胸痛
こんにちは。すぎおかクリニック院長、杉岡です。
今日のテーマは『胸痛』です。
胸痛と狭心症
胸痛、胸が痛い、などの症状でまず疑われる病気、それは狭心症です。
狭心症とは、心臓に栄養を送る冠動脈と呼ばれる血管が動脈硬化で狭くなってしまうものです。
この、狭心症という状態を見逃すと心筋梗塞をおこし、命を落としてしまう人もいます。
ですから、胸痛という狭心症のサインはとても大切です。
狭心症の典型的な胸痛
狭心症で典型的な胸痛は、労作時胸痛と呼ばれるもので、安静時には何も起こらないのに、運動時や労作時に限って胸が痛くなります。
その症状は、「胸が締め付けられる」、「胸が押される」、「みぞおちが痛い」、などです。
一方、「胸がちくちくする」、「胸がずきずきする」などの症状は狭心症としては典型的ではありません。
胸痛の症状のでかたで、心臓によるものなのか、違うのか?を知ることは大事ですね。
しかし、この症状はあくまでも一般論。もし、胸痛や胸の不快感で心配であれば、遠慮なく循環器専門医に相談してください。
もちろん当院にも、本当に多くの狭心症の方が通院されています。
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