タグ:虚血、狭心症、心筋梗塞

虚血性変化

こんにちは~~!! 船橋市の内科、循環器内科、心臓内科、糖尿病内科のすぎおかクリニック院長、杉岡です。

今日のテーマは『虚血』です。

虚血って何?

虚血という言葉はあまり聞きなれない言葉かもしれません。ただ、健康診断などでよく心電図検査のあとに「虚血性異常あり」と診断される方がいます。または、「ST変化あり」などで表現されることもあります。

そもそも、虚血とはどんな意味でしょうか?

簡単に言うと、虚血とは、血液の循環が足りなくなっている状態です。たとえば、心臓に栄養を送る血管である冠動脈が狭くなれば、虚血性心疾患、狭心症、心筋梗塞とよばれます。

脳の血管に虚血がおきれば脳虚血、一時的に脳に虚血がおきれば『一過性脳虚血発作』と言われます。

腸の血管に虚血がおきれば、腹痛などが出現し、「虚血性腸炎」とよばれます。

足の血管に虚血がおきれば、「閉塞性動脈硬化症」などと呼ばれます。

つまり、全身のどの動脈でも狭窄や閉塞をおこせば、その部位は「虚血性変化」をおこすというわけです。

心臓の虚血性変化

心臓の虚血性変化のことを「虚血性心疾患」と呼びます。心臓に虚血性変化が起きると、胸痛や息切、胸部不快、胸部違和感、背部痛、肩の痛み、人によっては歯が痛む人も。

そして困ったことに虚血になっても痛みを全く感じない人もいてその発見、検出は意外と厄介です。

虚血性変化を検出、見つけ出す場合は積極的な検査が必要です。

まずは運動負荷心電図。普通の心電図では異常がなくてもひとたび運動負荷をかけて心電図をとってみると、隠れた虚血性心疾患の人を見つけ出すことも可能です。

虚血性心疾患をほおっておくと

心臓の血管が狭くなり、詰まってくると心筋梗塞をおこします。心筋梗塞は突然発症し、あっというまに命を奪っていく恐ろしい病気です。

ですから、虚血性心疾患が強く疑われる場合は、上記の写真のように、冠動脈造影検査を行う必要があります。この写真でも、お分かりのように一か所狭窄がみられますよね。ここを見つけ出すことがとても重要です。

虚血性心疾患を見逃さないために

生活習慣病や動脈硬化、高血圧、糖尿病、心筋梗塞の家族歴などあるかたは、まずは運動負荷心電図を受けてください。

循環器専門医のいるクリニック、病院であれば検査可能なはずです。

もちろん、当院でもほぼ毎日この検査を施行し、多くの皆様の心筋梗塞の予防に一役買っています。

すぎおかクリニックはスタッフ一同で船橋市、習志野、鎌ヶ谷、市川市などにお住いの皆様の健康に少しでも貢献できるよう、安心して皆様をお迎えできるよう、日々頑張っています!

今後ともよろしくお願いいたします!