食後血糖抑制と長時間の座位
こんにちは。すぎおかクリニック院長、杉岡です。
今日のテーマは、『長時間の座位と食後血糖』の関係です。
長時間座位の間に運動を挟むと・・・
長時間の座位が体に良くないことは皆様ご存知のことと思います。
今回、長時間座位に際し、途中で軽い運動を挟んだ場合に食後血糖値やインスリン値に変化が見られることがわかりました。
英国国立衛生研究所(NIHR)レスター生物医学研究センターのJoseph Henson氏らが「Medicine & Science in Sports & Exercise」誌に報告しています。
研究の対象は129人。6,5時間の坐位を維持するグループと、30分ごとに5分ほど立位をとるグループ、もう一つは30分ごとに5分ほどの軽い運動(ウォーキングなど)の3群間で、食後の血糖値やインスリン値に抑制光画が出るか検討しました。
その結果、座位を続けたグループと30分ごとの立位をとったグループでは食後血糖値やインスリン値に変化がなかったが、30分ごとに5分程度の軽い運動を行ったグループのみ食後血糖値やインスリン値が抑制されることが判明したのです。
座位時間が長く続く場合、それを途中で中断し身体を少しだけでも動かすという行動で、糖尿病の効果的な予防効果があることが示されました。
普段から座位での作業が多いと思ったら、ほんの少しでもいいから休憩をはさみ、体を動かしてみましょう。
当院は心臓血管病などの循環器疾患や高血圧、糖尿病などの生活習慣病に力を入れています。
動脈硬化を予防したい方、または心臓病を発症したあとの再発予防のかたなどが船橋市、鎌ケ谷市、習志野市,、市川市、千葉市を始め多くの方に来院頂いています。
在籍医師は、院長はじめ全員が循環器専門医資格を有しております。
医師、専門スキルを持った看護師(糖尿病療養指導士、抗加齢学会指導士、心臓リハビリテーション指導士)、専門エコー技師、経験豊富な医療事務の全員で、チームで患者さんを診療させていただいております。
どうぞ安心してご来院ください
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