施設案内
医院施設
患者さんが安心してご来院いただけるよう、快適で清潔な空間づくりを心がけています。
待合室
外観
受付
診察室
検査室
レントゲン室
トイレ(バリアフリー)
専用駐車場
空気洗浄機
全国10,000カ所以上の医療施設に導入されている、「医療従事者が選ぶ空気清浄機No.1」の「Air dog(エアドッグ)X5sシリーズ」を当院でも導入しております。
「ウイルスの6分の1」の大きさである0.0146μmの微細粒子までもが除去され、また、清浄スピードも非常に早く10分以内に院内の空気が入れ替わります。
感染症対策が求められる昨今ですが、心臓・血管・糖尿に関する不安をお持ちの方でも、安心して院内にて滞在いただけます。
自動精算機
非接触、キャッシュレス決済の時代に対応し、当院でも自動精算機にてお会計をしていただきます。なお、キャッシュレス決済は、クレジット(VISA/MASTER)のご利用が可能となっています。
診療設備
病院レベルの充実した医療機器を取り揃えております。
運動負荷心電図
健康診断などで行われている心電図は安静時心電図と呼ばれているものです。安静時心電図では狭心症など、運動で誘発される心臓病を見抜くことはできません。当院では、院内で運動負荷心電図を行うことで狭心症などの虚血性心疾患などの検出やフォローアップに役立てています。
特に、心筋梗塞や狭心症でステント留置や冠動脈バイパス術(CABG)を行った人では、定期的に運動負荷検査を行って、再発がないかを調べることは非常に大切なことと考えます。
血圧脈波検査装置
この検査は両手両足の血圧と脈波を同時に測定する検査です。この検査でわかることは全身の動脈硬化度、いわゆる血管の硬さ・血管年齢です。実年齢と比較して自分の血管がどの程度老化しているのか?が把握できます。
また、閉塞性動脈硬化症(ASO)と呼ばれる病気の検出にも不可欠な検査です。この病気は動脈硬化などで上肢または下肢の血管が詰まってしまう病気です。狭心症や心筋梗塞、脳梗塞など動脈硬化の病気を患っている人や糖尿病の人に起こりやすい病気です。糖尿病性壊疽という病気を聞いたことがあるかもしれません。これはまさに糖尿病で下肢の血管が詰まってしまい、足先の血流が途絶、壊死してしまう病気です。
この検査は動脈硬化のある方、心臓病や脳卒中の既往のある方、糖尿病や高血圧、脂質異常症のような生活習慣病の方などには必要な検査です。
ホルター心電図
24時間心電図とも呼ばれています。心電図を1日中体に装着して過ごしていただく検査です。動悸や胸痛、息切れなど心臓発作や不整脈の検出に役立ちます。特に心筋梗塞や心不全の方は、症状なく重篤な不整脈が出ることがあります。重症な不整脈や突然死のリスクを防ぐ意味においても、心筋梗塞や弁置換、心不全、バイパス手術後、不整脈の薬を服用してる方は定期的にこちらの検査を行うことが必要です。
ペースメーカーチェック
当院では、院内にペースメーカーチェック装置を置いています。メドトロニック社のペースメーカーを留置されている方は、院内で即日チェックが可能です。
また、他のメーカーのペースメーカーを留置されている方も連携をとってペースメーカーチェックを行っておりますので、詳細はお電話にてご相談ください。
血液凝固分析装置
これは、血液のサラサラ度を院内で迅速に検査する装置です。循環器疾患、心臓疾患の方でワーファリンを内服されている方は定期的に血液サラサラ度を検査する必要があります。なぜなら薬が効きすぎたら出血リスクが増し、効かなすぎたら血栓ができてしまうリスクが増すからです。INRという検査を当院では院内で行っています。すぐに検査結果が出るので、その数字を参考に当日のワーファリン量を決定できます。
ヘモグロビンA1c(HbA1c)検査装置
ヘモグロビンA1c(HbA1c)値は糖尿病の重症度を把握する上で必須の検査です。
HbA1c値とは過去2ヶ月ほどの血糖値の平均を反映するもので、糖尿病の治療に非常に大切な指標の一つです。
当院には糖尿病の方が多数来院されており、院内で迅速にHbA1c値を計測しています。
血糖検査装置
来院時の血糖値を迅速検査する装置です。来院時の血糖値を知ることで、糖尿病の状況を把握することが可能です。
自動血球計数測定装置
この検査では白血球、赤血球、血小板などの数値を測定します。
貧血の有無や感染症の重症度把握などに役立ちます。
自動CRP測定装置
この検査ではCRPという数値を測定します。
CRP値は体内の炎症度を測定する検査です。感染の重症度や自己免疫疾患の活動性など非常に幅広く活用できる検査項目です。
トリアージテストメーター
院内で緊急に測定する必要がある項目です。心筋梗塞の有無、肺塞栓症の有無、心不全の重症度把握になくてはならない検査です。
検査項目としては、
- ・CK-MB、トロポニン値:この2つは胸痛などで緊急来院された方が心筋梗塞を起こしていないかを検出する検査です。心筋梗塞を起こすと心臓の筋肉の細胞が一部壊死してくるため、その時に血液内に流出するこれらの成分を検出することで心筋梗塞の診断に役立てています。
- ・Dダイマー値:この検査では肺塞栓を起こしていないかを迅速に診断します。
- ・NTproBNP値:この検査は心不全の重症度把握に活用しています。
当院では心不全、心臓機能が低下されている方が多く来院されています。心不全は見逃すと容易に重症化するため厳密なメンテナンスが必須です。私たちは院内でNTproBNP値を計測することで、軽度の心不全を見逃さないように努めています。そして、もし軽度の心不全が見つかった場合は処方内容の変更などを行い、心不全が重症化しないように未然に防ぐ診療、治療を行っています。重症化リスクが高い場合は救急病院などと連携をとり、最善の治療に努めています。
睡眠時無呼吸検査装置
睡眠時無呼吸症候群という病気があります。文字通り、夜間睡眠時に呼吸が止まってしまう病気です。睡眠時無呼吸の方は十分な睡眠が取れないため、昼間の眠気が強く、運転中の居眠りなど事故に発展してしまう危険性があります。また、睡眠時無呼吸症候群は高血圧のリスクや心臓病のリスクも高くなります。そのために睡眠時無呼吸がないか検査することはとても大事です。当院では簡易的な無呼吸診断装置を用意しております。
超音波検査装置
超音波検査はあらゆる病気の検出やフォローアップに欠かせない検査です。
当院には心臓病や動脈硬化の方が多く来院されます。そのために当院ではそういった患者さん方へ心臓エコー検査を数多く行っています。心臓エコー検査では心臓の動きなどを検査しています。この検査を行うことで、心臓機能の程度はもちろん、心臓肥大、心不全の有無や重症度、心筋梗塞やバイパス手術のフォロー、弁膜症の有無、弁置換術後の程度、高血圧性心不全や糖尿病性心筋症、肥大型心筋症や拡張型心筋症のフォロー、ペースメーカー留置後の心臓機能、肺高血圧症の程度など本当に多くの情報が得られます。この情報をもとに適切な薬剤の調節も可能となってきます。
また、当院で徹底的に行っているもう一つの検査に頸動脈エコー検査があります。これは頸動脈の動脈硬化、プラークを測定することで、検査された方の動脈硬化や脳卒中のリスクを細かく把握するものです。心臓病や脳卒中の方はもちろん、糖尿病や高血圧、脂質異常症、肥満、高齢者、動脈硬化の遺伝歴がある方など、多くの方に受けていただきたい必須検査です。
なお、現在、腹部エコー検査、下肢静脈エコー検査は夏見台院のみで行っています。
超音波検査を受けられたい方は是非ご相談ください。