糖尿病発症リスクと魚介類摂取量
こんにちは。すぎおかクリニック院長、杉岡です。
今日は、糖尿病と魚介類の摂取量の関係についてお話します。
魚を食べる量と糖尿病発症抑制
魚を食べてると糖尿病になりにくいのか?そんな疑問を解決する日本人の研究発表を紹介します。
愛知職域コホート研究からの発表です。
対象は糖尿病になっていない35歳~66歳の4200人あまりの日本人。
魚介類を週に200g以上摂っている人とそうでない人に分けて6年後の糖尿病発症率を比較しました。
結果:週に200g以上魚介類を摂取していると、なんと糖尿病の発症率は73%も抑制されていたのです!
魚介類の効果
魚介類はオメガ3といわれる良質の油を豊富に含んでいます。
いわゆるEPA、DHAです。これらの摂取が心臓血管病の発症を抑制するという論文も数多く出ています。
今回、魚介類の摂取が心臓血管病以外に糖尿病も抑制する効果が高いことがわかったのです。
そして何よりも日々の食生活を見直すことが、様々な病気を予防してくれるということですね。
当院は循環器疾患と高血圧、糖尿病、高コレステロールなどの生活習慣病に力を入れています。
動脈硬化や心臓病が気になる方、または心臓病を発症したあとの再発予防のかた、糖尿病の合併症を抱えた方など、船橋市、鎌ケ谷市、習志野市,、市川市、千葉市を始め多くの地域から来院頂いています。
<院長プロフィール>
地元船橋の大穴北小学校第一回卒業生です
大穴中学校、県立千葉高校卒業
平成3年千葉大学医学部卒業
平成6年より2年間船橋市立医療センター勤務
平成8年 倉敷中央病院で循環器の専門トレーニング
平成9年より平成26年3月まで船橋市立医療センター心血管センター循環器内科副部長として勤務
平成26年5月すぎおかクリニック開院
<取得資格>
医学博士、日本内科学会認定医、日本循環器学会専門医、日本心血管インターベンション治療学会専門医、抗加齢医学会専門医、日本医師会認定健康スポーツ医など
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