糖尿病と骨粗鬆症
こんにちは。すぎおかクリニック院長、杉岡です。
今日は糖尿病と骨粗鬆症の関係についてお話します。
糖尿病だと骨折しやすい
糖尿病になると、骨折リスクは1.3倍から7倍にものぼると言われています。
骨の強度は骨密度+骨質と言われています。
糖尿病の患者さんでは特に骨質が低下しやすいと言われており、
実際糖尿病前段階の状態の方でも骨密度が高いにも関わらず、骨折リスクが高いと言われています。
また、糖尿病のかたは、神経障害で足のしびれが出ていたり、網膜障害で視力の低下があったりなどで、転倒しやすくなっています。
そして、高齢の方ではサルコペニアと呼ばれる筋力低下が顕著になり、余計に転倒・骨折のリスクが上昇してしまいます。
骨折を予防する
まずは、糖尿病の治療をしっかりおこなうこと、これが大前提です。
報告によると、HBA1cが7.5%を超えると骨折リスクが高くなるとも言われていますので、良好なコントロールに注意することが必要です。
そして、骨密度を低下させないために、カルシウムを摂取することや日光にあたること、そして運動も非常に大事です。
当院は心臓血管病などの循環器疾患や高血圧、糖尿病などの生活習慣病に力を入れています。
動脈硬化を予防したい方、または心臓病を発症したあとの再発予防のかたなどが船橋市、鎌ケ谷市、習志野市,、市川市、千葉市を始め多くの方に来院頂いています。
<院長プロフィール>
地元船橋の大穴北小学校第一回卒業生です
大穴中学校、県立千葉高校卒業
平成3年千葉大学医学部卒業
平成6年より2年間船橋市立医療センター勤務
平成8年 倉敷中央病院で循環器の専門トレーニング
平成9年より平成26年3月まで船橋市立医療センター心血管センター循環器内科副部長として勤務
平成26年5月すぎおかクリニック開院
<取得資格>
医学博士、日本内科学会認定医、日本循環器学会専門医、日本心血管インターベンション治療学会専門医、抗加齢医学会専門医、日本医師会認定健康スポーツ医など
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