院長ブログ

乳製品は死亡リスクを改善するのか?

こんにちは。すぎおかクリニック院長、杉岡です。

今日のテーマは、『乳製品と死亡リスクの関連』にてついてです。

乳製品と病気予防

乳製品の良さは、様々なところで多く検討されています。例えば、乳製品摂取と糖尿病への効果、心臓血管病への効果、がんへの効果など。しかしながら多くの研究でも、明らかな有益性や有害性は証明されていません。さらに、死亡との関連性についてももちろんはっきりしていません。

今回、乳製品の総摂取量が死亡リスクを減少させるかどうか?という研究発表がなされたので、その紹介をさせていただきます。

乳製品と死亡リスク

『Associations of dairy intake with risk of mortality in women and men: three prospective cohort studies』

乳製品摂取と女性および男性の死亡リスクとの関連:3つの前向きコホート研究

対象:がんや心臓疾患のない男性49000人、女性16万8000人あまり。

追跡期間:32年

結果:全乳の摂取量増加はわずかに死亡率、心臓血管死、そしてがん死のリスク上昇と関連していました。

また、乳製品の代わりにナッツ、豆類、全粒穀物を摂取した場合は死亡リスクは低下し、赤身および加工肉の摂取は死亡リスク上昇と関連していました。

 

当院は循環器疾患や糖尿病などの生活習慣病に力を入れています。

動脈硬化を予防したい方、または心臓病を発症したあとの再発予防のかたなどが船橋市、鎌ケ谷市、習志野市,、市川市、千葉市を始め多くの方に来院頂いています。

<院長プロフィール>

地元船橋の大穴北小学校第一回卒業生です

大穴中学校、県立千葉高校卒業

平成3年千葉大学医学部卒業

平成6年より2年間船橋市立医療センター勤務

平成8年 倉敷中央病院で循環器の専門トレーニング

平成9年より平成26年3月まで船橋市立医療センター心血管センター循環器内科副部長として勤務

平成26年5月すぎおかクリニック開院

<取得資格>

医学博士、日本内科学会認定医、日本循環器学会専門医、日本心血管インターベンション治療学会専門医、抗加齢医学会専門医、日本医師会認定健康スポーツ医など

 

 

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