超加工食品の高摂取によって死亡リスクが高くなる
こんにちは。船橋市の内科、循環器内科、心臓内科、糖尿病内科のすぎおかクリニック院長、杉岡です。
今日は、『超加工食品と死亡リスクの関係』についてお話します。
超加工食品
そもそも、超加工食品が体によくなさそうなイメージはすでに多くの方が持っていると思います。
しかし、実際にどの程度とるとどの程度体に悪いのか?など具体的な数字は示されることが少なく。ついつい加工食品に手を出していることが現実かもしれません。
張家港食品とは一般的にどんな食品をさしているのでしょうか?
今回取り上げる研究では、以下の超加工食品が体に悪かったというデータを出しています。
ハムやソーセージなどの加工肉、砂糖入り飲料、アイスクリームやバニラシェイクのような乳製品、マフィンやドーナツなどのペストリー、ビスケットなどのクッキー類。
スペインから報告された研究結果は次のようになります。
超加工食品と死亡リスク
スペイン・ナバラ大学のAnais Rico-Campa氏らの調査で、1999~2014年の期間に、20~91歳の1万9,899例を2年ごとにフォローアップしています。
超加工食品の摂取頻度を低(1日2サーブ以下)、低~中(1日2~3サービング未満)、中~高(1日3~4サービング未満)、高(1日4サービング以上)の4群に分けて評価しています。
その結果、高摂取群は低摂取群に比べ、間食や1日3時間以上のテレビ視聴の割合が高かった。1日のコンピュータ使用時間や昼寝の時間が長い。そして野菜、果物、オリーブ油、アルコール飲料、総食物繊維の摂取量が少なかった結果が得られました。
そして、高摂取群は低摂取群に比べ死亡率は62%も高く、超加工食品摂取が1サーブ増えるごとに死亡率が18%上昇するという結果もでました。
やはり体に悪そうなものをたべ続けるとやっぱり健康にはなれない、ということですね。
こういった生活習慣の乱れは動脈硬化を進行させ、高血圧や糖尿病の原因となり、更には心筋梗塞、狭心症、心不全、脳卒中へと進んでいきます。みなさんも普段の動脈硬化管理、しっかり行ってくださいね
当院は心臓血管病などの循環器疾患や高血圧、糖尿病などの生活習慣病に力を入れています。
動脈硬化を予防したい方、または心臓病を発症したあとの再発予防のかたなどが船橋市、鎌ケ谷市、習志野市,、市川市、千葉市を始め多くの方に来院頂いています。
在籍医師は、院長はじめ循環器専門医資格を多くの医師が有しております。
医師、専門スキルを持った看護師(糖尿病療養指導士、抗加齢学会指導士、心臓リハビリテーション指導士)、専門エコー技師、管理栄養士、経験豊富な医療事務の全員で、チームで患者さんを診療させていただいております。
どうぞ安心してご来院ください
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