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中年期糖尿病と高齢期脳梗塞の関係

こんにちは。船橋市の内科、循環器内科、心臓内科、糖尿病内科のすぎおかクリニック院長、杉岡です。

今日のテーマは、『中年期糖尿病と高齢期脳梗塞の関係』です。

糖尿と脳卒中

糖尿病は、心筋梗塞や脳梗塞などを引き起こしやすい、とはいわれているものの、実際に中年期になり始めた糖尿病が将来の脳卒中リスクにどんな影響を及ぼしているかは明らかになっていません。

そこで、天津医科大学(中国)のRongrong Yang氏らが33000人余りのスウェーデンの双子を対象に実施した研究を発表しました。

『Type 2 diabetes in midlife and risk of cerebrovascular disease in late life: a prospective nested case−control study in a nationwide Swedish twin cohort』

研究の結果

結果:研究に参加した人の内、1248人(3.8%)が中年型2型糖尿病を患い、3121人(9.4%)が晩期に脳血管疾患を発症しました。そのうち、脳梗塞発症リスクは1.29倍、脳血管閉塞のリスクは2.03倍でした。

一方、くも膜下出血や脳内出血に関してはリスクの増加は見られませんでした。

この研究からいえること

まずは、40~50台に糖尿病を患っていると、60歳以降に脳梗塞になりやすい、という衝撃的事実です。

ですから、何よりも糖尿病を悪化させない、予防する、ということが大事になります。

また、糖尿病の人の多くは、高血圧気味であったり、悪玉コレステロールが異常に高かったり、などの生活習慣病を合併していることが多く見受けられます。

だとすると、今回の研究から想像できることは、糖尿だけでなく、40歳以降の生活習慣全般のみなおしをしておかないと、将来大きなつけが回ってくると言えるでしょう。

もし、まだ糖尿と言われたことがなくても、ちょっとした肥満気味だけだから大丈夫だと過信しないで、早め早めに手を打つ、定期的に予防のチェックを受ける、脳梗塞に限らず動脈硬化の有無を調べる、などの積極的自己防衛をしていきましょうね。

当院でできる動脈硬化チェック

糖尿の有無はもちろんのこと、頸動脈エコーで血管のプラークを細かく観察したり、ABIという機械を用いて血管の硬さを見る、運動負荷心電図で心臓の動脈硬化を診る、など様々なチェックが可能です。

症状がないからまだ大丈夫、ではないですよ~

 

 

抗凝固療法の講演会の座長をしてきました

こんにちは。船橋市の内科、循環器内科、心臓内科、糖尿病内科のすぎおかクリニック院長、杉岡です。

先日、『抗凝固療法』に関する講演会の座長を務めてきました。

抗凝固療法とは、いわゆる血液をサラサラにする薬をどう正しく使っていくか?という治療法の一つです。

特に、心房細動などの不整脈では心臓の中に血栓(血の塊)が容易にできるため、それが原因で脳卒中を起こすことがあります。

運が悪いと命に関わることもあるため、この治療法はとても大切なのです。

薬を投与する場合も、やみくもにこの人は心房細動だから直ちに抗凝固療法だ!と考えるのは早計です。

全ての投薬治療には良い面と悪い面があります。

それらを天秤にかけて、薬を使うべきか、抗凝固療法を行うべきか、を決める必要があります。

最近、抗凝固療法に関わる薬もいくつか出てきており、我々専門家も常にアップデートな知識を身につけていかなければいけない、と改めて感じました。

市民講演会をおこないました

【市民講演会を行いました!!】

先日、船橋市民の方向けにすぎおか院長が、医療講演会を行いました。

テーマは、『心筋梗塞・脳卒中を防ぐ方法。あなたの血管は大丈夫?』です。

場所は、船橋市大穴になる北部保健センター

多くのかたにお集まりいただき、心筋梗塞、脳卒中の予防法についてお話しさせて頂きました
お陰様で、参加者の皆様からとても勉強になりました〜〜のお声を多数頂き、とても嬉しかったです。


市民講演会をご希望の方はご相談くださいね