心臓病と砂糖を含んだ飲み物の関係
こんにちは。すぎおかクリニック院長、杉岡です。
今日は、砂糖を含んだ飲み物と心臓血管病の関係についてです。
米カリフォルニア大学のCheryl Anderson氏らによる研究で、炭酸飲料などの甘い飲み物を多く飲む女性は、心臓病や脳卒中のリスクが高いことが報告されました。「Journal of the American Heart Association」に掲載されています。
砂糖入り飲料と、心臓血管病
『Sugar‐Sweetened Beverage Intake and Cardiovascular Disease Risk in the California Teachers Study』
この研究は、アメリカのカリフォルニア州の女性教師を対象に行われたものです。
対象者の平均年齢は52.1歳で、加糖飲料の摂取量を、ほぼ全く飲まない人、週に1回未満の人、週に1回以上~1日1回未満の人、1日1回以上の人にわけ、解析を行いました。
その結果、加糖飲料を1日1回以上飲む女性は、ほぼ全く飲まない人に比べ、心血管イベントのリスクが19%、脳卒中のリスクが21%高いという結果でした。
この研究から言えること
今回の研究にあたり、加糖飲料を毎日飲んでいる人たちのグループは、そもそも摂取カロリー量と炭水化物摂取量が多いだけでなく、喫煙率が高い傾向が見られていました。
そう考えると、加糖飲料だけが心臓血管病を増やすというわけではなく、加糖飲料を飲む習慣を含めた食習慣、生活習慣飲み直しが必要、ということかもしれませんね。
当院は心臓血管病などの循環器疾患や高血圧、糖尿病などの生活習慣病に力を入れています。
動脈硬化を予防したい方、または心臓病を発症したあとの再発予防のかたなどが船橋市、鎌ケ谷市、習志野市,、市川市、千葉市を始め多くの方に来院頂いています。
在籍医師は、院長はじめ全員が循環器専門医資格を有しております。
医師、専門スキルを持った看護師(糖尿病療養指導士、抗加齢学会指導士、心臓リハビリテーション指導士)、専門エコー技師、経験豊富な医療事務の全員で、チームで患者さんを診療させていただいております。
どうぞ安心してご来院ください
タグ:心臓病 | 心臓血管病 | 生活習慣病 | 糖尿病 | 脳卒中 | 論文
こんにちは。すぎおかクリニック院長、杉岡です。
当院では大切にしている理念がいくつかあります。
その中で、最重要項目の一つと考えていること、それは『心を寄せる』ということです。
クリニックにいらして頂く患者さんから「ここに来て良かった」「ホッとした」「安心しました」と毎日のように言って頂いていることで、私達は本当に勇気と力を頂いています。心から感謝しています。
心を寄せる・・とは
私達は、患者さんの悩みや心配、楽しかったこと、嬉しかったこと、また些細なことかもしれない、ちっぽけなことかもしれない。でも、そういった一つ一つのことを患者さんと分かち合いたいと考えています。
来院された一人一人の方に心を寄せ、寄り添い、共感し、ともに喜びともに悩み、ともに悲しむ。
病気を治す、とは医療を超えた心の医療、心の通いあいが欠かせないと思っています。
もちろん、院長であるわたくし杉岡を始め、スタッフ一同、まだまだ成長の途中です。不完全な人間です。
だからこそ、今の我々ができることを精一杯勤め上げていきたいと考えています。
そして、杉岡の課題、全力で一緒に仕事をしてくれているメンバー一人一人にもっともっともっと心を寄せなければいけない、と日々反省の毎日です。
なにしろここのメンバーは最高ですから!
当院は心臓血管病などの循環器疾患や高血圧、糖尿病などの生活習慣病に力を入れています。
動脈硬化を予防したい方、または心臓病を発症したあとの再発予防のかたなどが船橋市、鎌ケ谷市、習志野市,、市川市、千葉市を始め多くの方に来院頂いています。
在籍医師は、院長はじめ全員が循環器専門医資格を有しております。
医師、専門スキルを持った看護師(糖尿病療養指導士、抗加齢学会指導士、心臓リハビリテーション指導士)、専門エコー技師、経験豊富な医療事務の全員で、チームで患者さんを診療させていただいております。
どうぞ安心してご来院ください
タグ:クリニック | 大切にしていること | 理念
【職員募集】21年秋 当院高根台院オープンに伴う増員について
こんにちは。すぎおかクリニック院長、杉岡です。
2021年秋、高根公団駅近くに『すぎおかクリニック 高根台院(仮称)』が開院します。
(コロナの影響で開院時期に遅れが生じています)
これに伴い、現在、当院ではやる気のある仲間を募集しております。
★看護師
★医療事務 を募集いたします。
当院で働いていただきたい仲間とは・・
*人に貢献することが大好きな方
*仲間を大切に、尊重できる方
*成長意欲の高い方
*頑張る方
*明るい方
です
ご興味がある方は、ご連絡くださいね。
詳細は、ホームページのこちらを御覧ください
タグ:分院 | 情報 | 採用 | 高根台
こんにちは。すぎおかクリニック院長、杉岡です。
今日は、最近発表された報告で、アルコール飲料と非アルコール飲料の摂取と乳がんの関係について調べた研究発表についてお話します。
アルコール・緑茶・コーヒーと乳がん
対象は、日本の24地域の40〜79歳の33,396人の日本人女性で追跡期間は20年以上に及びます。
アルコールと緑茶、コーヒーの摂取有無と摂取頻度が乳がん発症に関連しているかを調べました。
その結果、緑茶およびコーヒーの摂取量と乳がんリスクの間に有意な関連はみられませんでした。
しかしながら、アルコール摂取は乳がんリスクが46%も増加し、摂取頻度が週1回以下の飲酒でも乳がんリスクが増加したのです。
また、アルコールの種類別でみてみると、日本酒とビールでは有意な増加はみられなかったものの、ワインとウイスキーでは高い傾向が見られましたが、統計学的に有意ではありませんでした
アルコールを飲む頻度が少なくても、乳がんのリスクが同様に髙いことは驚きですね
当院は心臓血管病などの循環器疾患や高血圧、糖尿病などの生活習慣病に力を入れています。
動脈硬化を予防したい方、または心臓病を発症したあとの再発予防のかたなどが船橋市、鎌ケ谷市、習志野市,、市川市、千葉市を始め多くの方に来院頂いています。
タグ:情報 | 生活習慣病 | 論文
心臓病予防にバイアスピリンは皆飲むべき?
こんにちは。すぎおかクリニック院長、杉岡です。
今日はバイアスピリンという血液サラサラのお薬についての最近の研究報告をお話します。
バイアスピリンの内服
アメリカでは、医師からの助言なしに自主的にバイアスピリンを購入、内服している人が大変多いそうです。そして、その中でも今までに心臓血管病の既往がないにもかかわらず、予防的に内服している人もたくさんいるようです。本当に大丈夫なのでしょうか?
バイアスピリンという薬は日本でも多く使われています。
特に心筋梗塞や狭心症、冠動脈ステント留置術を受けた人などは、心臓病の再発予防、(2次予防といいます)のために内服しています。これらの人に対してのバイアスピリン内服はとても有効です。
一方、バイアスピリンは、心臓病などの既往がない人や心臓血管病のリスクが高くない人など、いわゆる全員が病気の予防(1次予防といいます)のためにも必須なのでしょうか?
病気予防のためのバイアスピリン
バイアスピリンの1次予防に関する内服是非については様々な報告がなされています。
NEJM誌に掲載されている論文(ASPREE試験)があります。
『Effect of Aspirin on All-Cause Mortality in the Healthy Elderly』
これによると、心臓血管病の既往のない70歳以上のかたに、バイアスピリンを内服した場合、心臓血管病に伴う死亡率の改善などの有効な効果は得られず、むしろ全死亡率が上昇してしまったと報告しています。
現在、米国心臓協会および米国心臓病学会(AHA/ACC)は、70歳超および出血リスクが高い人においては、アスピリンをルーチン使用しないよう助言しています。
この研究から言えること
これをもって、心臓血管病の既往がない全てのひとにバイアスピリン内服が推奨されないと考えるのは正しくありません。
心筋梗塞や脳卒中などの発症はないものの、糖尿病などの強い動脈硬化因子を持っている人や、症状はないものの頸動脈エコーなどの検査で動脈硬化病変が実際に確認されている人、など人によってはバイアスピリンなどの血液サラサラのお薬(抗血小板薬といわれます)が有効と思われるケースも多数存在します。
本当に必要なことは、あなたが今バイアスピリンを内服する必要があるかどうか?です。
こういったことを循環器内科の専門医師に相談されることをおすすめします。
動脈硬化は症状なく進行しますので、自分の動脈硬化の状態を把握するのはとてもとても大事です。
動脈硬化の検査
当院では、心電図はもちろんのこと、運動負荷心電図(運動しないと動脈硬化の判定を見逃すケースが多々存在します)、頸動脈エコー検査、心臓エコー検査、ABI検査、自転車エルゴメーター検査、血液検査など様々です。
生活習慣病をもっているかたや親兄弟に心臓病などの動脈硬化疾患を患った方がいる方、
あなたの動脈硬化は大丈夫ですか?
当院は心臓血管病などの循環器疾患や高血圧、糖尿病などの生活習慣病に力を入れています。
動脈硬化を予防したい方、または心臓病を発症したあとの再発予防のかたなどが船橋市、鎌ケ谷市、習志野市,、市川市、千葉市を始め多くの方に来院頂いています。
在籍医師は、院長はじめ全員が循環器専門医資格を有しております。
医師、専門スキルを持った看護師(糖尿病療養指導士、抗加齢学会指導士、心臓リハビリテーション指導士)、専門エコー技師、経験豊富な医療事務の全員で、チームで患者さんを診療させていただいております。
どうぞ安心してご来院ください
タグ:動脈硬化 | 心筋梗塞 | 心臓病 | 心臓血管病 | 狭心症 | 生活習慣病 | 脳卒中
こんにちは。すぎおかクリニック院長、杉岡です。
今年も、今日から後半戦、折返しですね。
ところで、クリニックで働く我々にとってとても大切にしていることがいくつかあります
今日はその1つ目をご紹介します。
それは、
『チームワーク』
です。
クリニックは、たとえ院長だけがどんなに頑張っていても、信頼されるクリニックはできません。
優れた、そして頼れりあえる仲間が絶対に必要です。
信頼できる仲間の医師、信頼できる仲間の看護師、信頼できる仲間の検査技師、そして信頼できる仲間の受付事務や栄養士。
当院に所属している医師、看護師、エコー検査技師は全員が循環器のスペシャリストです。
当院に所属している受付事務は、全員が循環器事務と接遇のスペシャリストです。
一人の患者さんを診察するために必要なことは、我々一人一人がプロとして、チームで患者さんを診ることだと考えています。
当院のクリニックでは、全メンバーが患者さんに安心して過ごしてもらおうという思いで常に全力で皆様と接しています。
そして、まだまだ発展途上です。
本当に心から信頼できるメンバーに恵まれていて、僕は幸せです。
今後ともすぎおかクリニックをよろしくお願いいたします。
皆様もどうぞ安心していらしてください。
当院は心臓血管病などの循環器疾患や高血圧、糖尿病などの生活習慣病に力を入れています。
動脈硬化を予防したい方、または心臓病を発症したあとの再発予防のかたなどが船橋市、鎌ケ谷市、習志野市,、市川市、千葉市を始め多くの方に来院頂いています。
在籍医師は、院長はじめ全員が循環器専門医資格を有しております。
医師、専門スキルを持った看護師(糖尿病療養指導士、抗加齢学会指導士、心臓リハビリテーション指導士)、専門エコー技師、経験豊富な医療事務の全員で、チームで患者さんを診療させていただいております。
どうぞ安心してご来院ください
タグ:クリニック | 大切にしていること | 理念
糖尿病の血糖コントロールとCOVID-19の重症化
こんにちは。すぎおかクリニック院長、杉岡です。
糖尿病を患っていると、新型コロナウイルスにかかりやすい、かかった場合に重症化する危険性が高い、と言われています。
しかし糖尿病といってもその範囲はとても広く、血糖コントロールが良好な方もいれば、良好でない方もい余す。
新型コロナウイルスにかかった場合、血糖コントロールそのものが新型コロナウイルスの悪化の有無に影響を及ぼす事がわかってきました。
血糖コントロールとコロナウイルス
中国のLihua Zhu氏らによりCell Metabolism誌に掲載されております。
『Association of Blood Glucose Control and Outcomes in Patients with COVID-19 and Pre-existing Type 2 Diabetes』
対象は新型コロナウイルスに罹患した7337例の患者さんです。その中の13% 952例が糖尿病でした。
それらの患者さんを血糖コントロール良好なグループとそうでないグループに分け、予後を検討しています。
血糖コントロールが良好でないグループのHBA1c(血糖の過去1か月の平均値)は8.1%(正常は6.2%以下)でした。
院内死亡率は「血糖良好」群で有意に低く(1.1% vs.11.0%)、呼吸器系に関する重症化のリスクは60%近く低減され、急性心障害に関するリスクは80%近くも減っていました。
糖尿病と血糖コントロール
糖尿病は、もちろん様々な病気を合併していきます。そのために、糖尿病にならないことがまずは大切です。
しかし糖尿病になったからと言って、糖尿病の患者さん全てが合併症を起こすわけではありません。
日頃から如何に血糖コントロールを良くするか、糖尿を悪くさせないか、そういった意識が糖尿病の合併症を減らしてくれます。
糖尿の合併症はコロナウイルスだけではありませんよね。
一番多い合併症は、動脈硬化に伴うもの、すなわち狭心症や心筋梗塞などの虚血性心疾患、心不全、脳血管の動脈硬化に伴う脳卒中や頸動脈狭窄、下肢血管の動脈硬化に伴う下肢血管閉塞や下肢の潰瘍、腎不全や網膜障害など、挙げればきりがありません。
当院は心臓血管病などの循環器疾患や高血圧、糖尿病などの生活習慣病に力を入れています。
動脈硬化を予防したい方、または心臓病を発症したあとの再発予防のかたなどが船橋市、鎌ケ谷市、習志野市,、市川市、千葉市を始め多くの方に来院頂いています。
在籍医師は、院長はじめ全員が循環器専門医資格を有しております。
医師、専門スキルを持った看護師(糖尿病療養指導士、抗加齢学会指導士、心臓リハビリテーション指導士)、専門エコー技師、経験豊富な医療事務の全員で、チームで患者さんを診療させていただいております。
どうぞ安心してご来院ください
タグ:動脈硬化 | 新型コロナウイルス | 糖尿病 | 虚血性心疾患 | 論文
こんにちは。すぎおかクリニック院長、杉岡です。
今日は、新型コロナウイルスと血液型に関する話です。
先日、NEJM誌に、血液型によって新型コロナウイルスの重症化リスクに違いがある、という報告がなされましたので、今日はその報告をシェアします。
『Genomewide Association Study of Severe Covid-19 with Respiratory Failure』
コロナウイルス重症化と血液型
対象は、イタリアとスペインの7ヵ所の病院で、COVID-19患者で重症化(呼吸不全)が認められた1,980例です。
これらの患者さんの呼吸不全に伴う重症化のリスクについてゲノム分析を行ったところ、血液型に関係する遺伝子座の変異とCOVID-19重症化に関連があることが判明しました。
その結果、COVID-19患者さんにおいて、重症化して呼吸不全を起こすリスクはA型の血液型で1.45倍に増加、一方O型の血液型では0.65倍に減少していました。
この研究から言えること
この研究は、あくまでも重症化した患者さんのみを対象に研究しています。
つまり、血液型の違いがCOVID-19にかかりやすくなるかどうか?に関しては不明です。
また、イタリアとスペインの患者さんが今回の対象患者さんなので、日本人に関してはどうなのか?もはっきりしていません。
こういった結果に一喜一憂しても仕方ありませんが、血液型とCOVID-19に関係があるかもしれない、ということは非常に興味深いことではあります。
今後の研究が待たれるところですね。
当院は心臓血管病などの循環器疾患や高血圧、糖尿病などの生活習慣病に力を入れています。
動脈硬化を予防したい方、または心臓病を発症したあとの再発予防のかたなどが船橋市、鎌ケ谷市、習志野市,、市川市、千葉市を始め多くの方に来院頂いています。
在籍医師は、院長はじめ全員が循環器専門医資格を有しております。
医師、専門スキルを持った看護師(糖尿病療養指導士、抗加齢学会指導士、心臓リハビリテーション指導士)、専門エコー技師、経験豊富な医療事務の全員で、チームで患者さんを診療させていただいております。
どうぞ安心してご来院ください
タグ:新型コロナウイルス | 論文
すぎおかクリニック高根台院はこんな場所
こんにちは。すぎおかクリニック院長、杉岡です。
2021年春オープンの分院、『すぎおかクリニック高根台院』は、高根公団駅近くで開院します。
こちらのデュオセーヌ船橋高根台の一階で開院します。
現在建築中のこのマンション、完成したらこんなイメージです。
デュオセーヌ船橋高根台(HPはコチラ)
とても素敵ですよね~
私達も、分院開院に向けてとてもワクワクしています!
当院は心臓血管病などの循環器疾患や高血圧、糖尿病などの生活習慣病に力を入れています。
動脈硬化を予防したい方、または心臓病を発症したあとの再発予防のかたなどが船橋市、鎌ケ谷市、習志野市,、市川市、千葉市を始め多くの方に来院頂いています。
タグ:分院 | 高根台
こんにちは。すぎおかクリニック院長、杉岡です。
今日は、糖尿病とフットケアに関するテーマです。
糖尿病の危険性
糖尿病では様々な合併症が起こりうることは、よく知られています。
中でも、狭心症や心筋梗塞などの虚血性心疾患、脳卒中などの脳血管疾患は命に関わることもある重大な合併症の一つです。
今日は、糖尿病と下肢血管の動脈硬化についてお話します。
糖尿病と下肢の動脈硬化
糖尿病による動脈硬化は全身の血管に起こりうることです。
その中でも、下肢の血管の動脈硬化「閉塞性動脈硬化症」は意外と見過ごされやすい合併症の一つです。
糖尿病によって下肢の動脈硬化が進むとどんな事が起きるのでしょうか?
最初のうちは、全く症状がありませんが、進行に伴い、歩行時に感じる下肢の疼痛「間欠性跛行」が始まります。
そしてさらに進行すると、安静時の下肢疼痛や下肢の潰瘍に広がります。
さらにそこまでの間に適切な治療を怠ると、下肢組織の壊死が出現、下肢の切断にまでいたり、最悪命取りになることすらあるのです。
たかだか下肢の動脈硬化、と考え甘くみていると後々大変なことが起こります。
その上糖尿病になると、痛みに対する感受性が減ってしまいます。痛みに対して鈍くなるとも言えます。
ですから、下肢の動脈硬化が進行しても気づかないことが多いのです。
では、どんなことに気をつければよいのでしょうか?
糖尿病とフットケア
それが、フットケアという考え方です。
それは、常々足の状態を確認するということです。足の色調は問題ないか?足に水虫や外傷などはないか?感染は起こしていないか?下肢の神経障害・感覚鈍麻はないか?
また、検査としてはABI検査という足の血流状態を調べる検査を定期的に行うこと。
そして、言うまでもありませんが、健康的な食事の選択や下肢血流を改善する薬剤の投与が必要になるときもあります。
ある報告によると、糖尿病の中で下肢の動脈硬化がある人は、下肢動脈硬化がない人に比べ、下肢切断リスクが13.9倍だっという驚くべき報告もあるくらいなのです。
フットケアを病院やクリニックでも定期的に行ってもらうことが推奨されます。
その際には是非糖尿病療養指導資格のある看護師に診てもらうことをおすすめします。
当院には、複数の糖尿病療養指導士が常に在籍しております。
なにか、糖尿病に関する疑問や質問があればお気軽に声をかけてくださいね。
当院は心臓血管病などの循環器疾患や高血圧、糖尿病などの生活習慣病に力を入れています。
動脈硬化を予防したい方、または心臓病を発症したあとの再発予防のかたなどが船橋市、鎌ケ谷市、習志野市,、市川市、千葉市を始め多くの方に来院頂いています。
在籍医師は、院長はじめ全員が循環器専門医資格を有しております。
医師、専門スキルを持った看護師(糖尿病療養指導士、抗加齢学会指導士、心臓リハビリテーション指導士)、専門エコー技師、経験豊富な医療事務の全員で、チームで患者さんを診療させていただいております。
どうぞ安心してご来院ください
タグ:動脈硬化 | 心筋梗塞 | 心臓血管病 | 狭心症 | 生活習慣病 | 糖尿病 | 閉塞性動脈硬化症