こんにちは。すぎおかクリニック院長、杉岡です。
今日は『軽度認知障害にカマンベール??』です。
MCIとは、軽度認知障害とよばれているもので、アルツハイマー病ではないけれど、健常とも言えない脳の状況を表します。日常生活内は何ら問題はないものの、このMCIと言う状況を見逃すと数年後にはアルツハイマー病に進行する可能性があるというものです。
そのために、MCIから病状が進行しないよう予防することがとても大切になります。
今回、カマンベールチーズがMCI進行を抑える可能性があるかも?という研究報告がなされました。
この研究では、日本人のMCI女性を対象に、カマンベールチーズまたはプロセスチーズを毎日3ヶ月食べ続け、その後の様々な変化を比較した研究でした。
指標として扱われた項目は握力や歩行速度などの身体能力の変化、血中アルブミン値や炎症反応としてのCRP値、そして脳機能の指標として使われたのはBDNF(脳由来神経栄養因子)と言うタンパク質の値でした。
結果:2群間において、身体機能などに違いは見られなかったものの、カマンベールチーズを食べた群のみでBDNFが6.18%上昇していたのです。
BDNFは脳の神経ネットワークを再生、発達させるタンパク質として非常に注目を集めている物質です。
BDNF値が上昇することで、MCIのかたの脳機能が改善するのではないか?とおおいに今後の期待が高まる研究でした。
自分が軽度認知障害(MCI)になっているのか?は自覚症状ではわかりません。
そして認知症の多くは動脈硬化が原因でおこります。
当院では、MCI検査を行っています(保険適応外)。
アルツハイマー病予防のためにもぜひ一度検査されることをおすすめします。
ご心配のある方は、是非すぎおかクリニックへご相談くださいね。
当院は循環器疾患や糖尿病などの生活習慣病に力を入れています。
動脈硬化を予防したい方、または心臓病を発症したあとの再発予防のかたなどが船橋市、鎌ケ谷市、習志野市,、市川市、千葉市を始め多くの方に来院頂いています。
地元船橋の大穴北小学校第一回卒業生です
大穴中学校、県立千葉高校卒業
平成3年千葉大学医学部卒業
平成6年より2年間船橋市立医療センター勤務
平成8年 倉敷中央病院で循環器の専門トレーニング
平成9年より平成26年3月まで船橋市立医療センター心血管センター循環器内科副部長として勤務
平成26年5月すぎおかクリニック開院
<取得資格>
医学博士、日本内科学会認定医、日本循環器学会専門医、日本心血管インターベンション治療学会専門医、抗加齢医学会専門医、日本医師会認定健康スポーツ医など
こんにちは。すぎおかクリニック院長、杉岡です。
今日は、軽度認知障害(MCI)についてお話します。
MCIとは、認知症の前段階のことです。MCIの状態に気づかず、やりすごしてしまうと、5年で半数の人が認知症に進行するとも言われています。
アルツハイマー型認知症の場合、脳内にアミロイドβが蓄積し、神経細胞にダメージを与えると言われています。実はMCIの段階から脳内にアミロイドβが蓄積し始めているのです。
□何をしようとしたか思い出せない
□人と合う約束を忘れてしまった
□長年の趣味への関心が薄れてきた
□薬の飲み忘れが増えた
□・・・・
などのような症状が出た場合、MCIスクリーニング検査が勧められます。
少量の血液検査(保険適用外)で調べることが可能となっています。
認知症予防の検査、是非調べてみてください。
当院でも、もちろん検査は可能です。
当院は循環器疾患と動脈硬化、糖尿病や高コレステロールなどの生活習慣病に力を入れています。
動脈硬化や心臓病が気になる方、または心臓病を発症したあとの再発予防のかた、糖尿病の合併症を抱えた方など、船橋市、鎌ケ谷市、習志野市,、市川市、千葉市を始め多くの地域から来院頂いています。
地元船橋の大穴北小学校第一回卒業生です
大穴中学校、県立千葉高校卒業
平成3年千葉大学医学部卒業
平成6年より2年間船橋市立医療センター勤務
平成8年 倉敷中央病院で循環器の専門トレーニング
平成9年より平成26年3月まで船橋市立医療センター心血管センター循環器内科副部長として勤務
平成26年5月すぎおかクリニック開院
<取得資格>
医学博士、日本内科学会認定医、日本循環器学会専門医、日本心血管インターベンション治療学会専門医、抗加齢医学会専門医、日本医師会認定健康スポーツ医など