こんにちは。すぎおかクリニック院長、杉岡です。
今日は、心臓病患者さんにおける太極拳の影響についてお話します
狭心症や心筋梗塞、心不全などの病気をおこすと、その後の生活に不安を抱えることはよくあることです。
それがストレスになり、不安や抑うつ障害へと進んでいく人も見受けられます。
実際のところ、冠動脈疾患や心不全患者さんの2割が抑うつ症状を抱えているとも言われています。
いっぽうで太極拳は、心身のリラクゼーションや呼吸法を整えることで、精神状態に良い作用を及ぼう可能性があると言われています。
米アリゾナ大学のRuth Taylor-Piliae氏らは、冠動脈疾患、心不全、高血圧、脳卒中の既往がある肩を対象に太極拳の効果を研究しました。
「Tai Chi exercise for psychological well-being among adults with cardiovascular disease: A systematic review and meta-analys」
その結果、太極拳は全体として、精神的苦痛と抑うつ症状の低減に関連していることが判明したのです。
気分の落ち込みを感じているような心臓病の患者さんは、是非太極拳にチャレンジしてみることをおすすめします。
当院は心臓血管病などの循環器疾患や高血圧、糖尿病などの生活習慣病に力を入れています。
動脈硬化を予防したい方、または心臓病を発症したあとの再発予防のかたなどが船橋市、鎌ケ谷市、習志野市,、市川市、千葉市を始め多くの方に来院頂いています。
在籍医師は、院長はじめ全員が循環器専門医資格を有しております。
医師、専門スキルを持った看護師(糖尿病療養指導士、抗加齢学会指導士、心臓リハビリテーション指導士)、専門エコー技師、経験豊富な医療事務の全員で、チームで患者さんを診療させていただいております。
どうぞ安心してご来院ください
こんにちは。すぎおかクリニック院長、杉岡です。
今日は、高血圧と心不全の関係についてお話します。
そもそも、高血圧が心臓の機能、心不全に影響を及ぼしているということを知らない人がほとんどだと思います。
高血圧の方の心臓は一体どうなっているでしょうか?
高血圧の意味は血液が常に高い圧力で流れていることを意味します。
その際、心臓は血液を高い圧力で猛烈に送り出すので、その分猛烈に収縮を繰り返しています。
いわば、過酷な筋トレを心臓に行っている状態です。
筋トレを行うと筋肉が大きく、肥大していきます。
つまり、高血圧の心臓の筋肉は大きく肥大していることになり、この状態を心臓肥大(心肥大)と呼びます。
時々健康診断で引っかかる方もいらっしゃいますよね。
心臓の筋トレを過酷に続けるとどうなるでしょうか?
心臓はより多くの血流を全身に送ろうとするので心臓の大きさが大きくなって行きます。(心拡大)
心拡大が過剰に進むと、心臓は伸び切ったゴムのような状態になります。
このとき、心臓はもはや力強く収縮する力を失ってしまいます。
これが高血圧性の心不全です。
ただ、これはかなり進行した心不全です。
その前の段階で、収縮はするけど拡張がうまくできない拡張不全の心不全という方もかなり多数存在します。
専門的な領域になりますので詳細は割愛しますが、大切なことは高血圧を患っている人は心臓の状況を定期的にチェックする必要があるということです。
血圧が高い人は血圧だけを診ていればいいということは決してありません。
高血圧のその先にどんな病気が潜んでいるのか?そこに注意を向けてみてくださいね。
当院は心臓血管病などの循環器疾患や高血圧、糖尿病などの生活習慣病に力を入れています。
動脈硬化を予防したい方、または心臓病を発症したあとの再発予防のかたなどが船橋市、鎌ケ谷市、習志野市,、市川市、千葉市を始め多くの方に来院頂いています。
在籍医師は、院長はじめ全員が循環器専門医資格を有しております。
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どうぞ安心してご来院ください
こんにちは。すぎおかクリニック院長、杉岡です。
今日はARB(アンジオテンシン受容体拮抗薬)とACE阻害薬が新型コロナウイルス感染に及ぼす影響についての論文をご紹介します。
ある動物での研究で、ACE2がコロナウイルスによって機能的な受容体として使われることが示されました。
ARBとACE阻害剤はACE2の発現を増加させるので、それらの使用が新型コロナウイルスによる感染に対する感受性を変える可能性があるという仮説が立てられています。
では、本当にこれらの降圧剤が新型コロナウイルス感染の可能性を人間で上昇させているのでしょうか?
「Renin–Angiotensin–Aldosterone System Blockers and the Risk of Covid-19」
世界の権威ある一流誌であるニューイングランドジャーナルオブメディスン誌(NEJM)に掲載された報告となります。
イタリアの研究チームによる報告で、対象はコロナウイルスに感染した6272名の患者さんです。
その結果、新型コロナウイルス感染とARBまたはACE阻害薬内服との関連は全く無く、もちろんこれら薬剤を内服しとコロナウイルス重症化との関連性も全く認められませんでした。
今回、ARBなどの降圧剤がヒトにコロナウイルス感染に対して悪影響を及ぼすという結果は出ませんでした。むしろ、やみくもに降圧剤を自分の判断で止めてしまうのはとても危険です。
ARBやACE阻害薬の作用は血圧を下げるだけではありません。
心筋梗塞などで心臓の機能が落ちてしまった方への心臓機能の維持や心不全の再発予防に役立ったり、腎臓の動脈硬化に対する機能温存にも必要な薬です。
薬にはすべてその薬を使うメリットとデメリットが存在します。
なんのためにあなたがその薬を使っているのか?その薬を使わないことでどんなリスクが出てくるのか?
そのあたりをしっかりと見極めて自分の薬を判断していきましょう。
もちろん、疑問があれば主治医に相談、質問するのは患者さんにとって当然の権利ですので、遠慮なさらずに。
当院は心臓血管病などの循環器疾患や高血圧、糖尿病などの生活習慣病に力を入れています。
動脈硬化を予防したい方、または心臓病を発症したあとの再発予防のかたなどが船橋市、鎌ケ谷市、習志野市,、市川市、千葉市を始め多くの方に来院頂いています。
地元船橋の大穴北小学校第一回卒業生です
大穴中学校、県立千葉高校卒業
平成3年千葉大学医学部卒業
平成6年より2年間船橋市立医療センター勤務
平成8年 倉敷中央病院で循環器の専門トレーニング
平成9年より平成26年3月まで船橋市立医療センター心血管センター循環器内科副部長として勤務
平成26年5月すぎおかクリニック開院
<取得資格>
医学博士、日本内科学会認定医、日本循環器学会専門医、日本心血管インターベンション治療学会専門医、抗加齢医学会専門医、日本医師会認定健康スポーツ医など
こんにちは。すぎおかクリニック院長、杉岡です。
最近、息切れを感じることが増えてきたけど、これって歳のせい? それとも心臓?と思うことがあるかもしれません。
今日は心不全の症状についてお話します。
心不全が起こると、心臓のポンプの機能が低下し、腎臓から尿として水分を押し出す力が弱まります。
すると、体内には水分が沢山貯留してきます。
貯留した水分が足にたまるとむくみが見られます。
心臓の周りには胸水と呼ばれる水が溜まってきます。
心臓の周りには肺があリますので、症状としては呼吸困難ということになります。
水分が少量であれば、運動や軽労作時での息切れ、呼吸困難になりますが、
人によっては大量の胸水が短期間に溜まってくることがあります。
そのときに出てくる息切れ、呼吸困難で典型的な症状があります。
例えば、夜中寝ていると息苦しくて目が覚めて、ベッドの上で座っていると楽になる。
けれどもまた横になると息が苦しい、という類のものです。
これは、『起坐呼吸』と呼ばれています。
心臓の周り、つまり肺に溜まった水分は体を横にしていると胸全体に行き渡るので息切れが強まります。
一方、座位になって座ると、肺の水分が下に落ちるので息がしやすくなるのです。
こんな呼吸困難がもしあれば心不全の危険サインです。
この状態が長く続くと、最悪呼吸が止まってしまうこともあります。
すぐに病院に受診、相談することが必要です。
当院は心臓血管病などの循環器疾患や糖尿病などの生活習慣病に力を入れています。
動脈硬化を予防したい方、または心臓病を発症したあとの再発予防のかたなどが船橋市、鎌ケ谷市、習志野市,、市川市、千葉市を始め多くの方に来院頂いています。
地元船橋の大穴北小学校第一回卒業生です
大穴中学校、県立千葉高校卒業
平成3年千葉大学医学部卒業
平成6年より2年間船橋市立医療センター勤務
平成8年 倉敷中央病院で循環器の専門トレーニング
平成9年より平成26年3月まで船橋市立医療センター心血管センター循環器内科副部長として勤務
平成26年5月すぎおかクリニック開院
<取得資格>
医学博士、日本内科学会認定医、日本循環器学会専門医、日本心血管インターベンション治療学会専門医、抗加齢医学会専門医、日本医師会認定健康スポーツ医など
こんにちは。すぎおかクリニック院長、杉岡です。
今日は、僧帽弁閉鎖不全症という病気についてお話します。
心臓には4つの部屋があるのはご存知ですか?
右心房、右心室、左心房、左心室の4つです。
右心側は、全身を循環してきた血液が戻るところ。ここから肺に血液が送られ、酸素でいっぱいの血液に変えられます。
肺できれいになった血液は左心系に戻ってきます。その、左心室から全身に勢いよく血液が送られていきます。
左心室は心臓の4つの部屋の中で最も重要で最も大きい部屋、その部屋の入り口と出口それぞれに弁がついています。入り口にある弁が僧帽弁、出口にある弁が大動脈弁と呼ばれます。
これらの弁の具合が悪くなり、開きが悪くなると狭窄症、閉じが悪くなると閉鎖不全症と呼ばれます。
この病気は、左心室の入り口にあたる弁がしっかり閉まらずに血液が逆流してしまう状態を指します。
逆流がひどいと、その影響は肺にまで及び、息切れや動悸が出現し、進行すると心不全を引き起こします。
診察で胸の音を聞くと(聴診)、心雑音が聞かれ、胸部レントゲンでは心臓肥大が見られます。
そして、確定診断には心臓エコー(心臓超音波検査)が必須となります。
健康診断などで心雑音や心臓肥大を指摘されているかたは、心臓エコーを行わないと、僧帽弁閉鎖不全症などの弁膜症の診断はつきません。ましてや心不全も診断できません。
心臓エコー検査での診断にはしっかりしたプロの目が必要となります。
ご心配な方は、循環器専門医と心エコー専門のスタッフがいる病院・クリニックでの検査をおすすめいたします。
当院には、僧帽弁閉鎖不全症を始めとした心臓血管病、弁膜症、心不全のかたはもちろん、糖尿病のかた、動脈硬化を予防したい方、狭心症・心筋梗塞または心臓病を発症したあとの再発予防のかたなどが船橋市、鎌ケ谷市、習志野市,、市川市、千葉市を始め多くの方に来院頂いています。
地元船橋の大穴北小学校第一回卒業生です
大穴中学校、県立千葉高校卒業
平成3年千葉大学医学部卒業
平成6年より2年間船橋市立医療センター勤務
平成8年 倉敷中央病院で循環器の専門トレーニング
平成9年より平成26年3月まで船橋市立医療センター心血管センター循環器内科副部長として勤務
平成26年5月すぎおかクリニック開院
<取得資格>
医学博士、日本内科学会認定医、日本循環器学会専門医、日本心血管インターベンション治療学会専門医、抗加齢医学会専門医、日本医師会認定健康スポーツ医など
こんにちは。すぎおかクリニック院長、杉岡です。
現在、心疾患を持っている人は、コロナウイルスに感染した際に重症化する要因の一つと指摘されています。
そんな中、最近ACE阻害薬やアンジオテンシンII受容体拮抗薬(ARB)などの降圧剤使用とコロナウイルスの重症化に関して関係があるのではないかと議論が起きている話もあるようです。
それを受けて、米国心臓協会(AHA)、米国心不全学会(HFSA)、米国心臓病学会(ACC)の3学会は3月17日にこれら降圧剤はコロナウイルス重症化の要因にはならない、という共同声明を発表しました。
最新のデータを調べた結果、ACE阻害薬やARBの使用中止を支持するエビデンスは見つけられなかったこと、そのため、治療を変更する際には、患者個々の必要性を考慮する必要があるとのことです。
高血圧や心不全などで続けている治療を自分の判断で薬を中止してしまうのはとても危険なことです。
薬を続けるリスクと、薬を中断するリスクと果たしてどちらが高いのか?そのことを常に考え、薬を中止したい場合は必ず主治医の先生に相談するようにしてください。
当院は心臓血管病などの循環器疾患や糖尿病などの生活習慣病に力を入れています。
動脈硬化を予防したい方、または心臓病を発症したあとの再発予防のかたなどが船橋市、鎌ケ谷市、習志野市,、市川市、千葉市を始め多くの方に来院頂いています。
地元船橋の大穴北小学校第一回卒業生です
大穴中学校、県立千葉高校卒業
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平成6年より2年間船橋市立医療センター勤務
平成8年 倉敷中央病院で循環器の専門トレーニング
平成9年より平成26年3月まで船橋市立医療センター心血管センター循環器内科副部長として勤務
平成26年5月すぎおかクリニック開院
<取得資格>
医学博士、日本内科学会認定医、日本循環器学会専門医、日本心血管インターベンション治療学会専門医、抗加齢医学会専門医、日本医師会認定健康スポーツ医など
こんにちは。すぎおかクリニック院長、杉岡です。
今日は心臓と運動の関係についてお話します。
狭心症や心筋梗塞などの心臓発作を一度起こすと、多くの人が無理しちゃいけないと考え、活動量が低下してしまいます。
では、活動量が低下すると、心臓はどうなってしまうのでしょうか?
ここで、ある一つの研究を報告したいと思います。
これは、「ベッドレスト実験」と呼ばれているもので、ある期間の半坐位での寝たきりに近い状態が心臓に及ぼす影響を調べたものです。
その結果、半坐位の寝たきりで過ごすと、1週間辺り心臓の筋肉が1%萎縮することが判明しました。
一方で寝たきりながらも足漕ぎ運動(ローイング運動)をしていた人には心筋の萎縮が見られなかったとのことです。
このように、心臓を健康に維持するためには定期的に心臓を使っていくということが何よりも大切です。
心筋梗塞や心不全を起こした後に、自分がどれくらい運動してもよいのか?どれくらい運動するべきなのか?その判断に患者さん自身やご家族が迷っているケースが多く見られます。
そこで役に立つのが心臓リハビリテーションです。
心臓リハビリでは、監視下リハビリテーションといって、看護師などの医療従事者監視下で個人個人にあった適切な運動を血圧や心拍数をみながら行っています。
当院でも、心臓病の患者さんに対して適切な心臓リハビリテーションを行っています
当院には、動脈硬化を予防したい方、狭心症・心筋梗塞または心臓病を発症したあとの再発予防のかた、糖尿病のかたなど、船橋市、鎌ケ谷市、習志野市,、市川市、千葉市を始め多くの方に来院頂いています。
地元船橋の大穴北小学校第一回卒業生です
大穴中学校、県立千葉高校卒業
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平成9年より平成26年3月まで船橋市立医療センター心血管センター循環器内科副部長として勤務
平成26年5月すぎおかクリニック開院
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医学博士、日本内科学会認定医、日本循環器学会専門医、日本心血管インターベンション治療学会専門医、抗加齢医学会専門医、日本医師会認定健康スポーツ医など
こんにちは。すぎおかクリニック院長、杉岡です。
今日は、「むくみ」についてのお話です。
足がむくんできたときに、どんな原因が考えられるでしょうか?コレってそもそも病気なのでしょうか?
例えば、立ち仕事が長かったときや一日中座っていたときなどに夕方むくんできた経験はありませんか?
これは、単純に下肢の運動不足に伴い、下肢の循環が悪くなっていたからで病気ではありません。
また、塩分を取りすぎると体は塩分を薄めようと水分を体内に溜め込もうとする作用が働き、結果的にむくみに繋がります。
また、高齢者などで体内のタンパク質が少ない、いわゆる栄養状態が良好でないと、血液がうすくなってしまい、同様にむくむことがあります。
このように、むくみの多くは運動不足・塩分過多などの偏食・栄養障害などで病気ではありません。
しかし、むくみの中には実際に病気を抱えている場合もあります。
代表的なものに心不全があります。心不全は、心臓のポンプ機能が低下したことで、尿量が低下してしまい、体内に水分が溜まっている状態です。
同様に、腎不全や肝不全などの内臓障害でもむくみは出現します。
また、貧血などで血液が薄くなっている場合や、甲状腺の機能が低下し全身の代謝が低下している場合もむくみの原因になります。
むくみの多くは問題ないといえるものの、一部のかたには病気が隠れていることがあります。
特に、高齢者や糖尿病や高血圧などの基礎疾患を抱えている方は、チェックする必要があると言えます。
心臓が原因でむくみが出現している場合は、しっかりと検査・治療をする必要があります。
つまりなぜ心不全を起こしたのか? 狭心症や心筋梗塞はないか? 弁膜症は? 高血圧は?
心不全は見過ごすことで、突然状態が悪くなり、最悪命に関わることもありえます。
当院では、循環器という立場からむくみの原因検索を行っています。
自分だけは大丈夫だと勝手に決めつけることだけは避けてください。
むくみが心配な方は一度ご相談くださいね。
当院は心臓血管病などの循環器疾患や糖尿病などの生活習慣病に力を入れています。
動脈硬化を予防したい方、または心臓病を発症したあとの再発予防のかたなどが船橋市、鎌ケ谷市、習志野市,、市川市、千葉市を始め多くの方に来院頂いています。
地元船橋の大穴北小学校第一回卒業生です
大穴中学校、県立千葉高校卒業
平成3年千葉大学医学部卒業
平成6年より2年間船橋市立医療センター勤務
平成8年 倉敷中央病院で循環器の専門トレーニング
平成9年より平成26年3月まで船橋市立医療センター心血管センター循環器内科副部長として勤務
平成26年5月すぎおかクリニック開院
<取得資格>
医学博士、日本内科学会認定医、日本循環器学会専門医、日本心血管インターベンション治療学会専門医、抗加齢医学会専門医、日本医師会認定健康スポーツ医など
こんにちは。すぎおかクリニック院長、杉岡です。
今日は『心臓血管病と海藻摂取の関係』についてです。
海藻には豊富なビタミンやミネラル、食物繊維が含まれています。それぞれの成分は健康に良い、動脈硬化や心臓病に良い、と言われていますが、海藻自体が心臓血管病に効くのか、ということはよくわかっていません。
日本の多目的コホート(JPHC)研究で、筑波大学の研究チームが海藻摂取と脳卒中および虚血性心疾患リスクとの関連を調査・報告しました。
『Seaweed intake and risk of cardiovascular disease: the Japan Public Health Center–based Prospective (JPHC) Study』
研究対象は男性4万707人と女性4万5,406人で、約20年の経過を追っています。
海藻をほぼ毎日食べるグループとそうでないグループの2群に分け比較検討しています。
その結果、
男性では、海藻をほとんど摂取しない群に対して、ほぼ毎日摂取する群では、虚血性心疾患(狭心症や心筋梗塞)の発症率がで76%に低下、心血管疾患全体では88%に低下していました。
女性では、虚血性心疾患の発症率は56%に低下、心血管疾患全体で89%にまで低下がみられました。
一方で海藻摂取と脳卒中の発症リスクには明らかな関連は認められなかったということです。
海藻摂取のパワーが明らかになりました。海藻にはビタミンやミネラルだけでなく、ポリフェノールも豊富です。そういったあらゆる栄養素の複合が心臓病の発症を抑えたと考えられます。
特に女性で虚血性心疾患の発症が56%にまで低下した事実は驚きです。
虚血性心疾患などの心臓病を予防するためにいたずらに薬をのんだりサプリメントに頼るのではなく、まずはこういった体に良い食事を欠かさないことから始めないといけませんね
当院は心臓血管病などの循環器疾患や糖尿病などの生活習慣病に力を入れています。
動脈硬化を予防したい方、または心臓病を発症したあとの再発予防のかたなどが船橋市、鎌ケ谷市、習志野市,、市川市、千葉市を始め多くの方に来院頂いています。
地元船橋の大穴北小学校第一回卒業生です
大穴中学校、県立千葉高校卒業
平成3年千葉大学医学部卒業
平成6年より2年間船橋市立医療センター勤務
平成8年 倉敷中央病院で循環器の専門トレーニング
平成9年より平成26年3月まで船橋市立医療センター心血管センター循環器内科副部長として勤務
平成26年5月すぎおかクリニック開院
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医学博士、日本内科学会認定医、日本循環器学会専門医、日本心血管インターベンション治療学会専門医、抗加齢医学会専門医、日本医師会認定健康スポーツ医など