血管が老化すると糖尿病になる?!
こんにちは。すぎおかクリニック院長、杉岡です。
今日は『血管老化と糖尿病の関係』についてお話します。
血管内皮細胞の老化
神戸薬科大学のチームが血管内皮細胞の老化が脂肪細胞を老化させ、インスリン感受性を低下させることを明らかにしました。インスリン感受性が低下すると、糖尿病予備群のような状態になってしまいます。
つまり、血管が老化すると糖尿のリスクが高くなることが解明されたわけです。
血管はすべての臓器に栄養を与える大切なパイプの役目があります。
その血管内皮細胞の老化、血管の老化に伴って、血管内皮細胞から有害物質が分泌されることが老化の始まりとも考えられるわけです。
しかしこの実験では血管内皮細胞体される物質が脂肪細胞に酸化ストレスを起こしており、抗酸化剤の投与が脂肪細胞の老化を抑えることも報告しています。
老化防止のために、血管を鍛え、抗酸化剤をしっかり摂取することが必要ですね。
当院は心臓血管病などの循環器疾患や糖尿病などの生活習慣病に力を入れています。
動脈硬化を予防したい方、または心臓病を発症したあとの再発予防のかたなどが船橋市、鎌ケ谷市、習志野市,、市川市、千葉市を始め多くの方に来院頂いています。
<院長プロフィール>
地元船橋の大穴北小学校第一回卒業生です
大穴中学校、県立千葉高校卒業
平成3年千葉大学医学部卒業
平成6年より2年間船橋市立医療センター勤務
平成8年 倉敷中央病院で循環器の専門トレーニング
平成9年より平成26年3月まで船橋市立医療センター心血管センター循環器内科副部長として勤務
平成26年5月すぎおかクリニック開院
<取得資格>
医学博士、日本内科学会認定医、日本循環器学会専門医、日本心血管インターベンション治療学会専門医、抗加齢医学会専門医、日本医師会認定健康スポーツ医など
タグ:インスリン | 心臓血管病 | 糖尿病 | 老化 | 血管 | 血管内皮細胞