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心臓リハビリの効果に年齢は関係ない

こんにちは。船橋市の内科、循環器内科、心臓内科、糖尿病内科のすぎおかクリニック院長、杉岡です。

今日のテーマは『心臓リハビリの効果に年齢は関係ない』です。

心臓病のその後

心筋梗塞や心不全をおこしたあと、どの程度体を動かしていいのか?安静がどの程度必要なのか?非常に気になる問題です。

よく言われるのが、「心臓が悪いからじっとしていなきゃだめ!」特に高齢者の場合、その方のことを思って口にしがちです。

でも、ほんとうにそうなのでしょうか?

心臓リハビリテーション(心臓リハ)は、心臓病患者さんの心機能の回復や生活範囲の拡充、心臓発作後の不安軽減に非常に役立つものです。今回、心臓リハビリがすべての年齢層に役立つと言う論文が発表されました。

高齢者だからじっとする、ではなく高齢者だからこを心臓リハビリを行って早く元気になってもらう、という考えが大事です。

心臓リハビリと高齢者

『Physical and Psychological Effectiveness of Cardiac Rehabilitation: Age Is Not a Limiting Factor!』

心臓リハビリテーションの身体的および心理的効果:年齢は制限要因ではありません!

目的:心臓病の高齢者でも年齢に関わらず心臓リハビリが有効なのか確かめること

対象と方法:733人の心臓病患者を65歳未満、65~80歳、80歳以上の3群に分けて心臓リハビリの有効性を比較検討しました

結果:すべての患者グループで、心臓リハビリ後に運動能力は大幅に向上していました。また、不安や抑うつ状態の改善も見られていました。

そして、心臓リハビリ前の運動能力が低ければ低いほど、また不安が強い人ほど心臓リハビリの効果が高買ったのです。

高齢者への心臓リハビリ

心筋梗塞や心不全などを抱えた高齢者は日常生活へのふあんや自信喪失などで社会活動が大幅に減ってしまうことがよくみられます。ご家族の方も心配のあまり運動をさせたがりません。

しかし、今回の研究のように、高齢者だからこそ運動をさせることが必要なのです。

心臓リハビリは、循環器専門医が常駐している病院などで、プロの心臓リハビリスタッフのアドバイスのもと、その方に最適な運動量を提供します。これは運動処方と呼ばれています。

当院では、船橋市のクリニックでは唯一心臓リハビリを行っています。

ぜひこれをきっかけに、心臓を鍛えてみてはいかがですか?お気軽にお問い合わせください。

 

<院長プロフィール>

地元船橋の大穴北小学校第一回卒業生です

大穴中学校、県立千葉高校卒業

平成3年千葉大学医学部卒業

平成6年より2年間船橋市立医療センター勤務

平成8年 倉敷中央病院で循環器の専門トレーニング

平成9年より平成26年3月まで船橋市立医療センター心血管センター循環器内科副部長として勤務

平成26年5月すぎおかクリニック開院

<取得資格>

医学博士、日本内科学会認定医、日本循環器学会専門医、日本心血管インターベンション治療学会専門医、抗加齢医学会専門医、日本医師会認定健康スポーツ医など

 

当院は循環器疾患と高血圧、糖尿病、高コレステロールなどの生活習慣病に力を入れています。

動脈硬化や心臓病が気になる方、または心臓病を発症したあとの再発予防のかた、心臓リハビリテーションに興味がある方、糖尿病の合併症を抱えた方など、船橋市、鎌ケ谷市、習志野市,、市川市、千葉市を始め多くの地域から来院頂いています。

 

 

心臓リハビリは心血管治療である

こんにちは。船橋市の内科、循環器内科、心臓内科、糖尿病内科のすぎおかクリニック院長、杉岡です。

今日は、心臓リハビリについてのお話です。

心臓リハビリとは

心臓リハビリとは、心臓血管病にかかった人を対象に行われるリハビリのことです。

例えば狭心症や心筋梗塞、心不全や心臓手術後。また大血管の病気の大動脈解離や閉塞性動脈硬化症などの人が対象になります。

通常、エルゴメーターと呼ばれる自転車を15分から30分ほど漕いでもらったり、トレッドミルと呼ばれるベルトコンベアーのようなものの上を歩いたりすることもあります。

そして心臓リハビリでは、プロの心臓リハビリの医療スタッフの監視のもと、適切な運動負荷をかけ続けることによって、いわば心臓血管を鍛えることになります。

心臓リハビリの効果

では、適切な運動負荷をかけることでどんな効果があるのでしょうか?

これはただ単に、体力がつくとか心肺機能が上がるとかというだけのものではありません。

適切な運動負荷を定期的に施行し続けることで、心疾患の再発予防や重症化予防、そして生命予後までも改善させるという報告は多数見られているのです。

また、血管内皮機能の改善、交感神経活性の抑制、不整脈減少作用、抗動脈硬化作用などもみられます。

そしてなりよりも、心臓血管チームのプロたちが全面的にバックアップ、すなわち適切な生活指導や食事指導も行い、栄養管理や内服薬の徹底などを行うことで、患者さんの病気を治そうとする意欲も出るという副次的な効果も生まれます。

心臓リハビリテーションのススメ

もし、あなたやあなたのご家族で心臓血管病をおこし、その後適切な運動ができていないなら、是非心臓リハビリを受けてみることをお勧めします。心臓血管の病気は、適切な運動を定期的に行い続けることが何よりも大切なのです。

当院では心臓血管病をおこした船橋市、鎌ケ谷市、習志野市を始め多くの方が心臓リハビリのために来院されています。

<院長プロフィール>

地元船橋の大穴北小学校第一回卒業生です

大穴中学校、県立千葉高校卒業

平成3年千葉大学医学部卒業

平成6年より2年間船橋市立医療センター勤務

平成8年 倉敷中央病院で循環器の専門トレーニング

平成9年より平成26年3月まで船橋市立医療センター心血管センター循環器内科副部長として勤務

平成26年5月すぎおかクリニック開院

<取得資格>

医学博士、日本内科学会認定医、日本循環器学会専門医、日本心血管インターベンション治療学会専門医、抗加齢医学会専門医、日本医師会認定健康スポーツ医など

【動画で説明】「胸が痛い!苦しい!」ときの対策

こんにちは。船橋市の内科、循環器内科、心臓内科、糖尿病内科のすぎおかクリニック院長、杉岡です。

今後、動画も使いながら、当クリニックで皆様のお役に立てそうなことをどんどん発信してまいりますね。

さて、今日のテーマは

「胸が痛い!苦しい!」ときの対策

についてです。

突然胸が痛くなったり、苦しくなると

ちょっと慌ててしまいますよね。

しかしながら、パニックになってしまいどうしようかと困り果ててしまうよりも、

まずは是非、当クリニックのような専門医に早めにお尋ねください。

早ければ早いほど、打ち手が広がります。

詳しくは動画をぜひご覧ください。

 

運動と記憶力の関係

こんにちは。船橋市の内科、循環器内科、心臓内科、糖尿病内科のすぎおかクリニック院長、杉岡です。

今日のテーマは『運動と記憶力』についてです。

記憶力、落ちていませんか?

最近、先ほど言われていたことをふと忘れてしまったり、あれ?今何やろうとしてたんだっけ?などどいう経験が増えている方はいませんか?

脳の中で、つい短時間まえに起きたことを記憶しておく場所があります。この場所は『海馬』と呼ばれています。年齢や乱れた食生活、睡眠不足、ストレス、それに伴う脳血流低下、脳血管の動脈硬化などによって海馬は萎縮することが考えられます。そして脳細胞が変性し、βアミロイドというたんぱくが多量に沈着してしまうと、アルツハイマー病を引き起こします。

この記憶力、簡単な運動でアップすることがもしできたとしたら素晴らしいと思いませんか?

短時間の運動で記憶力が上がる

2017年、筑波大学からこんな研究発表がありました。

Hippocampus誌に、『Acute Moderate Exercise Improves Mnemonic Discrimination in Young Adults』というタイトルで論文が掲載されたのです。

これによると、中等度の運動を10分行ったあとで記憶力テストを行ったところ、運動しなかった群に比べ、記憶力の向上が見られたというものです。

この場合の運動とはいわゆる有酸素運動というものです。

たがが10分ほどの運動で記憶力が上がるなら、今日から是非とも始めてみたくなりますよね!!

有酸素運動の大切さ

有酸素運動は、記憶力を上げるだけでなく、循環器の領域でもとても大切です。生活習慣病と呼ばれる高血圧や糖尿病、コレステロールや中性脂肪の改善、ダイエットなどによる体重コントロール。それだけではありません。有酸素運動は心臓発作の可能性をも大幅に減少させてくれます。それは心筋梗塞や狭心症などの発作予防はもちろんのこと、すでに発作を起こした経験がある方の再発予防にも非常に大事なのです。

ただ、一つ大切なことがあります。それは有意義な運動は『有酸素運動』である、という点です。運動を始めると、往々にして楽しくなって、または頑張りすぎて有酸素運動以上の運動をしてしまうケースがあるのです。いわゆる『無酸素運動』です。無酸素運動は、カラダの中に活性酸素を多くつくることで、運動が逆に仇になってしまいかねませんので、注意が必要です。

当院でも、心臓発作を起こした人を対象に定期的な有酸素運動を院内で行える、心臓リハビリテーションを行っています。自分の心臓はどの程度の運動をすることがちょうどよいのか?一人で運動をするのが心配、1人だとサボってしまって運動しない。ここのスタッフと一緒に楽しく運動したい(笑)などあれば、お気軽のご相談くださいね

 

心臓発作とワールドカップ応援

こんにちは。船橋市の内科、循環器内科、心臓内科、糖尿病内科のすぎおかクリニック院長、杉岡です。

今日のテーマは、過剰な興奮が心臓発作に関係があるか?というテーマです。

よくテレビドラマなので、すごく怒ったりしたときに心臓発作を起こしてしまうようなシーンをご覧になった方は多いと思います。でもあんな事って本当に起こりうることなんでしょうか?

というのも、心筋梗塞や狭心症の経験がある人だと特に注意する必要があるのでしょうか?

ここに、過剰な興奮が心臓発作に対してどんな影響を及ぼすのか?というとても興味深い研究発表(論文)をご紹介しますね。

ワールドカップの応援で心臓発作が増える?

2008年にNew England Journal of Medicineという超一流雑誌にある論文が掲載されました。これは、2006年にドイツで行われたワールドカップの最中に、ドイツ国民がどれほど心臓発作を起こしたのかという研究です。これによると、ワールドカップ中に心臓発作を起こした人は4279人。通常期間の心臓発作の人数と比較してなんと2.66倍だったというのです!

しかも、男性だけにかぎるとその数は3.26倍。そしてその半分が心臓発作の既往がある方だったのです。

過剰な興奮は心臓に負担をかける

このように通常では経験しえないような過剰な興奮を体験すると、心臓に強い負担がかかることがわかります。一方で、心臓発作を起こした人は、心臓を過保護にし過ぎて全然動かない、運動しないようなことだと逆に心臓発作がふえるという報告もあります。

心臓を適切に守り、鍛えるためには適度なストレスが必要ということですね。

心臓発作を起こしたが、心配で運動できない?

心筋梗塞や狭心症、心不全を起こした人で多くの人が過剰に心臓を心配し、十分な運動ができない方がいらっしゃいます。

そういう人におすすめの方法が、心臓リハビリテーションです。

心臓リハビリテーションとは

 

心臓リハビリテーションとは、血圧計や心拍モニターを装着しながら医療スタッフの監視のもと適切な運動(エルゴメーターやトレッドミル)をしていただくというものです。これを行うことで、心臓が定期的に適切な負荷を安全にかけることができ、心臓発作の再発率を大幅に減らすことが期待できます。

当院でも、心筋梗塞や心不全などの方を対象に多くの方にこの心臓リハビリテーションを行っています。

心臓が心配で運動がおろそかになっているひとは是非ご相談くださいね

 

心臓のリハビリテーション

船橋市の内科、循環器内科、心臓内科、糖尿病内科のすぎおかクリニックの院長、杉岡です。

さて、今日は心臓リハビリのお話しをしたいと思います。

心臓リハビリ??

聞いたことありますか?

皆さんの御家族や知り合いの方に心臓の悪い方はいらっしゃいませんか?

その方、普段どういう生活をしていますか?

よくある間違いは、
心臓が悪いんだからムリしちゃダメ!
というやつ。

もちろん心臓の具合が相当悪い人には当てはまりますが、一般には当てはまりません。

心臓の悪い人ほど、運動しなければいけないのです!!!!!!

ただ、漠然と運動することは危険なこともあります。

そこで出てくるのが心臓リハビリテーションです。

心臓リハビリテーションは、狭心症や心筋梗塞、心不全などの心臓の病気を持っている方、心臓手術の術後、大動脈解離などの大動脈疾患、閉塞性動脈硬化症などの人が適応となります。

これは、医者や看護師の監視のもと、モニターをつけながら自転車こぎなどの運動をしてもらうものです。
医師は、その人の血圧や脈拍をみながら、その人の心臓に一番合った最適な運動量を設定します。
つまり、この人は、血圧が幾つくらいでどれくらいの脈拍で運動するのが一番心臓に良いかということを導き出すことができるのです。

この運動をする利点は、

心臓を効率よく、安全にトレーニングできる。

日常生活での運動量を上げていける。

普段の運動を効率よく行える。

運動を続けることが、今後の心臓発作を起こすリスクを大幅に減らすことができる。

つまり、筋トレならぬ

心トレ

を是非行ってほしいのです。

そして何よりも、適切な運動を行うことで

ダイエット

にも良い効果が出るのも間違いないでしょうニコニコ

あなたの心臓に合った最適な運動量と
運動方法を是非知っておいてください。

すぎおかクリニックでは、心臓病を持っている方へ積極的に心臓リハビリテーションを提供しています。