不整脈の検査 発作性の場合
こんにちは~
船橋市の内科、循環器内科、心臓内科、糖尿病内科のすぎおかクリニック院長、杉岡です。
今回は、不整脈が疑われた時の検査についてお話ししますね。
不整脈は大きく2つに分かれます。それは24時間常に出ているタイプのものと、発作的に短時間出るタイプのものです。
24時間出ているタイプのものには、健康診断などでたまたまみつかった心房細動などがあります。
このタイプは、病院に受診された際に心電図をとることで、その診断が可能です。
一方、発作性の不整脈の場合は、病院に来院時、心電図をとっても不整脈が診断されないことが多いです。
そこで、役に立つ検査がホルター心電図です。これは24時間心電図とも呼ばれています。
簡単にいうと、24時間簡易的なポータブル心電図を装着した状態で帰宅していただき、翌日再度来院。
ホルター心電図内に記録されたまさに24時間の心電図記録を専用の機械で解析することで、隠れた発作性の不整脈を検出するというものです。
発作性の不整脈とは、たとえば期外収縮、発作性心房細動、心室頻拍、発作性の徐脈、ブロックなどがあります。
ホルター心電図は、ただ行えばよいというものではなく、大切なことはその結果を踏まえてどう最適な方針を立てるか、どんな生活習慣をおくるかということです。
動悸や、不整脈が心配であったり、今までの治療法が正しいのかしっかりと聞いてみたい、などあれば、循環器の専門医を有する病院、クリニックへの受診をおすすめします。
すぎおかクリニックでは、常時4台のホルター心電図(24時間心電図)を使って、船橋市をはじめ、鎌ヶ谷市、習志野市、市川市などをはじめとする近隣の多くの皆様の不整脈の管理にお役立ていただおております。
タグ:不整脈 | 心臓病