動悸 胸がドキドキ 心房細動②
心房細動という不整脈の症状は、主に動悸です。
胸がドキドキするという表現で表されることが多いですが、息が苦しい、胸が痛い、胸が変な感じ・・・など、のような訴えをおっしゃるかたもいらっしゃいます。
必要なこと、大事なことは、ドキドキしている時に病院を受診することです。
しかし、心房細動の中には、発作性心房細動と言って、一時的にしか心房細動がでない方がいらっしゃいます。
心房細動の最中は動悸があったため病院に行けず、動悸(ドキドキ)が治ってから病院に来る方がいますが、不整脈(動悸)が治ってからだと、心房細動の診断がつけられないこともあります。
とにかく、おかしいな、変だな、と思ったら遠慮せずに早めに外来を受診されてください。
当院では発作性心房細動のかたへは、通常の心電図だけでなく、24時間心電図(ホルター心電図)、心臓エコー検査、など適切な検査を早急におこない、心房細動の確定診断を的確②行っています。そして状況によっては近隣の救急病院と連携をとって、そちらで治療をお願いすることもあります。
心房細動の治療法は、薬物療法が行われる場合と、カテーテルアブレーションというカテーテル治療があります。
次回は治療法についてお話しますね。
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