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糖尿病は超加工食品で悪化する

こんにちは。すぎおかクリニック院長、杉岡です。

今日は、『糖尿病と超加工食品摂取量の関係』についての論文紹介です。

糖尿病と超加工食品

パリ大学(フランス)のBernard Srour氏らのグループにより、インスタント食品やスナック菓子などの「超加工食品」の摂取量が多いほど、糖尿病のリスクが高まるとする報告が「JAMA Internal Medicine」に掲載されました。

『Ultraprocessed Food Consumption and Risk of Type 2 Diabetes Among Participants of the NutriNet-Santé Prospective Cohort』

対象は約10万人のフランス人で、6年間追跡調査したところ、超加工食品の摂取量が10%増えるごとに糖尿病になる危険性が15%上昇するという関連が認められたのです。

超加工食品には人工甘味料や多くの保存料、添加物が使われていることが多く、インスタント食品や菓子パン、冷凍食品、チキンナゲットなどには多く含まれているようです。

今回の研究では、特に運動量が少ない人や肥満者、生活習慣病を抱えている人、また果物や野菜の摂取量が少ない人に超加工食品摂取が多い傾向があったとの報告もありました。

現代の生活で加工食品をなくすというのはほぼ不可能だと思います。

しかしながら糖尿病になると動脈硬化が進み、心筋梗塞や狭心症、脳卒中、閉塞性動脈硬化症、脳血管性認知症などあらゆる病気のリスクがとても高まります。

それを防ぐためにはしっかり運動をし、野菜を摂取し、そして超加工食品を減らすように食を選択する、ことが大切だということが改めてわかりますね。

 

 

当院は心臓血管病などの循環器疾患や糖尿病などの生活習慣病に力を入れています。

動脈硬化を予防したい方、または心臓病を発症したあとの再発予防のかたなどが船橋市、鎌ケ谷市、習志野市,、市川市、千葉市を始め多くの方に来院頂いています。

<院長プロフィール>

地元船橋の大穴北小学校第一回卒業生です

大穴中学校、県立千葉高校卒業

平成3年千葉大学医学部卒業

平成6年より2年間船橋市立医療センター勤務

平成8年 倉敷中央病院で循環器の専門トレーニング

平成9年より平成26年3月まで船橋市立医療センター心血管センター循環器内科副部長として勤務

平成26年5月すぎおかクリニック開院

<取得資格>

医学博士、日本内科学会認定医、日本循環器学会専門医、日本心血管インターベンション治療学会専門医、抗加齢医学会専門医、日本医師会認定健康スポーツ医など

 

 

 

 

新型コロナウイルスの親子感染報告

こんにちは。すぎおかクリニック院長、杉岡です。

新型コロナウイルス感染がヒトーヒト感染が明らかになっている中、きょうは、新型コロナウイルスのヒトーヒト感染で親子間感染における症例の発表が有りましたので、シェアいたします。

NEJM誌(ニューイングランドジャーナルオブメディスン)の発表です。

報告症例は、武漢市から旅行でホーチミン市を訪れていた中国人男性(65歳)とその家族についてです。

男性は1/13日に妻とベトナム入り

1/17日に現地に済む息子さんと合流 この日に男性が発熱

1/20日に息子さんが発熱 咳・嘔吐・下痢もあったようです。

1/22日 男性と息子さんが病院搬送 2人に新型コロナウイルスの陽性反応検出

男性は肺炎で一時呼吸困難示すも軽快 息子さんは肺炎症状はなく軽快 奥さんは発症せず

新型コロナウイルスが男性から息子さんに感染したと思われ、息子さんの発症までの潜伏期間は3日以下でした。

エンベロープウイルス

新型コロナウイルスは、エンベロープウイルスの一つす。エンベロープウイルスはアルコール消毒剤によりダメージを受けることがわかっています。アルコールがウイルスの膜を破壊するからです。

日頃のケアとして、アルコール消毒材によるこまめな手洗いを欠かさないことが大切です。

 

 

当院は心臓血管病などの循環器疾患や糖尿病などの生活習慣病に力を入れています。

動脈硬化を予防したい方、または心臓病を発症したあとの再発予防のかたなどが船橋市、鎌ケ谷市、習志野市,、市川市、千葉市を始め多くの方に来院頂いています。

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血管年齢がマラソンで若返る?!

こんにちは。すぎおかクリニック院長、杉岡です。

今日のテーマは『血管年齢とマラソン参加』についてです。

血管年齢

血管年齢とは、かんたんにいうと全身の動脈硬化度のことです。代表的なCAVIと言う検査機器などで動脈硬化度を測定し、その数値が年齢に照らし合わせたときに何歳くらいなのか?というものがわかる検査がります。

一度この検査をやられた方はわかると思いますが、血管年齢が実年齢より上だと結構ショックですよね。

血管年齢を下げるためには食事を改善しましょう、運動を定期的に行いましょう、というアドバイスはよく聞きます。

今回、トレーニングを行って初マラソンに参加することで血管年齢や血圧がさがったという論文がJACC「Journal of the American College of Cardiology」誌に掲載されました。

初めてのマラソンのトレーニングは、加齢に伴う大動脈硬化を逆転させる

『Training for a First-Time Marathon Reverses Age-Related Aortic Stiffening』

この研究は、6ヶ月後の初マラソンを目指してトレーニングを行った健康な成人138人が対象です。

週に3回程度、1週間当たり6~13マイル(約10~21km)走るトレーニングを行い、トレーニング前と初マラソン完走2週間後でデータを比較しました。

すると、大動脈硬化度が9%改善しており、この結果は血管年齢が4歳若返ったことに相当したそうです。

考察では、目標を持って生活したことで運動が継続しただけではなく、食生活や睡眠にも良い影響を与えた可能性がある、と話しています。

目標をもとう

健康になる、良いものを食べる、運動を欠かさない。こういった生活習慣の改善をしようと思ったときに、今回の論文のような『マラソンに参加する』などの具体的な目標をたててみると成功しやすいということですね。

もちろん、当院にはCAVIという血管年齢を測定できる検査機器をご用意しています。

CAVIに関しての詳しいサイトを載せておきますね

自分の血管が心配なかたはぜひ一度検査を受けられてください。

 

当院は心臓血管病などの循環器疾患や糖尿病などの生活習慣病に力を入れています。

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大動脈弁狭窄症の治療

こんにちは。すぎおかクリニック院長、杉岡です。

今日は、『大動脈弁狭窄症の治療』についておはなしします。

大動脈弁

心臓にはそもそも4つの弁があります。左室側にある僧帽弁・大動脈弁と、右室側にある三尖弁・肺動脈弁です。

その中で大動脈弁は左心室の出口側にある弁となります。 大動脈弁が様々な要因で狭くなってくると大動脈弁狭窄症、弁の閉まりが悪くなってくると大動脈弁閉鎖不全症と呼ばれています。

大動脈弁狭窄症

大動脈弁狭窄症は、お薬を飲んでも狭くなった弁が広がることは残念ながらありません。

そのために、弁の狭窄が軽ければ無治療。ある程度狭くなってくると弁を取り替える手術を行わなければいけません。

では、弁を取り替える弁置換手術やTAVIをいつ行うべきか?手術を行わないで保存的に経過をみてよいのか?その判断が極めて重要になってきます。

今回、ニューイングランドジャーナル(NEJM)誌にその問題に関する論文が投稿されました。

RECOVERY試験(Randomized Comparison of Early Surgery versus Conventional Treatment in Very Severe Aortic Stenosis trial)という試験で、症状がない無症候性重症大動脈弁狭窄症に対して早期に手術をするのと、症状がないので保存的に経過を見るのとどちらが予後が良いか?という試験です。

Early Surgery or Conservative Care for Asymptomatic Aortic Stenosis

対象は、無症候性の超重症大動脈弁狭窄症(大動脈弁口面積≦0.75cm2で、大動脈弁血流速度≧4.5m/秒または平均圧較差≧50mmHgのいずれか)の患者さん145人。

結果として、症状がなくても大動脈弁狭窄を早期に手術をしたほうが、長い目で見たときに死亡率が低下したとのことでした。

大動脈弁狭窄性は、なかなか症状が出づらい病気で、症状がでたときにはかなり心機能が低下してしまっていることがあります。

大動脈弁狭窄症がみつかったら、定期的に心エコー検査でチェックし、一度病態が悪化したら躊躇せずに治療を行うことが大切です。

 

 

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血糖変動が心不全をおこす

こんにちは。すぎおかクリニック院長、杉岡です。

今日のテーマは『血糖変動と心不全の関係』についてです。

糖尿病と心不全

糖尿病が多くの合併症をおこすことはよく知られています。

その中で、心臓への合併症はときには命取りになりかねません。

狭心症や心筋梗塞などの虚血性心疾患が代表的です。

今回、心機能が低下し全身に十分な循環が行き渡らなくなる心不全が、糖尿病の血糖変動がおおきいことにより誘発されやすいという研究報告がありました。

血糖変動と心不全

『Association of glycemic variability with left ventricular diastolic function in type 2 diabetes mellitus』

2型糖尿病における血糖変動と左室拡張機能との関連

 この研究は、心不全の中でも左室の収縮不全ではなく、拡張不全について検討しています。

結果として、血糖変動が大きいグループではそうでない群に比べて有意に左室拡張能が低下していました。

また、血糖の過去1~2ヶ月の平均値を表すHBA1cの数字が高いものの血糖変動が少ないグループよりも、HBA1cが低いものの血糖変動が大きいグループのほうが心臓(左心室)の拡張不全をおこしやすいという結論を出したのです。

この研究から言えること

糖尿病患者さんの血糖変動に注目し、変動幅をいかに小さく抑えるか。これが心不全発症のリスクを下げることにつながることが示唆されました。

糖尿病と心臓って深い関係があるんですよね。

 

 

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肥満は認知症を招くのか?

こんにちは。すぎおかクリニック院長、杉岡です。

今日のテーマは『50代の肥満は認知症を招く?』という話です。

肥満のリスク

肥満は、メタボリックシンドロームに代表されるように、様々な合併症を引き起こすと言われています。

高血圧は糖尿病などの生活習慣病に始まり、心筋梗塞や狭心症、心不全、そして脳卒中や睡眠時無呼吸症候群などなど。

そんな中、50代の肥満女性が将来の認知症リスクを上昇させる、という研究論文が「neurology」誌に発表されましたので今日はそちらをご紹介いたします。

肥満症と脳卒中

『Body mass index, diet, physical inactivity, and the incidence of dementia in 1 million UK women』

百万人の英国女性におけるボディマスインデックス、食事、運動不足、認知症の発生率

オックスフォード大学のSarah Floud氏らが実施した研究で、100万人を超える英国女性を対象とした研究です。

その研究によると、50歳代半ばに肥満だった女性は、適正体重だった女性と比べて、15年後以降に認知症と診断されるリスクが21%高いことが分かったというのです。

この研究から言えること

50代の中年期に生活習慣の乱れや運動不足によって、肥満を生じていると、将来認知症のリスクが高くなることが判明しました。

この時期に肥満に対して積極的に減量したら、改めて将来の認知症リスクが減るかどうかまではこの論文からはわかりませんが、やはり早いうちから健康を意識し認知症予防に努めなければいけないですよね。

 

 

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脳機能は隔絶された環境によって低下する

こんにちは。すぎおかクリニック院長、杉岡です。

今日のテーマは『隔絶された環境下における脳機能の変化』についてです。

今回、NEJM(new England Journal pf Medicine)誌に、南極での任務にあたった観測隊員を対象に、14ヶ月の任務前後の脳機能の変化について調べた論文が発表されました。

長い南極探検への反応における脳の変化

『Brain Changes in Response to Long Antarctic Expeditions』

対象は9人の南極観測隊員。14ヶ月の任務前後で脳MRIの測定と脳機能の目安となる血中BDNF値を計測しました。

すると、ストレスに弱いと言われている脳の『海馬』と呼ばれている部分が、任務遂行後平均で7.4%も萎縮していることが判明しました。この容積の変化はかなり大きなものと考えられています。

同様に脳の前頭前野の萎縮もみられ、また血中BDNF値はなんと45%も低下していたのです。

隔絶された環境に長いこといると、脳機能は低下し、萎縮することがわかりました。

普段から戸外などで様々な感覚刺激を受けたり、定期的な運動をしたり、などが脳機能の低下予防にやくだつのかもしれません。

 

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認知機能改善にはダークチョコレートが良い

こんにちは。すぎおかクリニック院長、杉岡です。

今日のテーマは『認知機能とダークチョコレート』についてです。

島根大学の研究チームが、ダークチョコレートとに認知機能改善に関する報告をNutrients誌に掲載しました。

『Sub-Chronic Consumption of Dark Chocolate Enhances Cognitive Function and Releases Nerve Growth Factors: A Parallel-Group Randomized Trial』

対象は島根大学の健康な学生20人。

1つのグループにはカカオパウダーを含むダークチョコレート、別のグループにはカカオを含んでいないホワイトチョコレートを30日間毎日食べてもらいました。

2つのグループの認知機能と脳の神経成長因子とよばれる血中NGF(Nerve Growth Factor)濃度を測定しました。

試験終了の30日後には、ダークチョコレートを食べていた群のみで認知機能の改善と血中NGF濃度の上昇が見られていました。

そして、試験終了からさらに3週間経過したところで再び検査を行ったところ、ダークチョコレート群の血中NGF濃度は試験前の数字に戻っていたものの、認知機能については改善されたままだったのです。

ダークチョコレート、要注目ですね。

 

 

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脳卒中のリスクが昼寝のしすぎで上がる

こんにちは。すぎおかクリニック院長、杉岡です。

今日のテーマは『脳卒中のリスクと寝すぎの関連』についてです。

脳卒中と寝すぎ

中国のXiaomin Zhang氏らの研究で、夜間の睡眠時間や昼寝の時間が長いと脳卒中の危険性が高まることが発表されました。

『Sleep duration, midday napping, and sleep quality and incident stroke』

この研究によると、夜間の睡眠時間が9時間を超えたグループでは7~8時間のグループと比べ、脳卒中のリスクが23%上昇していました。

また、昼寝が90分を超えたグループは30分以内のグループよりも脳卒中のリスクが29%上昇。

更に、夜間の睡眠時間が9時間を超え、かつ昼寝が90分を超えると脳卒中のリスクはなんと85%も顕著に上昇していたというのです。

この研究から言えること

なぜ、寝すぎが脳卒中のリスクを上げるのでしょうか?

一つは活動性の低下に伴う肥満や血糖コントロール悪化、高血圧の合併などが考えられます。

また、長時間の睡眠が睡眠の室そのものが低下しているためにおきているのかもしれません。

だらだらとぐーたら生活は避けなければいけませんね。

 

 

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