こんにちは。すぎおかクリニック院長、杉岡です。
今日は、高血圧と塩分の関係についてお話します。
高血圧は、代表的な動脈硬化危険因子の一つです。これ以外に脂質異常症や糖尿病、肥満、喫煙などが重なることで心筋梗塞や狭心症、脳卒中などの動脈硬化疾患が増えることはみなさんよくご存知のことと思います。
一般的に塩分をたくさん摂ることが血圧上昇に結びつく、と言われています。
しかしながら、逆に塩分を制限することで血圧が低下するのか?これに関してははっきりした結論が出ていません。
そんな中、塩分制限自体が血圧を低下する、というメタ解析(たくさんの論文を解析した論文)が発表されました
「Effect of dose and duration of reduction in dietary sodium on blood pressure levels: systematic review and meta-analysis of randomised trials」
133件の試験(研究)に参加した1万2,197例が今回の解析に用いられました。
その結果、塩分を制限すると、24時間尿中ナトリウム排泄量は平均130mmol(p<0.001)減少。
収縮期血圧(SBP)は4.26mmHg(3p<0.001)、拡張期血圧は(DBP)は2.07mmHg(p<0.001)、それぞれ有意に低下したのです。
そしてこの結果は高血圧患者のみでなく、非高血圧患者さんにもみられ、特に高齢者などのもともと収縮期血圧が高い人ほど血圧の下がりが大きかったということでした。
この論文だけで、塩分と血圧には絶対的に深い関係がる、とまでは言い切れませんが、塩分を控えめにしておくことは大切と言えそうですね
当院には、高血圧の方、糖尿病のかた、動脈硬化を予防したい方、狭心症・心筋梗塞または心臓病を発症したあとの再発予防のかたなどが船橋市、鎌ケ谷市、習志野市,、市川市、千葉市を始め多くの方に来院頂いています。
地元船橋の大穴北小学校第一回卒業生です
大穴中学校、県立千葉高校卒業
平成3年千葉大学医学部卒業
平成6年より2年間船橋市立医療センター勤務
平成8年 倉敷中央病院で循環器の専門トレーニング
平成9年より平成26年3月まで船橋市立医療センター心血管センター循環器内科副部長として勤務
平成26年5月すぎおかクリニック開院
<取得資格>
医学博士、日本内科学会認定医、日本循環器学会専門医、日本心血管インターベンション治療学会専門医、抗加齢医学会専門医、日本医師会認定健康スポーツ医など
こんにちは。すぎおかクリニック院長、杉岡です。
今日は糖尿病と下肢疾患の話です。
糖尿病は本当にたくさんの合併症を持っています。狭心症や心筋梗塞などの虚血性心疾患はもとより、脳卒中、アルツハイマー、がんのリスクも高めてしまいます。神経障害や網膜症、腎症も3大合併症として有名です。
糖尿病に伴う下肢疾患としてみてみると、どんな合併症が考えられるでしょうか?
一番多いのが、糖尿病性の神経障害です。足のしびれ感や、逆に神経が鈍感になってしまったりする状態です。
また、下肢の虚血、閉塞性動脈硬化症も糖尿病の合併症としてよく知られています。
糖尿病の神経障害と血行障害(閉塞性動脈硬化症)は両方を一緒に合併することも多いです。
普通は、閉塞性動脈硬化症で足への血流障害が出ると、足が痛くなる(間欠性跛行)のですが、糖尿病性神経障害を合併していると、虚血に伴う足の痛みが感じにくくなります。
結果的に、虚血が進行し、足の潰瘍や最悪の場合壊死に陥ることもあるのです。
先日、糖尿病に伴う下肢の合併症が世界でどれくらいの割合、いるのだろうか?という報告がなされました。
「Global Disability Burdens of Diabetes-Related Lower-Extremity Complications in 1990 and 2016」
というタイトルで、「Diabetes Care」3月5日オンライン版に掲載されました。
糖尿病性神経障害、足潰瘍、下肢切断の割合を調べたところ、なんと世界の1.8%の方がこの合併症をかかえていたというのです。驚きです。世界の2%弱、世界で55人に一人がこの合併症を持っているという計算です。
改めて、糖尿病という病気が世界中で起きている現代病ということがわかりますね。
糖尿病は日頃の生活、向き合い方が本当に本当に大事です。
とんでもないことが起きてから後悔しないよう、定期的な糖尿病チェックは欠かさないでくださいね。
当院には、糖尿病の方、動脈硬化を予防したい方、狭心症・心筋梗塞または心臓病を発症したあとの再発予防のかたなど、船橋市、鎌ケ谷市、習志野市,、市川市、千葉市を始め多くの方に来院頂いています。
地元船橋の大穴北小学校第一回卒業生です
大穴中学校、県立千葉高校卒業
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平成8年 倉敷中央病院で循環器の専門トレーニング
平成9年より平成26年3月まで船橋市立医療センター心血管センター循環器内科副部長として勤務
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医学博士、日本内科学会認定医、日本循環器学会専門医、日本心血管インターベンション治療学会専門医、抗加齢医学会専門医、日本医師会認定健康スポーツ医など
こんにちは。すぎおかクリニック院長、杉岡です。
今日は心臓と運動の関係についてお話します。
狭心症や心筋梗塞などの心臓発作を一度起こすと、多くの人が無理しちゃいけないと考え、活動量が低下してしまいます。
では、活動量が低下すると、心臓はどうなってしまうのでしょうか?
ここで、ある一つの研究を報告したいと思います。
これは、「ベッドレスト実験」と呼ばれているもので、ある期間の半坐位での寝たきりに近い状態が心臓に及ぼす影響を調べたものです。
その結果、半坐位の寝たきりで過ごすと、1週間辺り心臓の筋肉が1%萎縮することが判明しました。
一方で寝たきりながらも足漕ぎ運動(ローイング運動)をしていた人には心筋の萎縮が見られなかったとのことです。
このように、心臓を健康に維持するためには定期的に心臓を使っていくということが何よりも大切です。
心筋梗塞や心不全を起こした後に、自分がどれくらい運動してもよいのか?どれくらい運動するべきなのか?その判断に患者さん自身やご家族が迷っているケースが多く見られます。
そこで役に立つのが心臓リハビリテーションです。
心臓リハビリでは、監視下リハビリテーションといって、看護師などの医療従事者監視下で個人個人にあった適切な運動を血圧や心拍数をみながら行っています。
当院でも、心臓病の患者さんに対して適切な心臓リハビリテーションを行っています
当院には、動脈硬化を予防したい方、狭心症・心筋梗塞または心臓病を発症したあとの再発予防のかた、糖尿病のかたなど、船橋市、鎌ケ谷市、習志野市,、市川市、千葉市を始め多くの方に来院頂いています。
地元船橋の大穴北小学校第一回卒業生です
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平成8年 倉敷中央病院で循環器の専門トレーニング
平成9年より平成26年3月まで船橋市立医療センター心血管センター循環器内科副部長として勤務
平成26年5月すぎおかクリニック開院
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こんにちは。すぎおかクリニック院長、杉岡です。
今日は、「むくみ」についてのお話です。
足がむくんできたときに、どんな原因が考えられるでしょうか?コレってそもそも病気なのでしょうか?
例えば、立ち仕事が長かったときや一日中座っていたときなどに夕方むくんできた経験はありませんか?
これは、単純に下肢の運動不足に伴い、下肢の循環が悪くなっていたからで病気ではありません。
また、塩分を取りすぎると体は塩分を薄めようと水分を体内に溜め込もうとする作用が働き、結果的にむくみに繋がります。
また、高齢者などで体内のタンパク質が少ない、いわゆる栄養状態が良好でないと、血液がうすくなってしまい、同様にむくむことがあります。
このように、むくみの多くは運動不足・塩分過多などの偏食・栄養障害などで病気ではありません。
しかし、むくみの中には実際に病気を抱えている場合もあります。
代表的なものに心不全があります。心不全は、心臓のポンプ機能が低下したことで、尿量が低下してしまい、体内に水分が溜まっている状態です。
同様に、腎不全や肝不全などの内臓障害でもむくみは出現します。
また、貧血などで血液が薄くなっている場合や、甲状腺の機能が低下し全身の代謝が低下している場合もむくみの原因になります。
むくみの多くは問題ないといえるものの、一部のかたには病気が隠れていることがあります。
特に、高齢者や糖尿病や高血圧などの基礎疾患を抱えている方は、チェックする必要があると言えます。
心臓が原因でむくみが出現している場合は、しっかりと検査・治療をする必要があります。
つまりなぜ心不全を起こしたのか? 狭心症や心筋梗塞はないか? 弁膜症は? 高血圧は?
心不全は見過ごすことで、突然状態が悪くなり、最悪命に関わることもありえます。
当院では、循環器という立場からむくみの原因検索を行っています。
自分だけは大丈夫だと勝手に決めつけることだけは避けてください。
むくみが心配な方は一度ご相談くださいね。
当院は心臓血管病などの循環器疾患や糖尿病などの生活習慣病に力を入れています。
動脈硬化を予防したい方、または心臓病を発症したあとの再発予防のかたなどが船橋市、鎌ケ谷市、習志野市,、市川市、千葉市を始め多くの方に来院頂いています。
地元船橋の大穴北小学校第一回卒業生です
大穴中学校、県立千葉高校卒業
平成3年千葉大学医学部卒業
平成6年より2年間船橋市立医療センター勤務
平成8年 倉敷中央病院で循環器の専門トレーニング
平成9年より平成26年3月まで船橋市立医療センター心血管センター循環器内科副部長として勤務
平成26年5月すぎおかクリニック開院
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医学博士、日本内科学会認定医、日本循環器学会専門医、日本心血管インターベンション治療学会専門医、抗加齢医学会専門医、日本医師会認定健康スポーツ医など
こんにちは。すぎおかクリニック院長、杉岡です。
卵は必須栄養素をバランス良く摂取できる食べ物ですが、一部では、卵の摂取で心臓病リスクが高まる可能性があるとして、食べすぎないように助言しているところもあるようです。
確かに、卵にはコレステロールがたくさん含まれているために、心臓病の危険性は常に心配されてきました。
今回、1日1個の卵を食べ続けても心臓病の危険性は上がらない、とする大規模な研究結果が発表されました。
対象は50カ国からの約17万人のかた。
『Association of egg intake with blood lipids, cardiovascular disease, and mortality in 177,000 people in 50 countries』
この論文の結果、卵摂取と血中コレステロールなどの脂質、死亡率、または心臓血管病のイベントとの間に関連性は見つからなかったとのことです。
今回の研究で、卵が心臓血管病に何ら悪影響を及ぼさないことがわかりました。
卵には必須ビタミンやミネラル、非常に良質のタンパク質などが豊富に含まれていますからね
動脈硬化を予防したい方、糖尿病の方、狭心症・心筋梗塞または心臓病を発症したあとの再発予防のかたなどが船橋市、鎌ケ谷市、習志野市,、市川市、千葉市を始め多くの方に来院頂いています。
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こんにちは。すぎおかクリニック院長、杉岡です。
今日は『心臓血管病と海藻摂取の関係』についてです。
海藻には豊富なビタミンやミネラル、食物繊維が含まれています。それぞれの成分は健康に良い、動脈硬化や心臓病に良い、と言われていますが、海藻自体が心臓血管病に効くのか、ということはよくわかっていません。
日本の多目的コホート(JPHC)研究で、筑波大学の研究チームが海藻摂取と脳卒中および虚血性心疾患リスクとの関連を調査・報告しました。
『Seaweed intake and risk of cardiovascular disease: the Japan Public Health Center–based Prospective (JPHC) Study』
研究対象は男性4万707人と女性4万5,406人で、約20年の経過を追っています。
海藻をほぼ毎日食べるグループとそうでないグループの2群に分け比較検討しています。
その結果、
男性では、海藻をほとんど摂取しない群に対して、ほぼ毎日摂取する群では、虚血性心疾患(狭心症や心筋梗塞)の発症率がで76%に低下、心血管疾患全体では88%に低下していました。
女性では、虚血性心疾患の発症率は56%に低下、心血管疾患全体で89%にまで低下がみられました。
一方で海藻摂取と脳卒中の発症リスクには明らかな関連は認められなかったということです。
海藻摂取のパワーが明らかになりました。海藻にはビタミンやミネラルだけでなく、ポリフェノールも豊富です。そういったあらゆる栄養素の複合が心臓病の発症を抑えたと考えられます。
特に女性で虚血性心疾患の発症が56%にまで低下した事実は驚きです。
虚血性心疾患などの心臓病を予防するためにいたずらに薬をのんだりサプリメントに頼るのではなく、まずはこういった体に良い食事を欠かさないことから始めないといけませんね
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こんにちは。すぎおかクリニック院長、杉岡です。
今日は、糖尿病性網膜症とEPA(魚の油)の関係についての論文をご紹介します。
糖尿病は、たくさんの合併症を抱えているという問題があります。
大きな血管が詰まる心筋梗塞などの心臓病や脳卒中。
小血管の動脈硬化や神経異常が関与して起こる症状に糖尿病性腎症や糖尿病性網膜症があります。
普段から、糖尿病のコントロールをしっかり行うことがこれらの合併症の可能性を低くしてくれます。
今回、早期の糖尿病性網膜症に対してEPAが効く可能性があるという論文が発表されました。
『Omega-3 Fatty Acid and its Metabolite 18-HEPE Ameliorate Retinal Neuronal Cell Dysfunction by Enhancing Müller BDNF in Diabetic Retinopathy』
ラットを用いた実験を報告したこの論文によると、EPA(エイコサペンタエン酸)の内服で、網膜内の酸化ストレスが減少。それにより網膜内のBDNF(神経細胞の成長、維持や再生を促進するタンパク質神経細胞の成長、維持や再生を促進するタンパク質)が増加し、それに伴い糖尿病性網膜症の網膜内酸化ストレスが軽減、網膜内神経細胞であるAmacrine細胞障害が抑制された、ということです。
オメガ3の代表格であるEPAを投与することで、酸化ストレスが減り、糖尿病性網膜症のダメージを減らしてくれることが明らかになりました。
オメガ3は糖尿病性網膜症に関わらず、心臓血管病などの動脈硬化に良いと言われています。
これからもオメガ3がたくさん含まれた食品をしっかりとって、体の酸化を防いでいきましょうね
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こんにちは。すぎおかクリニック院長、杉岡です。
今日は、心不全と心臓エコー(心エコー)についてのお話です。
心不全とは、何らかの原因で心臓の機能が低下してしまい、全身に十分な血液、酸素、栄養を送れなくなっている状態です。
心不全の症状としては、息切れや強い動悸、むくみなどが典型的です。
このような心不全が疑われた場合、どんな検査が必要になるのでしょうか?
心不全をおこすと、多くの場合胸部レントゲン写真で心臓が大きくなっていたり(心肥大)や肺に水が溜まっていたり(肺うっ血)します。
しかしながら、レントゲン写真では不十分です。なぜならば、心臓が大きく写っていても心不全がない人もいますし、逆に心臓が大きく写っていなくても心不全の人が隠れているからです。
では心不全の診断や心不全の経過を把握するのに有効な検査は何でしょうか?
それが心臓エコー(心臓超音波)検査です。
心臓エコー検査では、心筋梗塞の程度などの心臓の動きが手にとるようにわかるのはもちろんのこと、弁膜症とよばれる心臓についている弁の動きもわかります。また、心臓の動きの低下に伴う肺の負担がどの程度あるか?など詳細に心臓の状態を把握できます。
時々、心臓エコーの検査なしに、胸部レントゲンや心電図だけで心不全と診断されている方をみかけます。
そういった場合、本当は心不全になっていないのに・・・というケースがあります。
もし、自分が本当に心不全になっているのかを調べるのであれば、ぜひ一度心エコーーを受けることをお勧めします。
当院は心臓血管病などの循環器疾患や糖尿病などの生活習慣病に力を入れています。
動脈硬化を予防したい方、または心臓病を発症したあとの再発予防のかたなどが船橋市、鎌ケ谷市、習志野市,、市川市、千葉市を始め多くの方に来院頂いています。
地元船橋の大穴北小学校第一回卒業生です
大穴中学校、県立千葉高校卒業
平成3年千葉大学医学部卒業
平成6年より2年間船橋市立医療センター勤務
平成8年 倉敷中央病院で循環器の専門トレーニング
平成9年より平成26年3月まで船橋市立医療センター心血管センター循環器内科副部長として勤務
平成26年5月すぎおかクリニック開院
<取得資格>
医学博士、日本内科学会認定医、日本循環器学会専門医、日本心血管インターベンション治療学会専門医、抗加齢医学会専門医、日本医師会認定健康スポーツ医など
こんにちは。すぎおかクリニック院長、杉岡です。
今日は、運動負荷心電図についてのお話をします。
運動負荷心電図というのをご存知ですか?
健康診断などで検査する心電図は安静時心電図というものです。
一方で運動負荷心電図というものがあります。
これは、運動負荷をかけてその前後で心電図をとり、運動による違いを測るものです。
実は、この運動負荷心電図が心臓病のチェックに欠かせないのです。
一つは狭心症のチェックです。
狭心症発作、狭心症に伴う胸痛の多くは軽い運動で誘発されやすいと言われています。
つまり、安静時の心電図では正常でもひとたび運動をしていただいたあとに心電図をとりなおすと、明らかな心電図異常が見られるのです。
同様に、狭心症に対してステント治療や冠動脈バイパス手術を行った方のフォローとしても定期的な運動負荷心電図を行い、冠動脈の狭窄が進行してないか、手軽にチェックできます。
また、不整脈の重症度をチェックするときにも役に立ちます。
運動をすることで増える不整脈なのか?消失する不整脈なのか?それによって薬剤を処方する必要があるかどうかの判断にもなります。
健康診断の心電図で正常だからと思わず、定期的に運動負荷心電図による動脈硬化チェックを是非してみてください。
高血圧や糖尿病、脂質異常のあるかた、肥満や喫煙のあるかた、そして狭心症や心筋梗塞の既往がある方は特に必要な検査です。
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