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ソーシャルメディアの使いすぎは、メンタルヘルスの問題を抱えやすい

こんにちは。すぎおかクリニック院長、杉岡です。

今日のテーマは『ソーシャルメディアとメンタルヘルス』についてです。

そして今回取り上げる論文は、

『Associations Between Time Spent Using Social Media and Internalizing and Externalizing Problems Among US Youth』

アメリカの若者におけるソーシャルメディアを使用した時間と、メンタルヘルスの関係について書かれた論文です。

ソーシャルメディアの過度使用の恐怖

この論文は、2019年の「JAMA Psychiatry」9月11日オンライン版に発表されました。

この研究によると、FacebookやInstagram、Twitterなどのソーシャルメディアに1日3時間以上費やす人は、不安や抑うつなどの精神的問題を抱えるリスクが約2.5~3倍にも上ることが判明したのです。

対象となった方は6595人。ソーシャルメディアの使用時間に分けて検討されています。

不安やうつ症状、孤独感などの内在的問題は、ソーシャルメディアを全く使用しない若者と比べて、『30分~3時間』使用の若者で、リスクが2倍になっていました。更に『3時間~6時間』の若者でリスクが2.5倍、『6時間以上』の若者で3倍でした。

そして、注意力の欠如や、ストレスを感じたときにおこす無謀な行動など、外在的問題もソーシャルメディアの長時間使用でリスクが2~4倍となっていました。

ソーシャルメディアがどれだけ、精神的な不健康や気分、感情の乱れに関係しているか、はまだまだ議論中ではあります。

しかし、ソーシャルメディアに依存するような生活からは抜け出す必要はありそうですね

あなたはスマホ依存症になっていませんか?

 

 

 

当院は循環器疾患と糖尿病に力を入れています。

動脈硬化や心臓病が気になる方、または心臓病を発症したあとの再発予防のかた、糖尿病の合併症を抱えた方など、船橋市、鎌ケ谷市、習志野市,、市川市、千葉市を始め多くの地域から来院頂いています。

 

 

<院長プロフィール>

地元船橋の大穴北小学校第一回卒業生です

大穴中学校、県立千葉高校卒業

平成3年千葉大学医学部卒業

平成6年より2年間船橋市立医療センター勤務

平成8年 倉敷中央病院で循環器の専門トレーニング

平成9年より平成26年3月まで船橋市立医療センター心血管センター循環器内科副部長として勤務

平成26年5月すぎおかクリニック開院

<取得資格>

医学博士、日本内科学会認定医、日本循環器学会専門医、日本心血管インターベンション治療学会専門医、抗加齢医学会専門医、日本医師会認定健康スポーツ医など