心不全を予防するために
こんにちは。すぎおかクリニック院長、杉岡です。
今日のテーマは『心不全の予防と体温』です。
心不全と冷え
寒い時期、体温が冷えていくのをよぼうするために、末梢の血管が収縮し、手足の血流を低下、内臓への血流を保とうと働きます。
血圧は上昇し、全身へ十分な栄養を送ろうとします。
そのため、心臓に過度の負担がかかり、心臓のポンプ機能が破たん、心不全になる方がふえてきます。
そこで、心不全の予防には、『体を温める』という作業がとても大事になってきます。
体温をあげやすい食材をとる
有名な食材として、まず頭に浮かぶのは『ショウガ』ではないでしょうか?
しょうがは、体温を温める食材として、漢方薬にもよく使われています。
ちょっとしたことですが、生姜湯、ショウガ茶、ジンジャーティーなど、温かい飲み物にしょうがを加えてみるという一工夫をしてみることが、結果的に心臓病を予防してくれます。
特に、心筋梗塞や狭心症などの心臓発作は冬の寒い朝などに起きやすいといわれています。
病気の予防は、毎日の自己管理から、ですね。
<院長プロフィール>
地元船橋の大穴北小学校第一回卒業生です
大穴中学校、県立千葉高校卒業
平成3年千葉大学医学部卒業
平成6年より2年間船橋市立医療センター勤務
平成8年 倉敷中央病院で循環器の専門トレーニング
平成9年より平成26年3月まで船橋市立医療センター心血管センター循環器内科副部長として勤務
平成26年5月すぎおかクリニック開院
<取得資格>
医学博士、日本内科学会認定医、日本循環器学会専門医、日本心血管インターベンション治療学会専門医、抗加齢医学会専門医、日本医師会認定健康スポーツ医など
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