睡眠時無呼吸症候群の問題
こんにちは。すぎおかクリニック院長、杉岡です。
今日は、『睡眠時無呼吸症候群』についての話です。
睡眠時無呼吸症候群は、ご家族などから夜間のいびきや無呼吸を指摘されて発見されることがほとんどです。そして周りから指摘されても、ただ単に夜間に少しだけ息が止まる病気で大したことはないと考え、検査をしない方が大勢いらっしゃいます。
しかし、睡眠時無呼吸症候群はしっかりとして治療を行わないと様々な合併症・症状を引き起こすと言われています。
睡眠時無呼吸症候群の問題
では、睡眠時に無呼吸を起こすと一体どんな問題が起こるのでしょうか?
1つ目は日常生活に関わる問題です。
睡眠時無呼吸は、夜間の良質の睡眠が十分に確保できないために昼間の眠気が強く出現し、通常の日常生活が送れない、集中力が続かない、ぼーっとしてしまう、などの症状が出てきます。
場合によっては会議中に居眠りしてしまったり、特に危険なのは運転中の居眠りです。運転中の居眠りによって交通事故を起こす危険性が極めて高くなります。
また、抑うつ状態を引き起こすこともあります。
2つ目は合併症です。
睡眠時無呼吸症候群になると心筋梗塞や脳卒中を合併する率が高くなると言われています。
高血圧や糖尿病などの生活習慣病を合併している率も高いと言われています。
睡眠時無呼吸症候群の検査
当院では簡易型のポリグラフ検査を行っています。機械を貸し出し、ご自宅で機械を装着することで、睡眠時無呼吸症候群の重症度を簡単に判断できます。
気になる方はお気軽にご相談ください
当院は心臓血管病などの循環器疾患や糖尿病などの生活習慣病に力を入れています。
動脈硬化を予防したい方、または心臓病を発症したあとの再発予防のかた、睡眠時無呼吸症候群のかたなどが船橋市、鎌ケ谷市、習志野市,、市川市、千葉市を始め多くの方に来院頂いています。
<院長プロフィール>
地元船橋の大穴北小学校第一回卒業生です
大穴中学校、県立千葉高校卒業
平成3年千葉大学医学部卒業
平成6年より2年間船橋市立医療センター勤務
平成8年 倉敷中央病院で循環器の専門トレーニング
平成9年より平成26年3月まで船橋市立医療センター心血管センター循環器内科副部長として勤務
平成26年5月すぎおかクリニック開院
<取得資格>
医学博士、日本内科学会認定医、日本循環器学会専門医、日本心血管インターベンション治療学会専門医、抗加齢医学会専門医、日本医師会認定健康スポーツ医など
タグ:動脈硬化 | 生活習慣病 | 睡眠時無呼吸症候群 | 糖尿病 | 肥満 | 高血圧