心房細動と燃え尽き症候群
こんにちは。すぎおかクリニック院長、杉岡です。
今日は、『心房細動と燃え尽き症候群』についてのお話です。
不整脈と疲労
疲労困憊や燃え尽き症候群(バーンアウト)を起こすような人では、心房細動と呼ばれる不整脈の危険性が高くなる、という論文が発表されました。
『Associations of anger, vital exhaustion, anti-depressant use, and poor social ties with incident atrial fibrillation: The Atherosclerosis Risk in Communities Study』
燃え尽き症候群のような状態になると、体内の炎症反応の上昇や、ストレス反応の増強が起こると言われています。
このようなバーンアウトの人は、バーンアウトが全くない人に比べ、心房細動のリスクが20%も高くなることが判明しました。
心の状態と心臓の状態は強く関連しており、精神的なストレス下にあるとき、心臓は異常なリズム、つまり心房細動で反応することがあるということを示唆していると思われます。
心臓の病気は強くストレスや疲労の影響を受けます。今回のような心房細動という不整脈以外にも狭心症や心筋梗塞など、ストレスに影響を受けやすい心臓の疾患はいくつもあります。
ストレスを感じている人は、無理をしすぎて燃え尽き症候群にならないよう、頑張りすぎないよう、無理をしすぎないよう、調節が大事です。何事もやりすぎは禁物ですね。
当院は心臓血管病などの循環器疾患や高血圧、糖尿病などの生活習慣病に力を入れています。
動脈硬化を予防したい方、または心臓病を発症したあとの再発予防のかたなどが船橋市、鎌ケ谷市、習志野市,、市川市、千葉市を始め多くの方に来院頂いています。
在籍医師は、院長はじめ全員が循環器専門医資格を有しております。
医師、専門スキルを持った看護師(糖尿病療養指導士、抗加齢学会指導士、心臓リハビリテーション指導士)、専門エコー技師、経験豊富な医療事務の全員で、チームで患者さんを診療させていただいております。
どうぞ安心してご来院ください
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