豆腐の摂取は心臓疾患のリスクを下げる?
こんにちは。船橋市の内科、循環器内科、心臓内科、糖尿病内科のすぎおかクリニックです。
今日のテーマは、『豆腐と心臓病』です。
豆腐と心臓病
ある報告で、豆腐などのイソフラボン含有量が多い食品を定期的に摂取していると、冠動脈疾患(心臓病)の危険性を減らせるという報告がありました。
『Isoflavone Intake and the Risk of Coronary Heart Disease in US Men and Women』
この研究の参加者は20万人超で結果を解析したところ、豆腐を週1回以上摂取した群は月1回未満の群と比較して、冠動脈疾患発生のイベントリスクが18%低下したというのです。
そして、この効果は閉経前の女性に強く見られたということです。
一方で、豆乳の摂取による心臓血管病の減少効果は得られなかったようです。
そして、解析を進めると、
イソフラボン摂取量の多さは、野菜摂取量や身体活動量の多さと関連しており、豆腐の摂取頻度が高かった群も同様の結果とともに、肉類やトランス脂肪の摂取量が少ない傾向があったということも判明しました。
この研究から言えること
豆腐のようなイソフラボン高含有食品さえ食べていれば、心臓病が防げるというわけではありません。
豆腐を普段から定期的に食べる人は、その他の食事や運動などの生活習慣にもしっかりと注意を払っているようです。
やはり、大切なのは総合力・・ですかね
当院は心臓血管病などの循環器疾患や高血圧、糖尿病などの生活習慣病に力を入れています。
動脈硬化を予防したい方、または心臓病を発症したあとの再発予防のかたなどが船橋市、鎌ケ谷市、習志野市,、市川市、千葉市を始め多くの方に来院頂いています。
在籍医師は、院長はじめ全員が循環器専門医資格を有しております。
医師、専門スキルを持った看護師(糖尿病療養指導士、抗加齢学会指導士、心臓リハビリテーション指導士)、専門エコー技師、経験豊富な医療事務の全員で、チームで患者さんを診療させていただいております。
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