心臓病のリスクは卵を食べても上がらない
こんにちは。すぎおかクリニック院長、杉岡です。
卵は必須栄養素をバランス良く摂取できる食べ物ですが、一部では、卵の摂取で心臓病リスクが高まる可能性があるとして、食べすぎないように助言しているところもあるようです。
確かに、卵にはコレステロールがたくさん含まれているために、心臓病の危険性は常に心配されてきました。
今回、1日1個の卵を食べ続けても心臓病の危険性は上がらない、とする大規模な研究結果が発表されました。
心臓病と卵
対象は50カ国からの約17万人のかた。
『Association of egg intake with blood lipids, cardiovascular disease, and mortality in 177,000 people in 50 countries』
この論文の結果、卵摂取と血中コレステロールなどの脂質、死亡率、または心臓血管病のイベントとの間に関連性は見つからなかったとのことです。
今回の研究で、卵が心臓血管病に何ら悪影響を及ぼさないことがわかりました。
卵には必須ビタミンやミネラル、非常に良質のタンパク質などが豊富に含まれていますからね
動脈硬化を予防したい方、糖尿病の方、狭心症・心筋梗塞または心臓病を発症したあとの再発予防のかたなどが船橋市、鎌ケ谷市、習志野市,、市川市、千葉市を始め多くの方に来院頂いています。
<院長プロフィール>
地元船橋の大穴北小学校第一回卒業生です
大穴中学校、県立千葉高校卒業
平成3年千葉大学医学部卒業
平成6年より2年間船橋市立医療センター勤務
平成8年 倉敷中央病院で循環器の専門トレーニング
平成9年より平成26年3月まで船橋市立医療センター心血管センター循環器内科副部長として勤務
平成26年5月すぎおかクリニック開院
<取得資格>
医学博士、日本内科学会認定医、日本循環器学会専門医、日本心血管インターベンション治療学会専門医、抗加齢医学会専門医、日本医師会認定健康スポーツ医など
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