不整脈と動悸
こんにちは。船橋市の内科、循環器、心臓内科、糖尿病内科のすぎおかクリニック院長、杉岡です。
今回のテーマは・・・
不整脈
についてです。
このくくり、循環器専門医の立場からすると、実は相当広いので、ザックリと話しますので、ザックリと読んでくださいね。
不整脈というと、どんな症状が出るのでしょうか?
一般的には
動悸
ですよね。
動悸の訴えにも色々ありますが、今回は
期外収縮
についてお話しします。
期外収縮という不整脈は、脈をとっているうちに、何回かのうちの一回が脈が飛ぶ、ような自覚を持つ方がおおいタイプです。
健康診断でもよく引っ掛かる異常です。
では、病院でこの不整脈が見つかった場合、どうすればよいでしょうか?
「不整脈が出てるので薬出しておきますね」
と言われたら??
大間違いです!
もちろん、薬が必要な人もいないわけではありません。しかし、他の検査もせず、いきなり薬は使いません。
一般的には放っといて大丈夫ですが、状況次第で精密検査が必要な方もいらっしゃいます。
例えば、丸一日心電図をつけっぱなしにして、一日トータルの不整脈をみる24時間心電図(ホルター心電図)などがあります。
また、不整脈の中には薬が絶対必要なタイプもありますので、その点は注意してくださいね
当院では、ホルター心電図はもちろんのこと、心臓超音波検査も完備しています
不整脈検査もバッチリです
(2014年3月の院長ブログからの再掲載です)