカーが必要な病気とは?

脈が遅くなる徐脈にもいくつか種類があります。そもそも心臓には天然のペースメーカー(洞機能)が皆さんの心臓の中に存在しています。その部分の機能が低下してしまい。脈が遅くなる状態のことを洞不全症候群と呼びます。また、洞機能には問題ないものの、心臓内を流れる電気の通り道が一部遮断、ブロックされる方がいます。その中でも房室という場所で電気の流れが遮断される病気を房室ブロックと呼びます。また、心房細動という不整脈のひとでもとても脈拍が少ない人もいます。

このように、いくつかペースメーカーの適応となる病気はありますが、お分かりのように、いずれもかなり専門的なもの。本当にペースメーカーが必要かどうかは循環器専門医への相談が必要となります。

ペースメーカーの管理

当院にも多くのペースメーカー留置後の方が来院されています。
ペースメーカー留置後は、電池の消耗やリードの断線などが起きていないかなどの定期的なチェックが必要となります。でいれば半年に一度は来院され、チェックを受けつことをお勧めします。

もちろん当院でもペースメーカーチェックという形でペースメーカーが正常に働いているかを定期的に検査することをおこなっています。

ペースメーカーと日常生活

ペースメーカーを留置されている人のためにペースメーカーに影響を及ぼす、または影響を及ぼす可能性のあるものをお伝えします。
低周波治療器、高周波治療器、発電設備、高電圧設備、レーダーのアンテナ、電磁調理器、IH炊飯器、体脂肪計、強力な磁場を発生する場所
携帯電話はペースメーカーから15センチ離して使えば安全と言われています。
医療機器でもペースメーカーに影響を及ぼすものがあります。MRI検査はその代表です。(今はMRI対応可能のペースメーカーを使われています)。一方で心電図やレントゲン、エコー検査などは全く問題ありません。

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徐脈 

こんにちは。船橋市の内科、循環器内科、心臓内科、糖尿病内科のすぎおかクリニック院長、杉岡です。

今日のテーマは『脈』についてです。

脈の異常にはどんな種類があるの?

脈の異常にはいろいろな種類があります。たとえば、脈のリズムが不整になるもの。期外収縮、心房細動などがそうです。または脈のスピードに異常のあるもの。脈が速くなりすぎる頻脈、遅すぎる徐脈があります。その中でも今日は、『徐脈』についてお話ししましょう

徐脈とは?

徐脈とは、文字通り脈が遅くなるというもので、健康診断でたまたま指摘されるか、自分で脈を測ってみたらたまたま遅い気がした、とのことで相談される方がほとんどです。

一般的に、1分間の脈拍が50回以下だと徐脈といわれます。

たいていの徐脈は、治療の必要のないものですが、時々治療を必要とする方がいらっしゃいます。

では、そういった治療を要するかどうかの判別にどんな検査をすればよいのでしょうか?そして必要な場合、どんな治療や対処をすればよいのでしょうか?

徐脈のかたへの検査

まずはとにもかくにも心電図検査が最も基本的なものです。この検査だけでわかることもあります。

ただ、心電図はほんの1分ほどしか記録しないので、徐脈を見過ごしてしまうことがあります。というのも、この徐脈、24時間出続ける場合と発作的に一時的にしか出ない場合があるからです。

発作的にしか出ない場合、最も有効な検査がホルター心電図と呼ばれる検査で、24時間心電図ともいいます。この検査は24時間携帯型の心電図を装着していただき、まさに丸一日の脈の変化を記録できる優れものです。装着は非常の手軽で、装着したまま日常生活は可能ですし、機器によっては入浴も可能です。

次に必要なけんさは心臓エコー検査です。これは、脈の遅いかたの基本的な心臓の動きをみるもので、心臓機能が悪い方の徐脈は注意していかなければなりません。

徐脈がひどくなると・・・

普通の方はだいたい一秒に一回脈を打ちます。徐脈のかたは一秒半に一回くらい脈を打つケースが多いのですが、この徐脈がひどくなると・・・・、三秒間脈を打たない、五秒間脈を打たないといったケースが出てきます。徐脈が進行することで、全身への循環が低下、その結果脳への血流が低下し、頭がぼーっとしたり、場合によっては失神してしまう方も出てきます。

もし、そこまで進んだ場合はどんな治療が必要になるのでしょうか?

徐脈が進行した場合、脈を物理的に上げるためにペースメーカーという機械が使われます。小さな機会を皮膚の下に埋め込むことで、心臓の脈拍を上げられます。ペースメーカーを留置するべきかは細かい適応がありますので、循環器専門医との相談が必要です。

時々、薬などの副作用で徐脈が出てしまうケースもあります。その場合、やみくもにペースメーカーを検討するのではなく、薬を中断するだけで良くなるケースもあるのです。

いずれにしても、徐脈を感じた、指摘された場合は循環器的な精密検査をおすすめします。

また別の機会に徐脈以外の脈異常についてお話しさせていただきますね。

すぎおかクリニックでは、船橋市や市川市、習志野市、鎌ヶ谷市など船橋近隣にお住まいの皆様にすこしでもお役にたてるよう、スタッフ一同皆様をお迎えして参りたいと考えています。

 

 

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心臓病と有酸素運動

こんにちは。船橋市の内科、循環器内科、心臓内科、糖尿病内科のすぎおかクリニック院長、杉岡です。

みなさんは定期的に運動はされていますか?

「はい」と思ったかた、どれくらいの頻度でどれくらいの強度で運動をしていますか?

心臓病と運動

運動が健康に良いことはみなさんご存じのことと思いますが、自分は心臓が悪いから運動は控えようと考えてしまっている方が、実はたくさんいらっしゃいます。

もちろん、非常に心臓の機能が低下してしまい、日常生活にも支障が出る場合は別として、一般的に心臓病の人には運動が必要とされています。

心臓病を起こした後の心機能の維持やあらたな心血管病の再発予防のために、運動は欠かせないのです。

ではいったいどの程度の運動が効果的なのでしょうか?

効果の高い運動量

全力疾走を繰り返すような運動が心臓によさそうではない、ということはなんとなくわかると思います。一方で、全く疲れを感じないような運動も効果は低いと言わざるを得ません。では、その中間となる効果的な運動量とはどの程度の量をさすのでしょうか?実は、その目安を測る方法があるのです。効果的な運動量を測る目安があるのです。

それは、『脈拍』です。

脈拍は心臓の疲れを一番よく知るバロメーターになります。

脈拍が速くなっているとき、たいていの場合体の中の酸素がかなり低下しています。すると心臓も低酸素状態となり、心臓に悪影響を及ぼすという仕組みです。

では、その目安となる脈拍がいくつくらいでしょうか?

ここにある公式があります。

(220-年齢)×0.7

これが理想の脈拍と言われています。

例えば50才の方であれば、

(220-50)×0.7=119

これくらいの脈拍を目安に運動を続ければ心臓は低酸素、無酸素状態にはなりません。つまり有酸素の状態です。

お分かりですか?これが有酸素運動なのです。

心臓リハビリテーション

すぎおかクリニックでは、船橋市や習志野市、鎌ヶ谷市、市川市など、船橋近隣にお住いのかたで心臓病を患っている方へ積極的に心臓リハビリを勧めています。

心臓リハビリとは、効果的な心拍数と運動量を保ちながら運動を続けてもらうリハビリのことです。

専門の医療スタッフの監視下、指導の下で安心してしかも最大に効果を上げて運動が続けられます。

自分だけでは十分な運動をしないでサボってしまう方や、心配で自分だけでは積極的に運動をすることができない、自分の適切な運動量がわからない、などの方は是非心臓リハビリを始めてみることをお勧めします。

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糖尿病の合併症 壊疽

こんにちは! 船橋市の内科、循環器内科、心臓内科、糖尿病内科のすぎおかクリニック院長、杉岡です。

今日のテーマは糖尿病、その合併症についてお話ししますね。

糖尿病は合併症が怖い

糖尿病にかかるといったいどんなことが起きるのでしょうか?そのうちの命に関わるほとんどは動脈硬化、血管のつまりなどが原因の病気です。たとえば、心筋梗塞や狭心症、脳卒中や網膜症などがありますが、今日はその中でも糖尿病性壊疽についてお話ししますね。

糖尿病性壊疽とは

糖尿病のかたは往々にして強い動脈硬化を合併します。それが下肢にくるとどうなるでしょうか?だんだんと下肢の動脈は狭くなっていき、やがて閉塞していきます。

すると、下肢への栄養が足りなくなるために数分あるくと、血流不足による下肢の痛みが出てきます。これを間欠性跛行と呼びます。本来であれば、血液が足りない虚血症状により、足の痛みが出ます。

しかし、糖尿病の合併症で怖いものの一つに神経障害があります。これは神経が鈍くなること、簡単に言うと痛みに鈍くなる、傷ができても痛くないのです。

下肢の虚血症状により、血流が不足している状態で下肢にばい菌が感染するとどうなると思いますか?

赤くなり、腫れあがり、容易に潰瘍を起こします。普通ならとんでもない痛みを伴う状態です。

しかし、神経障害と血行障害を伴っている糖尿病の人はそこに気付かない。

そして、ある日自分の足を見てみるとひどい潰瘍ができていた、場合によっては壊死している状態まで気づかない。そこまですすむと、もはや下肢の切断も考えなければいけない、のです。

糖尿病性の動脈硬化を早く見つける

大事なことは、早期の診断、治療です。つまり、何の症状も無くても下肢に血流障害がないか?を定期的に調べなければいけません。それを発見するとても有用な検査がCAVIと言われる検査です。

これは、閉塞性動脈硬化症と言われる病気を探し出すとても簡単な検査で、容易に糖尿病の血行障害を検出します。

あなたやご家族の方がもし糖尿などの動脈硬化を合併しているなら、このCAVI検査を必ず定期的に受けることを強くお勧めします。

当院でも、多くの来院患者さんにこのCAVI検査を定期的に行っています。

病気は出てくる前に、早期に見つけ、早期に治療する。それが大事ですよね。

 

 

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