コーヒーを飲むと糖尿病になりづらくなる?
こんにちは。船橋市の内科、循環器内科、心臓内科、糖尿病内科のすぎおかクリニック院長、杉岡です。
今日は、『コーヒー摂取と糖尿病の関係』についてお話します
糖尿病の危険性
今更ながらですが、一度糖尿病について簡単に復習をしておきましょう。
糖尿病になると、いったいどんな危険があるのか?ということです。
これは、あらゆる病気のリスクが高くなると言っても過言ではありません。
がんのリスクも上がると言われていますし、当然動脈硬化のリスクも上がります。
動脈硬化のリスクが上がると、心筋梗塞や脳卒中のリスクもあがる。
だからこそ、私達は糖尿にならないように日々気をつけることが必要です。
そこで今回のお話になります。
コーヒーを飲むと糖尿病に罹患するリスクが減少するという報告なのです。
コーヒー摂取と糖尿病のリスク
オランダのエラスムス大学のチームがこの点に関して研究、報告をしています。
対象は約15万人です。
結果ですが、1日1杯のコーヒーを飲むと、糖尿病の発症リスクが4~6%低下したというものでした。
そしてこの結果はインスタントコーヒーを飲むよりもドリップコーヒーを飲んだ場合に強かったそうです。
では、なぜこのような結果になったのか?ということですが、どうやらコーヒーによる抗炎症効果が関与していたのではないか?と考察しています。しかし、この考えはあくまでも考察に過ぎず、今後のさらなる研究が必要とされるところだと思います。
コーヒーには抗炎症効果があるものの、カフェインの過剰摂取の問題もあります。
あくまでも適度な量で楽しむということを忘れないようにしたいですね。
当院は心臓血管病などの循環器疾患や高血圧、糖尿病などの生活習慣病に力を入れています。
動脈硬化を予防したい方、または心臓病を発症したあとの再発予防のかたなどが船橋市、鎌ケ谷市、習志野市,、市川市、千葉市を始め多くの方に来院頂いています。
在籍医師は、院長はじめ循環器専門医資格を多くの医師が有しております。
医師、専門スキルを持った看護師(糖尿病療養指導士、抗加齢学会指導士、心臓リハビリテーション指導士)、専門エコー技師、管理栄養士、経験豊富な医療事務の全員で、チームで患者さんを診療させていただいております。
どうぞ安心してご来院ください
タグ:糖尿病 | 論文