こんにちは。すぎおかクリニック院長、杉岡です。
今日は『冠動脈』についてのお話です。
冠動脈は心臓の周りを取り囲み、心臓の筋肉に栄養を送る動脈のことです。
直径3m程度の非常に細い血管ですが、その役割は非常に重要です。
心臓の筋肉は冠動脈から栄養を受けています。ですからなんらかの原因で冠動脈からの栄養補給が滞ると、心臓の筋肉は栄養不足となり、深刻な場合が心臓の筋肉が壊死してしまいます。
冠動脈は右冠動脈と左冠動脈の2本から成り立っています。そして左冠動脈は主観部からすぐに途中ふたまたに分岐して、左前下行枝と左回旋枝に枝分かれしていきます。
冠動脈は動脈なので、様々な原因で動脈硬化を起こします。
動脈硬化の原因は、加齢や高血圧、脂質異常症、糖尿病などの生活習慣病や、肥満、睡眠不足、喫煙、アルコール過多などで起こります。
冠動脈に動脈硬化をおこすと、狭心症や心筋梗塞の原因となります。
ほんの数ミリの血管が、命を脅かすことになりかねません。
心臓の小さな血管、『冠動脈』を大切にしましょうね
地元船橋の大穴北小学校第一回卒業生です
大穴中学校、県立千葉高校卒業
平成3年千葉大学医学部卒業
平成6年より2年間船橋市立医療センター勤務
平成8年 倉敷中央病院で循環器の専門トレーニング
平成9年より平成26年3月まで船橋市立医療センター心血管センター循環器内科副部長として勤務
平成26年5月すぎおかクリニック開院
<取得資格>
医学博士、日本内科学会認定医、日本循環器学会専門医、日本心血管インターベンション治療学会専門医、抗加齢医学会専門医、日本医師会認定健康スポーツ医など
当院は循環器疾患と高血圧、糖尿病、高コレステロールなどの生活習慣病に力を入れています。
動脈硬化や心臓病が気になる方、または心臓病を発症したあとの再発予防のかた、糖尿病の合併症を抱えた方など、船橋市、鎌ケ谷市、習志野市,、市川市、千葉市を始め多くの地域から来院頂いています。
こんにちは。すぎおかクリニック院長、杉岡です。
コレステロールはよく悪者扱いされていることが多いようですが、コレステロールは体にとって非常に大事な働きをします。
コレステロールの最も大事な働きの一つが細胞膜を構成しているという点です。
人間の細胞の数は約60兆個あります。その細胞は細胞膜という膜で覆われていて、細胞内を保護し、必要な栄養素を細胞内に送り込む役目があります。
コレステロールは細胞膜のしなやかさを作るものです。
コレステロールは必要量がないと、正常な細胞が作られにくくなります。
また、コレステロールは女性ホルモンやステロイドホルモンなど、ホルモンの原材料になります。
簡単に言うと、コレステロールが足りないと性ホルモンやステロイドホルモン(副腎皮質ホルモン)が不足してしまうのです。
コレステロールは生命維持に必須の栄養分なのです。
良質な脂質が良質な細胞を作ります。コレステロールが悪者だからと思い込んで、下げすぎることに必死にならないようにしてくださいね。
もちろん、限界を超えて高くなりすぎると今度は心筋梗塞、狭心症、脳卒中などの動脈硬化、心臓血管病の原因になってしまします。
自分のコレステロールの値をみて、どうすればいいかわからない場合は、ぜひとも循環器専門医へご相談ください。
当院は循環器疾患と糖尿病、高コレステロールなどの生活習慣病に力を入れています。
動脈硬化や心臓病が気になる方、または心臓病を発症したあとの再発予防のかた、糖尿病の合併症を抱えた方など、船橋市、鎌ケ谷市、習志野市,、市川市、千葉市を始め多くの地域から来院頂いています。
地元船橋の大穴北小学校第一回卒業生です
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平成8年 倉敷中央病院で循環器の専門トレーニング
平成9年より平成26年3月まで船橋市立医療センター心血管センター循環器内科副部長として勤務
平成26年5月すぎおかクリニック開院
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医学博士、日本内科学会認定医、日本循環器学会専門医、日本心血管インターベンション治療学会専門医、抗加齢医学会専門医、日本医師会認定健康スポーツ医など
こんにちは。すぎおかクリニック院長、杉岡です。
今日のテーマは、『禁煙後、いつまで心臓病のリスクは高いのか?』です。
タバコを吸う行為が動脈硬化のリスクを上げ、脳卒中や心筋梗塞などの心血管病になりやすくなる、ということはよく知られていると思います。
これらのリスクはタバコをやめた途端になくなるのか?なくなるとしてもいつくらいからなのか?ひょっとしたらなくならないのか?に関してはっきりした研究はまだまだ少ないと言えます。
今回、タバコを吸っていた方が禁煙後に心臓血管病のリスクが減るのか?そのリスクは非喫煙者と甲羅べてどうなのか?といった研究が、米国・ヴァンダービルト大学医療センターのMeredith S. Duncan氏らによって、フラミンガム研究の中から解析・発表されました。
研究内容は一流医学誌であるJAMA誌に発表されました。
論文タイトルは、『Association of Smoking Cessation With Subsequent Risk of Cardiovascular Disease』。
日本語で、『禁煙と、その後の心臓血管病リスクとの関連』です。
目的:喫煙をやめてからの年数と心臓血管病の発生率との関連を調べること
対象参加者:フラミンガムハートスタディー登録者8770人で、追跡期間は約26年です。
結果:喫煙継続者と比較して、5年以内の禁煙は、心臓血管病の発生率が有意に低く、発生リスクの低下は39%でした。一方で、喫煙経験のない非喫煙者と比べると、禁煙後10年から15年でようやく心臓血管病発生リスクの増加は統計学的には有意に関連しなくなったものの、そのリスクは未だ約25%も高いままでした。
結論:ヘビースモーカーの間で、禁煙は喫煙継続者と比較して5年以内に心臓血管病(CVD)が低くなっていました。ただし、喫煙経験のない人と比較して、元喫煙者のCVDリスクは、禁煙後5年を超えても有意に上昇したままでした。
やはり、喫煙のツケは長く続くということですね。
地元船橋の大穴北小学校第一回卒業生です
大穴中学校、県立千葉高校卒業
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平成6年より2年間船橋市立医療センター勤務
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こんにちは。すぎおかクリニック院長、杉岡です。
今日のテーマは、『空腹時血糖値と膵臓がんの関係』です。
今まで、糖尿病があると、がんのリスクが高くなることは知られていました。
しかし、空腹時の血糖値そのものがガンのリスクとどの程度関連があるかは不明です。
今回、江北サムスン病院(韓国)のDong-Hoe Koo氏らが、空腹時血糖値が高いほど膵臓がんの発症リスクが高く、たとえ血糖値が正常範囲であってもこの関係がみられるという研究論文を「Journal of Clinical Endocrinology & Metabolism」誌に発表しました。
タイトルは、『The Incremental Risk of Pancreatic Cancer According to Fasting Glucose Levels: Nationwide Population-Based Cohort Study』です。
2009年から2013年の間に予防健康診断に参加した合計2540万人の患者を、空腹時血糖値に応じて膵臓癌発生率について評価しました。
5年間の膵臓がん累積発生率(100,000人あたり)は次のとおりでした。(i)正常低値= 32; (ii)正常高値= 41; (iii)糖尿病前症レベル1 = 50; (iv)糖尿病前症レベル2 = 64; (v)糖尿病= 75; (vi)抗糖尿病薬使用中=121。空腹時血糖値の上昇に伴い、膵臓癌のリスクが継続的に有意に増加していました(P <0.0001)。
正常な血糖値の人であっても、空腹時血糖値が上昇するにつれて、膵臓癌の累積発生率は有意に増加しました。
糖尿病じゃないから、自分はまだ大丈夫。という考えはもはや通用しないのかもしれません。
普段から、血糖値をあげすぎない、糖分を取りすぎない、適切な生活習慣を保つ。食事、運動、睡眠といった当たり前のことを普段から当たり前におこなう、こういったことが将来の病気を防ぐことになります。
また、ご存知のように、糖尿病は、がんだけでなく、心筋梗塞や狭心症、脳梗塞、動脈硬化などの心臓血管病のリスクを明らかに高めますしね。
地元船橋の大穴北小学校第一回卒業生です
大穴中学校、県立千葉高校卒業
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当院は循環器疾患と高血圧、糖尿病、高コレステロールなどの生活習慣病に力を入れています。
動脈硬化や心臓病が気になる方、または心臓病を発症したあとの再発予防のかた、糖尿病の合併症を抱えた方など、船橋市、鎌ケ谷市、習志野市,、市川市、千葉市を始め多くの地域から来院頂いています。
こんにちは。すぎおかクリニック院長、杉岡です。
今日のテーマは『三尖弁閉鎖不全症』です。
心臓には閉じたり開いたりする弁が4つあります。僧帽弁、大動脈弁、肺動脈弁、そして三尖弁です。
心臓から全身に血液を送り出す部屋(左心室)に関係した弁が僧帽弁と大動脈弁。
一方で、心臓の右側にあって全身から帰ってくる血液をうけとめ、肺に血液を送り出す部屋(右心室)に関係した弁が三尖弁と肺動脈弁です。
心臓で最も大事な部屋は左心室です。ですから、弁膜症で問題とされるのは殆どの場合、僧帽弁と大動脈弁ということになります。
三尖弁閉鎖不全症は、実はかなり多くの人でみられます。三尖弁閉鎖不全が重症化する場合は、例えば慢性閉塞性肺疾患(COPD)などを原因とする肺高血圧という肺の病気があり、右心室から肺へ血液を送りづらくなっている場合があります。
この場合、右心室がパンパンに張ってきます。そして全身から帰ってくる血液が帰りづらい状態になります。すると全身のむくみや強い息切れ、肺に水が溜まってきたり(胸水)します。
また、過去に結核などを患った場合、心臓の周りの心外膜という膜が固くなり、心臓が広がりづらくなります。これを収縮性心膜炎と呼び、高齢者に見られます。この状態になると同様に全身からの血液が戻りにくくなり、強い全身のむくみや強い息切れ、胸水貯留となります。之を心不全といいます。
こういった状態になりはじめて治療の対象になります。ほとんどの三尖弁閉鎖不全は心臓エコー検査などでたまたま発見されることが多く、無症状です。その場合は全く心配なく、ましてや薬を飲んだり、生活制限や運動制限なども必要ありません。
もし、あなたやご家族の方が三尖弁閉鎖不全症を指摘され、ご心配であれば是非一度ご相談にいらしてくださいね。
当院では循環器の病気、心臓の病気、糖尿病に特に力を入れています。2名の循環器の専門医と心エコーに卓越した技師、循環器の救急病院でトレーニングを積んだ看護師が在籍しています。
地元船橋の大穴北小学校第一回卒業生です
大穴中学校、県立千葉高校卒業
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<取得資格>
医学博士、日本内科学会認定医、日本循環器学会専門医、日本心血管インターベンション治療学会専門医、抗加齢医学会専門医、日本医師会認定健康スポーツ医など
すぎおかクリニックは、おかげさまで船橋市にとどまらず、鎌ケ谷市、習志野市、市川市などからも多くの患者さんにご来院いただいております。
こんにちは。すぎおかクリニック院長、杉岡です。
今日のテーマは、『肉を食べる頻度と認知症のリスク』についてです。
ある食べ物を選択することで、認知症やアルツハイマーのリスクは変わるのでしょうか?
今回、フランスのLaure Ngabirano氏らが、肉の摂取頻度と認知症のリスクに関しての研究報告をJournal of Alzheimer’s Disease誌に掲載しました。
対象者 5934名
フォローアップ期間 9.8年
結果 肉の摂取が週1回以下と少ないグループは、週4回以上のグループと比較したところ、認知症のリスクが1.58倍、およびアルツハイマー病のリスクが1.67倍と、リスク増加が認められました。
この研究からは週4回以上は肉を食べたほうが認知症になりにくい、という内容でした。
しかし、認知症のリスクは決して肉の摂取頻度だけに限定サれるわけではなく、日頃の生活習慣、運動頻度、睡眠時間、糖尿やコレステロール、高血圧などの生活習慣病とも関連してきます。
生活習慣を誤ると、動脈硬化を引き起こし、血管性認知症のリスクも高まります。
日頃の食事内容とともに、現在の自分の動脈硬化の状況も適宜チェックすることを怠らないようにしましょうね。
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こんにちは。すぎおかクリニック院長、杉岡です。
今日は『循環器内科』で診ている病気についてお伝えします。
循環器内科では心臓の病気、血管の病気、動脈硬化を中心に診ています。
動脈硬化をおこす原因となるような糖尿病や高コレステロール血症、高中性脂肪、高血圧などの生活習慣病も循環器内科で診ている分野です。
生活習慣病は、ただ数字をコントロールすればよいのではありません。
生活習慣病の先に潜んでいる動脈硬化、血管のつまりなどを予防していかなければいけません。
つまり、心筋梗塞を防ぐ、脳卒中を防ぐ、閉塞性動脈硬化症という足の血管のつまりを防ぐ。
薬を飲んで血圧が安定しているから、糖尿の数字が安定しているから、と数字だけ見ていませんか?
常に自分の血管の状態、動脈硬化の進行具合はどうなのか?そこに注目し続ける必要があります。
日本人の死因の4人から5人にひとりは脳血管疾患であることも知っておかなければいけません。
こんな方は是非循環器内科を受診、できうるなら循環器専門医への受診をお勧めします。
・高血圧、糖尿病、コレステロール値異常などの生活習慣病があるかた
・動脈硬化が心配なかた
・心臓病や脳卒中の既往があるかた
・ご家族に心筋梗塞や脳卒中の方がいる場合
・高齢の方
・動悸、息切れ、呼吸困難等の症状がある方
・むくみがあるかた
当院は循環器疾患に力を入れています。
家族性高コレステロール血症で動脈硬化を予防したい方、または心筋梗塞を発症したあとの再発予防のかたなどが船橋市、鎌ケ谷市、習志野市,、市川市、千葉市を始め多くの方に来院頂いています。
地元船橋の大穴北小学校第一回卒業生です
大穴中学校、県立千葉高校卒業
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こんにちは。すぎおかクリニック院長、杉岡です。
今日のテーマは『家族性高コレステロール血症』です。
コレステロールが高いのはひょっとしたら遺伝のせいかもしれない。
遺伝性の脂質異常症である『家族性高コレステロール血症』をご存知ですか?
この病気は遺伝的に悪玉コレステロールであるLDLコレステロールが高い病気です。
そのために、若年性の動脈硬化が進み、心筋梗塞や狭心症のリスクが高くなっていきます。
ところが、LDLコレステロールコレステロール外伝的に高くても、全く症状がない人がほとんどなので、
見過ごされているケースも数多く存在している、と言われています。
日本人の家族性高コレステロール血症は50万人以上いると推定されています。
こういったかたは、食生活や運動習慣をしっかりこなしているにも関わらず、LDLコレステロールコレステロールが異常高値を示してしまうのです。
家族性高コレステロール血症にはいくつかの特徴があります。
1)LDLコレステロールが180mg/dlをこえている
2)家族に高コレステロールの方がいたり、若くして心筋梗塞や狭心症をおこしたかたがいる
3)アキレス腱などに黄色腫と呼ばれるコレステロールのかたまりがみられる
薬による治療が絶対的な適応になります。昨今、コレステロールの下げ過ぎや高コレステロール治療薬が問題視される風潮もありますが、この家族性高コレステロール血症に関しては、しっかりと薬を使ってコレステロールの値を下げる必要があります。
薬の使いすぎはもちろん問題ですが、必要な場合をしっかり見極めて内服していくことも大事だと思います。
当院は循環器疾患に力を入れています。
家族性高コレステロール血症で動脈硬化を予防したい方、または心筋梗塞を発症したあとの再発予防のかたなどが船橋市、鎌ケ谷市、習志野市を始め多くの方に来院頂いています。
地元船橋の大穴北小学校第一回卒業生です
大穴中学校、県立千葉高校卒業
平成3年千葉大学医学部卒業
平成6年より2年間船橋市立医療センター勤務
平成8年 倉敷中央病院で循環器の専門トレーニング
平成9年より平成26年3月まで船橋市立医療センター心血管センター循環器内科副部長として勤務
平成26年5月すぎおかクリニック開院
<取得資格>
医学博士、日本内科学会認定医、日本循環器学会専門医、日本心血管インターベンション治療学会専門医、抗加齢医学会専門医、日本医師会認定健康スポーツ医など
こんにちは。すぎおかクリニック院長、杉岡です。
今日は、『大動脈解離』という病気についてお話します。
大動脈の病気に、大動脈解離という病気があります。これは高血圧などの動脈硬化にともない、大動脈のか壁に亀裂が突然入ってしまう病気です。
亀裂が入る場所により治療法は変わりますが、心臓の近くの大動脈や脳血管近くの大動脈に亀裂が入ると、心筋梗塞や脳卒中、意識障害など重症な合併症を引き起こし、ときによっては命に関わることもあります。
大動脈解離を起こして場合、超早期に診断することが必要です。激烈な胸の痛みや背中の痛み、血圧の急激な上昇を伴います。直ちに救急病院に入院し、適切な治療を受けなければいけません。
そして、何よりも血圧をしっかりコントロールすることが必須となります。
大動脈解離は、無事に退院したあとの経過に注意を向けることも非常に大事です。
病気を起こしてしばらく経過してから、すなわち病気の慢性期、遠隔期といわれる時期に向けて定期的なチェックが必要です。
例えば、血圧の厳格なコントロールはできているか?高血圧以外の動脈硬化の危険因子といわれる糖尿やコレステロールは大丈夫か?タバコは吸っていないか?
そして、大動脈解離の具合には変化がないか?
このあたり、しっかりと循環器の専門医の目が必要となります。
もちろん、当院では2名の循環器の専門医と循環器の救急病院で研鑽を積んだスタッフが揃っていますのでご安心ください。
地元船橋の大穴北小学校第一回卒業生です
大穴中学校、県立千葉高校卒業
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平成9年より平成26年3月まで船橋市立医療センター心血管センター循環器内科副部長として勤務
平成26年5月すぎおかクリニック開院
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医学博士、日本内科学会認定医、日本循環器学会専門医、日本心血管インターベンション治療学会専門医、抗加齢医学会専門医、日本医師会認定健康スポーツ医など
すぎおかクリニックは、おかげさまで船橋市にとどまらず、鎌ケ谷市、習志野市、市川市などからも多くの患者さんにご来院いただいております。